北朝鮮 「光明星-4号」ロケット発射 (2016年2月7日)
「朝鮮中央TV」通常放送中。「朝鮮記録映画」終了後、10時52分(PST)にアナウンスがあるはず。
北朝鮮のロケット、とにかく目視可能地点では、爆発も墜落もしなかったようだ。発表は「完全成功」と出されることは間違いなく、これで「光明星節」のお祭りムードはさらに盛り上がり、5月の「第7回党大会」に向けて邁進するのであろう。
安保理で中露がどのような動きをするのかは、一応、注目する必要がありそうだが、中国大使館での「親善会合」、ロシアとの新協定締結などからすると、安保理で「水素弾+ロケット」という前代未聞の「安保理決議違反」に対する厳しい対応はないと思う。
<追記>
『労働新聞』HPが2月7日に更新された。当たり前ではあるが、ロケット発射に関する記事はない。「朝鮮中央通信」にもロケット関連報道は見られない。
<追記2>
「全体朝鮮人民に知らせます。2016年2月7日12時から、特別重大報道があります。」と「朝鮮記録映画」を中断して、「朝鮮中央TV」で11時(日本時間)にアナウンス。ロケット発射に関する報道が12時(日本時間12時30分)からあるもよう。
「特別重大報道予告」の日本語付き動画をYouTubeにアップロードしておいた。

Source: YouTube, dprknow channel, https://youtu.be/3qQyQEo3mn8
<追記3>
「朝鮮中央TV」現在、歌を放送中。放送予告通りならば、11時22分(日本時間)から「紹介編集物」の放送が予定されていたが、12時の「特別重大報道」に向けて、スケジュールを変更した模様。
<追記4>
現在、朝鮮人民軍を正規軍として再編成した金日成の業績に関するドキュメンタリーを放送中。「朝鮮人民軍軍旗」の話し。正規軍化と関連あり。10時52分(PST)から予定されていた番組。
<追記5>
世界を大騒ぎさせておき、12時半(JST)に「特別重大報道」を予告しておきながら、「大衆律動体操」(11:55JST)を放送中。北朝鮮は凄い。
<追記6>
「特別重大報道」の内容は以下。
***********
「朝鮮民主主義人民共和国国家宇宙開発局報道」、「光明星-4号」成功裏に発射。
金正恩同志が光明星4号、命令下達。2月6日に命令。直接的な指導で、成功裏な発射を報道する。
地球観測衛星、光明星4号成功裏に発射
科学者と技術者は、国家宇宙計画5カ年計画、2016年計画に従い、光明星4号を軌道に進入させることに完全成功。7日9時に発射、9時09分に軌道に衛星を侵入成功。
光明星4号には、地球観測に必要な測定機材と通信機材が搭載されている。
自主的な宇宙利用権利を堂々と行使。
光明星節が近づくこの時期に、宇宙科学者が国家と人民に差し上げた贈り物。
今後も、主体衛星をさらに多く万里大空に打ち上げるであろう。
********************
<追記7>
ストリーミングが今一つであったようだが、「金正恩同志、光明星-4号発射命令下達」は、日本語字幕を付けてYouTubeにアップロードしておいた。

Source: KCTV, YouTube, dprknow channel, https://youtu.be/gWNlFQ7SaE8
「朝鮮民主主義人民共和国国家宇宙開発局報道」

Source: KCTV, YouTube, dprknow channel, https://youtu.be/WYQ7MSoxLfk
<追記8>
ストリーミングでは一部切れていたが、録画しておいたファイルは、大体収録できていた。要点は、聴取しながら書き込んでいった上と同じだが、運搬ロケットが「銀河」から「光明星」と名称変更された可能性がある。「光明星の運搬ロケット」と解釈するのかもしれないが、これは、写真が公開され、機体に書かれた文字を見るまで分からない。
<追記9>
写真付きバージョンが放送された。こちらも日本語字幕を付けて、YouTubeにアップロードしておいた。
https://youtu.be/0ItRDL4sJco
ロケットの写真が小さいのでよく分からないが、やはり運搬ロケットは「光明星」と名称変更された模様。3つの朝鮮文字が機体に書かれているように見える。発射台は高くなっているようだが、ロケットの長さはむしろ短くなったように見える。写真が小さくてよく分からないが、「銀河3-2」は発射台の段数で数えて9段目ぐらいの所に先端が来ていたが、「光明星運搬ロケット」は7段目ぐらいまでしか来ていないように見える。発射台の組み替えをしたとか、写真の関係かもしれないが、ロケットを小型化した上、「銀河3-2」以上の飛行距離を記録していれば、技術的に向上したということであろう。ロケットの小型化は、「ミサイル」に転用する場合、重要なポイントとなるはずである。

