「青峰楽団」でガッカリしていたら、公演をしていた。記事は読んでいないので、追記する。
テレビ放送が楽しみ。
衣装は、「思想・精神的問題」はなさそう。
<追記>
「旺載山芸術団と青峰楽団の新年慶祝音楽会が人民文化宮殿で1日から開催」と2日、「朝鮮中央通信」が報じた。北朝鮮労働者や市民、外国人が観覧。
紹介されている曲目は、『鐘の音《종소리》』、『新年の雪よ降れ《설눈아 내려라》』、『祖国賛歌 《조국찬가》』、『人民が愛する我々の領導者,《인민이 사랑하는 우리 령도자》』、『この地に夜が深まるとき 《이 땅에 밤이 깊어갈 때》』、『海、満豊歌 《바다 만풍가》』、『チョルリョンの下の林檎畑 《철령아래 사과바다》』、『希望に満ちた我が祖国よ 《철령아래 사과바다》』。「青峰楽団」の持ち歌はない。
「公演は続けられる」と書いてあるので、連続公演ということであろう。

Source: KCNA
<追記2>
コメントで頂いたことだが、重要なことなので記事にも書き込んでおく。「旺載山芸術団と青峰楽団」ではなく、「旺載山芸術団『の』青峰楽団」が正しく、合同公演ではなく「青峰楽団」の単独公演となる。コメントで教えて下さった方は、スペイン語表記から確認されたとのこと。スペイン語は分からないので英語を見たが、英文報道は残念ながらまだなかった。
「芸術団」という表記が気にはなったのだが、想像もしなかった。
当該記事、3日の労働新聞にやっと掲載されたので、TV報道でも流れるかもしれません。記事には청봉악단의 창작가,예술인들이 새롭게 형상한 녀성독창과 방창 《사랑의 빛발》,녀성2중창 《운명의 손길》という記述はあるものの、新曲は見つからず、反対に《내 이름 묻지 마세요》のような「いつの歌よ」といった題目もあるようです。いずれにせよ青峰楽団は牡丹峰、功勲に比べ格下の楽団に位置づけられていることは間違いなさそうですね。とりあえずはTV放映が待たれます。
明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い申し上げます。
最初にこの報道に接して、「ワンジェサン芸術団と青峰楽団が合同で公演を行う」と思いました。しかし、写真を見て、「青峰楽団のメンバーしか写っていない」と思い、もう一度朝鮮中央通信の報道を読み直したところ、
왕재산예술단 청봉악단
と書いてあることに気付きました。もしこれが二つの芸術団体の合同公演ならば、コンマ(,)か、助詞-와(-과)「〜と」が入るはずです。報道にはそれらがないので、「青峰楽団がワンジェサン芸術団の傘下ではないか」と思うようになりました。
後で、朝鮮中央通信のスペイン語版に当該記事が掲載されているのを見ましたが、
Banda Chongbong de Conjunto Artístico Wangjaesan(ワンジェサン芸術団の青峰楽団)
となっていました。
従って、青峰楽団はワンジェサン芸術団の傘下の音楽ユニットであることが判明しました。
水を差すようで申し訳ございませんが、ご容赦下さいませ。
明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
お説の通りですね。英語報道はないようですが、朝鮮語をよく見ると「と」ではなくて「旺載山芸術団『の』青峰楽団」と読むべきでした。「芸術団」と書いてあるのは気になったのですが、そこまで深く考えませんでした。
結成直後は「旺載山」については一切言われていなかったので、初回平壌公演後に何らかの理由から「傘下」に置かれることになったのでしょうね。
> 明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い申し上げます。
>
> 最初にこの報道に接して、「ワンジェサン芸術団と青峰楽団が合同で公演を行う」と思いました。しかし、写真を見て、「青峰楽団のメンバーしか写っていない」と思い、もう一度朝鮮中央通信の報道を読み直したところ、
> 왕재산예술단 청봉악단
> と書いてあることに気付きました。もしこれが二つの芸術団体の合同公演ならば、コンマ(,)か、助詞-와(-과)「〜と」が入るはずです。報道にはそれらがないので、「青峰楽団がワンジェサン芸術団の傘下ではないか」と思うようになりました。
