「北の米国、干し戦略」:200km上空で水平飛行する弾道ミサイル、17km上空で突如消えるステルス弾道ミサイル、失敗も成功 (2016年3月29日 「uriminzokkiri-TV」)
29日、「uriminzokkiri-TV」に掲載された報道動画で面白いことを言っている。動画は、韓国の『自主新報』を引用する形で、「北が少し前に公開した宇宙空間を高度200km上空で水平飛行する奇想天外な弾道ミサイル」、「17km地点でレーダーから消えた幽霊のような弾道ミサイル」を使って「米国本土の拠点を攻撃すれば、米国はどうするのだろうか」としている。「宇宙空間を高度200kmで水平飛行する」ミサイルについては、何を指しているのかは分からないが、「17km地点でレーダーから消えた」ミサイルは、韓国国防当局が発表するも、北朝鮮は報道しなかった日本海に向けたノドンと思われる飛翔体の発射のうち、1発が発射直後に消えたことを指しているのであろう。もしかすると、200km飛行後、日本海に着弾した方が、「宇宙空間を水平飛行」する弾道ミサイルなのかもしれない。
『自主新報』、「김정은제1위원장의 미국 말리기 전략」、http://www.jajusibo.com/sub_read.html?uid=26594§ion=sc2§ion2=
「17km地点でレーダーから消えた」理由を単に空中爆発したと考えていたが、どうやら「ステルス・ミサイル」を北朝鮮が開発したという見方もあり、それにuriminzokkiri-TVが飛びついたのであろう。「ステルス・ミサイル」など本当にあるのかどうか分からないが、普通に考えれば失敗と思われる発射を「ステルス・ミサイル」実験成功のごとく報道してしまうuriminzokkiri-TVもなかなかである。
なお、300mm放射砲も「飛行高度が低いので、ミサイル迎撃システムでは捕捉不能。移動式なので発射地点を特定することも困難」と『自主新報』は報じている。

Source: uriminzokkiri-TV, 2016/03/29

Source: uriminzokkiri-TV, 2016/03/29
「元帥様」は、次々と新型兵器を開発し、米国に対応策のための資金を投入させ、米国を「干す」戦略だとうのが記事の趣旨であるが、北朝鮮の新兵器とて「自力自強」だとしても、開発には相当の資金を要するわけで、下手をすると北朝鮮が先に干からびてしまうことになる。
「元帥様」は、ますます太ってきているが、人民がベルトを締め上げ、挙げ句の果てに干からびて餓死してしまうような「苦難の行軍、強行軍」だけは繰り返さないで欲しい。
『自主新報』、「김정은제1위원장의 미국 말리기 전략」、http://www.jajusibo.com/sub_read.html?uid=26594§ion=sc2§ion2=
「17km地点でレーダーから消えた」理由を単に空中爆発したと考えていたが、どうやら「ステルス・ミサイル」を北朝鮮が開発したという見方もあり、それにuriminzokkiri-TVが飛びついたのであろう。「ステルス・ミサイル」など本当にあるのかどうか分からないが、普通に考えれば失敗と思われる発射を「ステルス・ミサイル」実験成功のごとく報道してしまうuriminzokkiri-TVもなかなかである。
なお、300mm放射砲も「飛行高度が低いので、ミサイル迎撃システムでは捕捉不能。移動式なので発射地点を特定することも困難」と『自主新報』は報じている。

Source: uriminzokkiri-TV, 2016/03/29

Source: uriminzokkiri-TV, 2016/03/29
「元帥様」は、次々と新型兵器を開発し、米国に対応策のための資金を投入させ、米国を「干す」戦略だとうのが記事の趣旨であるが、北朝鮮の新兵器とて「自力自強」だとしても、開発には相当の資金を要するわけで、下手をすると北朝鮮が先に干からびてしまうことになる。
「元帥様」は、ますます太ってきているが、人民がベルトを締め上げ、挙げ句の果てに干からびて餓死してしまうような「苦難の行軍、強行軍」だけは繰り返さないで欲しい。