Source: KCTV, 2016/02/07
宇宙から見た地球。「完全成功」の証拠写真。

Source: KCTV, 2016/02/07
飛んでいくロケットを見る「元帥様」

Source: KCTV, 2016/02/07
北朝鮮のロケット、とにかく目視可能地点では、爆発も墜落もしなかったようだ。発表は「完全成功」と出されることは間違いなく、これで「光明星節」のお祭りムードはさらに盛り上がり、5月の「第7回党大会」に向けて邁進するのであろう。
安保理で中露がどのような動きをするのかは、一応、注目する必要がありそうだが、中国大使館での「親善会合」、ロシアとの新協定締結などからすると、安保理で「水素弾+ロケット」という前代未聞の「安保理決議違反」に対する厳しい対応はないと思う。
<追記>
『労働新聞』HPが2月7日に更新された。当たり前ではあるが、ロケット発射に関する記事はない。「朝鮮中央通信」にもロケット関連報道は見られない。
<追記2>
「全体朝鮮人民に知らせます。2016年2月7日12時から、特別重大報道があります。」と「朝鮮記録映画」を中断して、「朝鮮中央TV」で11時(日本時間)にアナウンス。ロケット発射に関する報道が12時(日本時間12時30分)からあるもよう。
「特別重大報道予告」の日本語付き動画をYouTubeにアップロードしておいた。

Source: YouTube, dprknow channel, https://youtu.be/3qQyQEo3mn8
<追記3>
「朝鮮中央TV」現在、歌を放送中。放送予告通りならば、11時22分(日本時間)から「紹介編集物」の放送が予定されていたが、12時の「特別重大報道」に向けて、スケジュールを変更した模様。
<追記4>
現在、朝鮮人民軍を正規軍として再編成した金日成の業績に関するドキュメンタリーを放送中。「朝鮮人民軍軍旗」の話し。正規軍化と関連あり。10時52分(PST)から予定されていた番組。
<追記5>
世界を大騒ぎさせておき、12時半(JST)に「特別重大報道」を予告しておきながら、「大衆律動体操」(11:55JST)を放送中。北朝鮮は凄い。
<追記6>
「特別重大報道」の内容は以下。
***********
「朝鮮民主主義人民共和国国家宇宙開発局報道」、「光明星-4号」成功裏に発射。
金正恩同志が光明星4号、命令下達。2月6日に命令。直接的な指導で、成功裏な発射を報道する。
地球観測衛星、光明星4号成功裏に発射
科学者と技術者は、国家宇宙計画5カ年計画、2016年計画に従い、光明星4号を軌道に進入させることに完全成功。7日9時に発射、9時09分に軌道に衛星を侵入成功。
光明星4号には、地球観測に必要な測定機材と通信機材が搭載されている。
自主的な宇宙利用権利を堂々と行使。
光明星節が近づくこの時期に、宇宙科学者が国家と人民に差し上げた贈り物。
今後も、主体衛星をさらに多く万里大空に打ち上げるであろう。
********************
<追記7>
ストリーミングが今一つであったようだが、「金正恩同志、光明星-4号発射命令下達」は、日本語字幕を付けてYouTubeにアップロードしておいた。

Source: KCTV, YouTube, dprknow channel, https://youtu.be/gWNlFQ7SaE8
「朝鮮民主主義人民共和国国家宇宙開発局報道」

Source: KCTV, YouTube, dprknow channel, https://youtu.be/WYQ7MSoxLfk
<追記8>
ストリーミングでは一部切れていたが、録画しておいたファイルは、大体収録できていた。要点は、聴取しながら書き込んでいった上と同じだが、運搬ロケットが「銀河」から「光明星」と名称変更された可能性がある。「光明星の運搬ロケット」と解釈するのかもしれないが、これは、写真が公開され、機体に書かれた文字を見るまで分からない。
<追記9>
写真付きバージョンが放送された。こちらも日本語字幕を付けて、YouTubeにアップロードしておいた。
https://youtu.be/0ItRDL4sJco
ロケットの写真が小さいのでよく分からないが、やはり運搬ロケットは「光明星」と名称変更された模様。3つの朝鮮文字が機体に書かれているように見える。発射台は高くなっているようだが、ロケットの長さはむしろ短くなったように見える。写真が小さくてよく分からないが、「銀河3-2」は発射台の段数で数えて9段目ぐらいの所に先端が来ていたが、「光明星運搬ロケット」は7段目ぐらいまでしか来ていないように見える。発射台の組み替えをしたとか、写真の関係かもしれないが、ロケットを小型化した上、「銀河3-2」以上の飛行距離を記録していれば、技術的に向上したということであろう。ロケットの小型化は、「ミサイル」に転用する場合、重要なポイントとなるはずである。

Source: KCTV, 2016/02/07
宇宙から見た地球。「完全成功」の証拠写真。

Source: KCTV, 2016/02/07
飛んでいくロケットを見る「元帥様」

Source: KCTV, 2016/02/07