「敬愛する金正恩同志をお迎えし、主体朝鮮初の水素弾実験成功に寄与した科学者と技術者、軍人建設者、労働者、幹部に対する党及び国家表彰授与式が開催された」:「全訳」した「論評」等を「元帥様」の言葉で、受賞者の名前はまだ未公表 (2016年1月13日 「朝鮮中央通信」)
13日、「朝鮮中央通信」が、「元帥様」が「水素弾」実験に関与した人々を「直接」表彰したと伝えた。
表彰者の名前は公表されていないし、その様子を紹介する写真も今のところ配信されていない。「記念写真」を過去記事にも掲載したように顔を確認できないような画角とサイズで配信しているので、今回も関与者は見せないのかもしれない。李マンゴンに対する表彰があったのか、あったとすればどのような賞が授与されたのか知りたいところではある。
過去記事で、「宴会」、「祝賀公演」、パレードが続くのではないかと書いたが、今回は、表彰が一番先に来た。これも上に書いた、非公開と関連があるのかもしれない。
既に過去記事で紹介した内容ではあるが、今回は「元帥様」の言葉として同じようなことを言っている。主要な部分は以下。
**********
敬愛する金正恩同志は、参加者が今日の誇りと自負を胸に深く刻み、偉大な首領様達の最大の愛国遺産である我々の核武力を質量的にさらに強化するための頭脳戦、実力戦に総邁進、総決起することで党の核武力建設思想と並進を徹底して貫徹することについて話された。
경애하는 김정은동지께서는 참가자들이 오늘의 긍지와 자부심을 가슴깊이 간직하고 위대한 수령님들의 최대의 애국유산인 우리의 핵무력을 질량적으로 더욱 강화하기 위한 두뇌전,실력전에 총매진,총궐기함으로써 당의 핵무력건설사상과 방침을 철저히 관철할데 대하여 말씀하시였다.
**********
「核武力建設思想」という言葉が、新しく感じる(過去の発言等は、未確認)
**********
敬愛する金正恩同志は、今、米帝とその追従勢力が我々を制裁する、戦略兵器を南朝鮮に持ち込むと言いながら、朝鮮半島の情勢を極度に緊張させながら、核戦争の火の雲をもたらしていると仰りながら、敵共が我々の自主権を侵害し、威嚇的な挑発をするならば、党中央の命令に従い、任意の時刻に任意の空間で米帝を頭目とする帝国主義勢力に核攻撃を加えることができる核武装力を質量的にさらに強化していかなければならないと仰り、核武装の強化発展のための綱領的な課業を提示された。
경애하는 김정은동지께서는 지금 미제와 그 추종세력들이 우리를 제재한다,전략무기들을 남조선에 끌어들인다 하며 조선반도의 정세를 극도로 긴장시키면서 핵전쟁의 불구름을 몰아오고있다고 하시면서 적들이 우리의 자주권을 침해하고 위협적인 도발을 감행한다면 당중앙의 명령에 따라 임의의 시각에 임의의 공간에서 미제를 괴수로 하는 제국주의세력에게 핵공격을 가할수 있게 핵무장력을 질량적으로 더욱 강화해나가야 한다고 하시면서 핵무장의 강화발전을 위한 강령적인 과업들을 제시하시였다.
********************
「任意の空間」は、水中からもミサイルからもということか。さらに、「米帝」本土のみならず「追従勢力」(近くでは、日韓)にも「核攻撃を加える」と。「さらに強化」ということは、今でもできるが、「質量的に」増強するということであろう。
基本的には、「論評」等の内容と大きな違いはないが、「元帥様」の発言という点で注目される。それにしても、「米帝」を威嚇・挑発するのは昨日今日始まったことではないが、中国はこの発言を聞いてどう思うのであろうか。過去記事で紹介した「中国外交部スポークスパーソン」発言後もフォローしているが、「核には反対」しているものの、「六者会談」を繰り返し持ち出し、米韓に対しても「緊張を激化する行動は自制」するよう求めている。「元帥様」のこの発言は、中国がこれ以上何もできないと高を括ったものなのか、開き直りなのか、今のところまだ分からない。安保理の追加制裁があるのか、あるならば、その内容とも関連し、注目しなければならない。
<追記>
『労働新聞』に授賞式の写真が掲載された。

Source: 『労働新聞』、「경애하는 김정은동지를 모시고 주체조선의 첫 수소탄시험성공에 기여한 핵과학자들과 기술자,
군인건설자,로동자,일군들에 대한 당 및 국가표창수여식이 진행되였다」、http://www.rodong.rep.kp/ko/index.php?strPageID=SF01_02_02&newsID=2016-01-13-0001_photo

