「第30回4月の春親善芸術祝典 閉幕公演」:日本人歌手、遠山洋子が歌う『千里でも万里でも』、外国人の朝鮮語の中では一番上手だが、さびで・・・、結局、中国の出演者はなし (2016年4月18日 「朝鮮中央TV」)
18日、「朝鮮中央TV」で、過去記事でも話題にした「第30回4月の春親善芸術祝典 最終公演」が放送された。既出の出演者からの再出演が中心であったが、在日朝鮮人を除けば、日本人唯一の出場者、遠山洋子さんが歌った。この女性、過去にも「4月の春」には出演しているようである。日本のHPで調べると、肩書きは「日朝音楽芸術交流会副会長 日朝芸術文化交流協会事務局長」となっているが、「4月の春」では「日朝音楽芸術交流会」とだけ紹介されている。
「4月の春」では、過去記事で紹介したベラルーシ女性やペルー女性のような「ユニークな朝鮮語の歌」が多数披露されたが、在外朝鮮人を除く外国人では、遠山さんの朝鮮語がもっとも上手だった。しかし、残念ながらこの歌のサビの部分「千里でも、万里でも」の部分で、日本語発音に引っ張られ「チョンリラド、マンリラド」と歌っている。朝鮮語の歌唱指導が悪かったのかもしれないが、ここは文字では「チョンリラド、マンリラド(천리라도 만리라도)」と書いてあっても、流音化して「チョルリラド、マルリラド(철리라도 말리라도)」と発音しなければならない。サビの部分であるだけに、残念だ。確かに、学生も終声の리을は、発音に苦労するのだが。歌は演歌調であるが、上手だと思う。
YouTubeにアップロードしておいた。
Source: KCTV, 2016/04/18
オマケに、イタリア人指揮者ジュリアノ・ソグニ(音訳)指揮、国立交響楽団演奏の『我々はあなたしか知らない』。こちらは「第4組」より。
Source: KCTV, 2016/04/18
結局、在中朝鮮人以外の中国から来た人の公演はなかったようだ。一方、ロシアの芸術団は複数あった。
「4月の春」では、過去記事で紹介したベラルーシ女性やペルー女性のような「ユニークな朝鮮語の歌」が多数披露されたが、在外朝鮮人を除く外国人では、遠山さんの朝鮮語がもっとも上手だった。しかし、残念ながらこの歌のサビの部分「千里でも、万里でも」の部分で、日本語発音に引っ張られ「チョンリラド、マンリラド」と歌っている。朝鮮語の歌唱指導が悪かったのかもしれないが、ここは文字では「チョンリラド、マンリラド(천리라도 만리라도)」と書いてあっても、流音化して「チョルリラド、マルリラド(철리라도 말리라도)」と発音しなければならない。サビの部分であるだけに、残念だ。確かに、学生も終声の리을は、発音に苦労するのだが。歌は演歌調であるが、上手だと思う。
YouTubeにアップロードしておいた。
Source: KCTV, 2016/04/18
オマケに、イタリア人指揮者ジュリアノ・ソグニ(音訳)指揮、国立交響楽団演奏の『我々はあなたしか知らない』。こちらは「第4組」より。
Source: KCTV, 2016/04/18
結局、在中朝鮮人以外の中国から来た人の公演はなかったようだ。一方、ロシアの芸術団は複数あった。