「政府声明を聞いた平壌市民の反応」:最後の男性が平均的だとすると制裁効果は否定的 (2016年1月7日 「uriminzokkiri-TV」)
7日に「uriminzokkiri-TV」に掲載された平壌市民インタビュー。最後のインタビューに答えている男性が平均的だとすると、これまでの制裁の効果は否定的だし、これからの制裁の効果も期待できない。命と祖国以外に失うものがない朝鮮人民は強い。制裁を強めれば苦しむのは人民。だからといって、キムチ革命など期待できない。「苦難の行軍」であれだけの人が餓死したのに、なぜ政権は倒れなかったのか。圧政、恐怖政治だけでは説明できない。中東で革命が成就した国々は民主主義国だったのか。民主主義国ではないから革命が起こったのではなかったのか。ウクライナはどうなったのか。クリミアを誰も取り戻してはくれない(北朝鮮は、公式的にはロシアを支持しているにせよ、力がなかったから奪われたと感じているはず)。「苦難の行軍」は、人民を餓死させたという点では完全な失政であるが、その一方で人民を強くした。「餓死しなければまだ良い」という人民を作ったのではないだろうか。それ以上のことを期待すれば自分に災難が降りかかるし、「あの頃」よりはともかくも少しはまともになっている。米国に助けられ民主化を喜んだ国が今どうなっているかという半分本当の宣伝もよく見せられている。中国人は金持ちになったらしいが、何かおかしい(日本人は、「爆買い」をする中国人を見て、本当はどう思っているのか。よいお客さんであることは間違いないにしても)。
過去のように「日帝や米帝」のような酷い奴らに踏みにじられることもなく、それでも「尊厳高く」生きている。ロケットも飛ばせたし「水素弾」もできたらしい(数十年前、先進国でのロケット打ち上げ成功や原爆実験成功の歓喜と同じ。いい悪いの問題ではない。ロシアや米国では誰が宇宙ステーションに滞在しようが話題にもならないはずだが、今の日本ではどうなのか。)。
そんな国を相手にしているということを再認識しなければ、何をやっても効果はない。そんな気持ちにさせるインタビューである。

Source: YouTube, dprknow channel, https://www.youtube.com/watch?v=9SM65WhWOAI
過去のように「日帝や米帝」のような酷い奴らに踏みにじられることもなく、それでも「尊厳高く」生きている。ロケットも飛ばせたし「水素弾」もできたらしい(数十年前、先進国でのロケット打ち上げ成功や原爆実験成功の歓喜と同じ。いい悪いの問題ではない。ロシアや米国では誰が宇宙ステーションに滞在しようが話題にもならないはずだが、今の日本ではどうなのか。)。
そんな国を相手にしているということを再認識しなければ、何をやっても効果はない。そんな気持ちにさせるインタビューである。

Source: YouTube, dprknow channel, https://www.youtube.com/watch?v=9SM65WhWOAI