Source: 『労働新聞』、「경애하는 김정은동지를 모시고 주체조선의 첫 수소탄시험성공에 기여한 핵과학자들과 기술자,
군인건설자,로동자,일군들에 대한 당 및 국가표창수여식이 진행되였다」、http://www.rodong.rep.kp/ko/index.php?strPageID=SF01_02_02&newsID=2016-01-13-0001_photo
<追記2>
「朝鮮中央通信」が配信した「朝鮮の核科学者と技術者、軍人建設は、労働者、幹部、平壌参観」によると、彼らは平壌名所参観を兼ねたパレードをし、「13日に帰路」についたとあるので、残念ながら彼らを招待しての「モランボン楽団」の記念公演はなかったようだ。
表彰者の名前は公表されていないし、その様子を紹介する写真も今のところ配信されていない。「記念写真」を過去記事にも掲載したように顔を確認できないような画角とサイズで配信しているので、今回も関与者は見せないのかもしれない。李マンゴンに対する表彰があったのか、あったとすればどのような賞が授与されたのか知りたいところではある。
過去記事で、「宴会」、「祝賀公演」、パレードが続くのではないかと書いたが、今回は、表彰が一番先に来た。これも上に書いた、非公開と関連があるのかもしれない。
既に過去記事で紹介した内容ではあるが、今回は「元帥様」の言葉として同じようなことを言っている。主要な部分は以下。
**********
敬愛する金正恩同志は、参加者が今日の誇りと自負を胸に深く刻み、偉大な首領様達の最大の愛国遺産である我々の核武力を質量的にさらに強化するための頭脳戦、実力戦に総邁進、総決起することで党の核武力建設思想と並進を徹底して貫徹することについて話された。
경애하는 김정은동지께서는 참가자들이 오늘의 긍지와 자부심을 가슴깊이 간직하고 위대한 수령님들의 최대의 애국유산인 우리의 핵무력을 질량적으로 더욱 강화하기 위한 두뇌전,실력전에 총매진,총궐기함으로써 당의 핵무력건설사상과 방침을 철저히 관철할데 대하여 말씀하시였다.
**********
「核武力建設思想」という言葉が、新しく感じる(過去の発言等は、未確認)
**********
敬愛する金正恩同志は、今、米帝とその追従勢力が我々を制裁する、戦略兵器を南朝鮮に持ち込むと言いながら、朝鮮半島の情勢を極度に緊張させながら、核戦争の火の雲をもたらしていると仰りながら、敵共が我々の自主権を侵害し、威嚇的な挑発をするならば、党中央の命令に従い、任意の時刻に任意の空間で米帝を頭目とする帝国主義勢力に核攻撃を加えることができる核武装力を質量的にさらに強化していかなければならないと仰り、核武装の強化発展のための綱領的な課業を提示された。
경애하는 김정은동지께서는 지금 미제와 그 추종세력들이 우리를 제재한다,전략무기들을 남조선에 끌어들인다 하며 조선반도의 정세를 극도로 긴장시키면서 핵전쟁의 불구름을 몰아오고있다고 하시면서 적들이 우리의 자주권을 침해하고 위협적인 도발을 감행한다면 당중앙의 명령에 따라 임의의 시각에 임의의 공간에서 미제를 괴수로 하는 제국주의세력에게 핵공격을 가할수 있게 핵무장력을 질량적으로 더욱 강화해나가야 한다고 하시면서 핵무장의 강화발전을 위한 강령적인 과업들을 제시하시였다.
********************
「任意の空間」は、水中からもミサイルからもということか。さらに、「米帝」本土のみならず「追従勢力」(近くでは、日韓)にも「核攻撃を加える」と。「さらに強化」ということは、今でもできるが、「質量的に」増強するということであろう。
基本的には、「論評」等の内容と大きな違いはないが、「元帥様」の発言という点で注目される。それにしても、「米帝」を威嚇・挑発するのは昨日今日始まったことではないが、中国はこの発言を聞いてどう思うのであろうか。過去記事で紹介した「中国外交部スポークスパーソン」発言後もフォローしているが、「核には反対」しているものの、「六者会談」を繰り返し持ち出し、米韓に対しても「緊張を激化する行動は自制」するよう求めている。「元帥様」のこの発言は、中国がこれ以上何もできないと高を括ったものなのか、開き直りなのか、今のところまだ分からない。安保理の追加制裁があるのか、あるならば、その内容とも関連し、注目しなければならない。
<追記>
『労働新聞』に授賞式の写真が掲載された。

Source: 『労働新聞』、「경애하는 김정은동지를 모시고 주체조선의 첫 수소탄시험성공에 기여한 핵과학자들과 기술자,
군인건설자,로동자,일군들에 대한 당 및 국가표창수여식이 진행되였다」、http://www.rodong.rep.kp/ko/index.php?strPageID=SF01_02_02&newsID=2016-01-13-0001_photo

Source: 『労働新聞』、「경애하는 김정은동지를 모시고 주체조선의 첫 수소탄시험성공에 기여한 핵과학자들과 기술자,
군인건설자,로동자,일군들에 대한 당 및 국가표창수여식이 진행되였다」、http://www.rodong.rep.kp/ko/index.php?strPageID=SF01_02_02&newsID=2016-01-13-0001_photo
<追記2>
「朝鮮中央通信」が配信した「朝鮮の核科学者と技術者、軍人建設は、労働者、幹部、平壌参観」によると、彼らは平壌名所参観を兼ねたパレードをし、「13日に帰路」についたとあるので、残念ながら彼らを招待しての「モランボン楽団」の記念公演はなかったようだ。