「万里馬」:「党第7回大会」を契機に「万里馬」時代に入るのか (2016年2月10日 「労働新聞」)
10日付けの『労働新聞』に「万里馬」という随筆が掲載された。最後の数行を訳出しておく。
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我々の主体衛星「光明星-4」号は、万里馬の気性で走り、党第7回大会に誇らしい贈り物を準備した宇宙科学者、技術者達の偉勲の創造物であり、全ての人民を奇跡創造へと呼び起こ荘厳な砲声、遠からずこの地の上に展開させる勝利の旗印である。
きょうは、万里馬の話で日が昇り、日が暮れる万里馬時代である。我々の宇宙科学者、技術者が今、万里馬の上に乗って全国の人民に心臓の訴えを呼びかけている。
人々よ、我々の空に万里馬が飛んでいる。
全て、党第7回大会が開催される勝利の5月に向かって、万里馬に乗っていこう!
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金正恩時代の新たな「時代語」となりそうな「万里馬」、これから度々登場することになるのだろうか。
『労働新聞』、「만리마」、http://www.rodong.rep.kp/ko/index.php?strPageID=SF01_02_01&newsID=2016-02-10-0017
<追記>
『労働新聞』HPで検索できる「万里馬」は、2015年8月14日の「政論: 偉大な祖国を歌おう」の中で「10年が1年ではなく、たった8ヶ月に短縮された千里馬、万里馬の奇跡だ」という文で使われており、その後、いくつもの記事の中で使われている。
『労働新聞』、「[정론] 위대한 조국을 노래하노라 」、http://www.rodong.rep.kp/ko/index.php?strPageID=SF01_02_01&newsID=2015-08-14-0007
また、2016年2月10日、上記の「随筆」が掲載された『労働新聞』の「社説 主体朝鮮の衛星を成功裏に打ち上げたその気勢でさらに高く飛躍しよう」という記事の中でも
「強盛国家建設の最全盛期を開いていくための我々軍隊と人民に必勝の自信と勇気を百倍にしてくれ、社会主義朝鮮の無窮無尽な国力を世界に誇った『光明星-4』号は、自強力で世界を踏みしだき上がる我々の力強く気性であり、その道はこの世の如何なる力でも遮ることができない自主の不変軌道であり、主体衛星の速度は、新たな千里馬時代、万里馬時代を切り開きながら怒濤の如く前進する朝鮮の大飛躍の速度である」
「강성국가건설의 최전성기를 열어나가기 위한 총진군길에서 우리 군대와 인민에게 필승의 신심과 용기를 백배해주고 사회주의조선의 무궁무진한 국력을 만방에 과시한 《광명성-4》호는 자강력으로 세계를 디디고 오르는 우리의 억센 기상이고 그 자리길은 이 세상 그 어떤 힘으로도 감히 막을수 없는 자주의 불변궤도이며 주체위성의 속도는 새로운 천리마시대,만리마시대를 펼치며 노도쳐 전진하는 조선의 대비약속도이다.
『労働新聞』、「[사설] 주체조선의 위성을 성과적으로 발사한 기세로 더 높이 비약하자」、http://www.rodong.rep.kp/ko/index.php?strPageID=SF01_02_01&newsID=2016-02-10-0001
と使われている。
「千里馬」は、「首領様」が使い出した言葉なので打ち消すことはもちろんできないが、「将軍様」の「先軍」がそうであったように、「千里馬時代」を強化発展させて「万里馬時代」にしていくことは可能である。
また、uriminzokkiriの「朝鮮語大辞典」サイトで「万里馬」を検索すると、「千里馬より遙かに速く走る馬ということを強調する言葉」と書かれている。したがって、新しい言葉ではないが、用法として「青年大国」のような新たな「時代語」になっていく可能性は十分にある。
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我々の主体衛星「光明星-4」号は、万里馬の気性で走り、党第7回大会に誇らしい贈り物を準備した宇宙科学者、技術者達の偉勲の創造物であり、全ての人民を奇跡創造へと呼び起こ荘厳な砲声、遠からずこの地の上に展開させる勝利の旗印である。
きょうは、万里馬の話で日が昇り、日が暮れる万里馬時代である。我々の宇宙科学者、技術者が今、万里馬の上に乗って全国の人民に心臓の訴えを呼びかけている。
人々よ、我々の空に万里馬が飛んでいる。
全て、党第7回大会が開催される勝利の5月に向かって、万里馬に乗っていこう!
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金正恩時代の新たな「時代語」となりそうな「万里馬」、これから度々登場することになるのだろうか。
『労働新聞』、「만리마」、http://www.rodong.rep.kp/ko/index.php?strPageID=SF01_02_01&newsID=2016-02-10-0017
<追記>
『労働新聞』HPで検索できる「万里馬」は、2015年8月14日の「政論: 偉大な祖国を歌おう」の中で「10年が1年ではなく、たった8ヶ月に短縮された千里馬、万里馬の奇跡だ」という文で使われており、その後、いくつもの記事の中で使われている。
『労働新聞』、「[정론] 위대한 조국을 노래하노라 」、http://www.rodong.rep.kp/ko/index.php?strPageID=SF01_02_01&newsID=2015-08-14-0007
また、2016年2月10日、上記の「随筆」が掲載された『労働新聞』の「社説 主体朝鮮の衛星を成功裏に打ち上げたその気勢でさらに高く飛躍しよう」という記事の中でも
「強盛国家建設の最全盛期を開いていくための我々軍隊と人民に必勝の自信と勇気を百倍にしてくれ、社会主義朝鮮の無窮無尽な国力を世界に誇った『光明星-4』号は、自強力で世界を踏みしだき上がる我々の力強く気性であり、その道はこの世の如何なる力でも遮ることができない自主の不変軌道であり、主体衛星の速度は、新たな千里馬時代、万里馬時代を切り開きながら怒濤の如く前進する朝鮮の大飛躍の速度である」
「강성국가건설의 최전성기를 열어나가기 위한 총진군길에서 우리 군대와 인민에게 필승의 신심과 용기를 백배해주고 사회주의조선의 무궁무진한 국력을 만방에 과시한 《광명성-4》호는 자강력으로 세계를 디디고 오르는 우리의 억센 기상이고 그 자리길은 이 세상 그 어떤 힘으로도 감히 막을수 없는 자주의 불변궤도이며 주체위성의 속도는 새로운 천리마시대,만리마시대를 펼치며 노도쳐 전진하는 조선의 대비약속도이다.
『労働新聞』、「[사설] 주체조선의 위성을 성과적으로 발사한 기세로 더 높이 비약하자」、http://www.rodong.rep.kp/ko/index.php?strPageID=SF01_02_01&newsID=2016-02-10-0001
と使われている。
「千里馬」は、「首領様」が使い出した言葉なので打ち消すことはもちろんできないが、「将軍様」の「先軍」がそうであったように、「千里馬時代」を強化発展させて「万里馬時代」にしていくことは可能である。
また、uriminzokkiriの「朝鮮語大辞典」サイトで「万里馬」を検索すると、「千里馬より遙かに速く走る馬ということを強調する言葉」と書かれている。したがって、新しい言葉ではないが、用法として「青年大国」のような新たな「時代語」になっていく可能性は十分にある。