>
> 後で、朝鮮中央通信のスペイン語版に当該記事が掲載されているのを見ましたが、
> Banda Chongbong de Conjunto Artístico Wangjaesan(ワンジェサン芸術団の青峰楽団)
> となっていました。
>
> 従って、青峰楽団はワンジェサン芸術団の傘下の音楽ユニットであることが判明しました。
>
> 水を差すようで申し訳ございませんが、ご容赦下さいませ。
他の方のコメントもあり、記事にも追記しましたが、「旺載山」の傘下の位置づけのようです。
> 当該記事、3日の労働新聞にやっと掲載されたので、TV報道でも流れるかもしれません。記事には청봉악단의 창작가,예술인들이 새롭게 형상한 녀성독창과 방창 《사랑의 빛발》,녀성2중창 《운명의 손길》という記述はあるものの、新曲は見つからず、反対に《내 이름 묻지 마세요》のような「いつの歌よ」といった題目もあるようです。いずれにせよ青峰楽団は牡丹峰、功勲に比べ格下の楽団に位置づけられていることは間違いなさそうですね。とりあえずはTV放映が待たれます。
昨年の7月の記事に、「旺載山芸術団の実力ある演奏家達とモランボン重唱組から核心的役割を担った歌手で網羅された」とあります。
「青峰」は元々、ワンジェサンを母体にしていたわけですし、団長(ちょっと太めの女性)も、関係者だったはずです。
2回の公演で、独自路線(「モランボン」がある以上、重要な点ですし、情報価値の有無においても)を打ち出せず、このような形態で、暫らく行くのではないでしょうか?
私は、希望がありますが、「モランボン」を後追いしてる限り無理かもしれません。情報価値に於いて差がありすぎ!
コメントありがとうございます。確かに「モランボン」の二番煎じでは、存在意義がありませんね。ただ、分化していくにせよ、北朝鮮のように音楽活動が「元帥様」に統制されているようなところでは、難しいのかもしれません。しかし逆に、「元帥様」が「よし」と言えば、外国曲を「思想・精神的」に受容しながら演奏するということも可能なのでしょうが、初回でそれをやって不評を買ったとすると、しばらくは「旺載山」を引き継いで地味な活動をするのかもしれませんね。
『愛そう』や『戦争の3年間』など、よい曲なのですが、「モランボン」が歌ってもきっと同じだというところが問題なのだと思います。
> 昨年の7月の記事に、「旺載山芸術団の実力ある演奏家達とモランボン重唱組から核心的役割を担った歌手で網羅された」とあります。
> 「青峰」は元々、ワンジェサンを母体にしていたわけですし、団長(ちょっと太めの女性)も、関係者だったはずです。
> 2回の公演で、独自路線(「モランボン」がある以上、重要な点ですし、情報価値の有無においても)を打ち出せず、このような形態で、暫らく行くのではないでしょうか?
> 私は、希望がありますが、「モランボン」を後追いしてる限り無理かもしれません。情報価値に於いて差がありすぎ!
写真で見る限り、例の胸の魅力的歌手の方は、地味な白ドレスになっています。同じ物を着ている歌手もおりますが、全体的に、地味になりました。伝統的な着衣の人もおりますし。歌手は9人でかわらないようです。ますますワンジェサンの流れが。
おじさんは、邪魔!!!失礼します。
動画見ていないのでわかりませんが,モランボン楽団の歌手ではないと思います.もともと私はこの青峰楽団は旺載山芸術団の流れと考えていたので,それほど不思議ではありません.旺載山芸術団の「傘下」なのか,それとも旺載山芸術団青峰楽団なのかでも,だいぶ異なります.労働新聞等では後者になっていますが,そうなると,万寿台芸術団三池淵楽団を思い起こします.この時の楽団の場合は,その後,銀河水管弦楽団にも発展していった流れがありますが,青峰はどうなるのやら.私の考えはというと,実はあまり断定できる資料や根拠の持ち合わせはありませんが,やはり「傘下」なのかなあという気がします.旺載山芸術団は牡丹峰楽団にも影響を与えているわけで,万寿台のような大きな構えのもとに小グループがあるというのが実態なのかと….
で,むしろ気になっているのは,最近表立った活動は見えない万寿台芸術団と旺載山芸術団が並置構造化していっているのか,それとも相変わらず万寿台の下に旺載山芸術団があるのか,というところです.
功勲国家と牡丹峰楽団はトップにあることは間違いないと思います(この青峰の件も視野に入れても).そして,国立交響楽団は横に置かれた存在,つまり,国内的には,もうどうでも良い存在になってきている.
この青峰楽団が旺載山芸術団のもと(傘下)にあると仮定すると,楽器演奏者は,まんま旺載山芸術団員プラス青峰独自メンバーで,歌手組は牡丹峰のような,青峰独自の,いわば声楽組のような役割分担なのではないかと思われます.
コメントありがとうございます。写真を見ただけでも地味になっていますね。この変化からすると、やはり衣装は「しそう・精神的問題」の一つとされたのだと思います。男性ですが、「邪魔!!!」のお気持ちは十分に理解できるものの、「旺載山」との関連でどういうことになるのか。また、女性バンドとしての「モランボン楽団」との差別化をどうするのか。ですが、「功勲国家合唱団」とセットでの公演ばかりしていると、「モランボン楽団」も事実上、おじさんと一緒のバンドになってしまうのでは。単独公演をやって欲しいですね。
> 写真で見る限り、例の胸の魅力的歌手の方は、地味な白ドレスになっています。同じ物を着ている歌手もおりますが、全体的に、地味になりました。伝統的な着衣の人もおりますし。歌手は9人でかわらないようです。ますますワンジェサンの流れが。
> おじさんは、邪魔!!!失礼します。
こめんとというか、記事以上の内容をお書きいただき、ありがとうございます。詳細かつ専門的で、何とお返事を差し上げたらよいのか分かりませんので、申し訳ありませんが、お礼だけとさせていただきます。これからも、色々とご教授いただきますようお願い申し上げます。
> 動画見ていないのでわかりませんが,モランボン楽団の歌手ではないと思います.もともと私はこの青峰楽団は旺載山芸術団の流れと考えていたので,それほど不思議ではありません.旺載山芸術団の「傘下」なのか,それとも旺載山芸術団青峰楽団なのかでも,だいぶ異なります.労働新聞等では後者になっていますが,そうなると,万寿台芸術団三池淵楽団を思い起こします.この時の楽団の場合は,その後,銀河水管弦楽団にも発展していった流れがありますが,青峰はどうなるのやら.私の考えはというと,実はあまり断定できる資料や根拠の持ち合わせはありませんが,やはり「傘下」なのかなあという気がします.旺載山芸術団は牡丹峰楽団にも影響を与えているわけで,万寿台のような大きな構えのもとに小グループがあるというのが実態なのかと….
> で,むしろ気になっているのは,最近表立った活動は見えない万寿台芸術団と旺載山芸術団が並置構造化していっているのか,それとも相変わらず万寿台の下に旺載山芸術団があるのか,というところです.
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> 功勲国家と牡丹峰楽団はトップにあることは間違いないと思います(この青峰の件も視野に入れても).そして,国立交響楽団は横に置かれた存在,つまり,国内的には,もうどうでも良い存在になってきている.
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> この青峰楽団が旺載山芸術団のもと(傘下)にあると仮定すると,楽器演奏者は,まんま旺載山芸術団員プラス青峰独自メンバーで,歌手組は牡丹峰のような,青峰独自の,いわば声楽組のような役割分担なのではないかと思われます.
1月6日(水)平壌時間20:33から録画実況が予告されました。また直前に中止にならないとよいですが・・。
そうですね。「朝鮮中央通信」が配信した写真を見る限りでは、衣装の問題はなさそうですし、「旺載山芸術団青峰楽団」と何らかの調整をした結果でしょうから、大丈夫だとは思います。楽しみですね。
> 1月6日(水)平壌時間20:33から録画実況が予告されました。また直前に中止にならないとよいですが・・。