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    『朝鮮労働党創建70周年慶祝青峰楽団公演」:舞台上で新曲披露、「米帝」楽曲連続、「退廃的」でjazzyなアレンジ、ロシア語も、歌唱力では「国宝級」 (2015年10月18日 「朝鮮中央TV」)

    18日夜、学会から帰宅したところ、「青峰楽団」公演を「朝鮮中央TV」で放送していた。開始後30分ほど経過してから見始めた。見ながら、ツイッター風の書き込みをしていったが、きちんと整理しておく。『その方は母』も次の歌との連結部分の早口のアレンジなどがおもしろい。

    暗くてよく見えないが、劉雲山など中国代表団が観覧したときの公演かも知れない。夫婦で座っている劉雲山らしき人物が写っている。

    アレンジは「モランボン楽団」とだいぶ違うようだ。例えば、『高くたなびけ我々の党旗』などかなり速いテンポで軽快に歌っている。「モランボン楽団」バージョンは、もっと荘厳な感じだった。

    女性重唱であっても歌手名を出したり出さなかったりしているが、この基準が今ひとつ分からない。YouTubeに字幕を付けながらのことなので、きちんと確認できないが、既出の歌手名は出していないだけなのかも知れない。

    聞き始めてからしばらく経ったところで、同楽団の新曲『戦争の3年間』を演奏した。同楽団の新曲として既にリリースされていた曲ではあるが、「朝鮮中央TV」で放送された舞台演奏はこれが初めて。

    重い内容の『戦争の3年間』が終わった直後に「外国曲」を連続演奏。その1曲目が、「米帝」の曲『おお、スザンナ』。1948年に発表された「白人アメリカ人の音楽、アフリカン・アメリカンの音楽を融合させた、最も有名なアメリカの歌」(wikipedia)とのことであるが、「世界名曲」に登録されているのであろう。雰囲気的には「敗退的」な曲を朝鮮語で歌う。

    観客の外国人カップルは微笑み、隣の朝鮮人(と思われる女性)も微笑んでる。「元帥様」の国際性をアピールするためにこのカットを入れたのだろう。確かに、「元帥様」やってくれる。

    続いて『草競馬(Camptown Races)』、朝鮮語では「田舎の競馬」とされている。フォスターが1950年作曲した。「hey!」というかけ声でこの曲は終わる。マリリン・モンローもびっくりしそうだ。

    続いて、ロシア曲をロシア語で歌う。朝鮮語タイトルは「動き回る鳥」。歌詞は革命的さを装っっているが、「飛行機の次は処女」という歌。(処女:未婚の女性)。本来のロシアでの演奏がどうなのかは分からないが、こちらもjazzyなアレンジとなっている。こちらは、YouTubeにアップロードした動画に日本語訳を付けておいた。

    再び米国曲に戻り「Red River Valley」。朝鮮語訳は「レッド(英語の音訳)江の谷」。北朝鮮の解釈では、西部開拓は「米帝がインディアンを虐殺しながら進めた侵略行為」となっているが、この曲はその西部開拓中に白人がインディアン女性と恋に落ちたという歌詞。北朝鮮的には「米帝が原住民を奴隷にして強姦した」とでもなりそうなのだが、この歌を歌っている。追って、朝鮮語訳がどうなっているのか、確認して紹介することにする。

    『レッド江の渓谷』(Red River Valley) 朝鮮語訳された歌詞からの和訳
    <追記>朝鮮語訳があまりにもきれいなので、それも追記しておく

    去って行くあなたを眺めながら (떠나는 그대를 바라보며)
    幸福だったその頃が懐かしい(행복의 그시절을 그리네)
    愛を約束したこの場所で(사랑을 약속한 이곳에서)
    別れの挨拶を交わす(작별의 인사를 나누네)

    あなた、ちょっと待って下さい(그대여 잠깐만 기다려요)
    ここを忘れないで下さい(여기를 잊지 마시라)
    あなたを熱く愛した(그대를 뜨겁게 사랑했던)
    娘を忘れないで下さい(처녀를 잊지 마세요)
    娘を忘れないで下さい(처녀를 잊지 마세요)

    愛が去って行ったこの渓谷(사랑이 떠나간 이골짝기)
    永遠に忘られない(영원히 잊지 못하리)
    離別の悲しみを深く刻み(리별의 슬픔 깊이 새겨)
    愛は追憶となっていく(사랑은 추억에 주어여)

    あなた、ちょっと待って下さい(그대여 잠깐만 기다려요)
    ここを、ここを忘れないで(이곳을 이곳을 잊지 마시라)
    あなたを熱く愛した(그대를 뜨겁게 사랑했던)
    娘を忘れないで下さい(처녀를 잊지 마세요)
    忘れないで下さい(잊지 마세요)

    英語の歌詞は複数バージョンがあるようだが、全体をまとめた意訳がされている。
    英語歌詞の1番だけを訳してみると、

    From this valley they say you are leaving (この谷からあなたは去って行くそうね)
    We shall miss your bright eyes and sweet smile (あなたの明るい目と優しい笑顔をもう見られないのね)
    For you take with you all of the sunshine (あなたが私たちの前途をちょっとの間だけ照らした)
    That has brightened our pathway a while (太陽の光を持って行ってしまうからね)

    こんな感じになる。まあ、朝鮮語訳もきれいだから良いことにしよう。

    <追記>日・朝・英(朝鮮語からのリバース翻訳)を付けた動画もアップロードしておいた。
    https://www.youtube.com/watch?v=Y6FYe23xQaU

    続けて「オールド・ブラック・ジョー」。朝鮮語訳は「黒人じいさんのジョー」。フォスター作曲。フォスターの歌曲は、「世界名曲」に登録されたのだろう。この曲にもきれいな訳詞が付けられているが、これはいずれ。ボサノバ調のリズムもよい。

    これなら、国際市場で勝負できるのでは。「モランボン楽団」は、「外国の歌を歌いました」という感じだったが、こちらはデビューがモスクワだったことからしても、海外での売り込みを考えている楽団ではないだろうか。今回は歌わなかったが、英語での歌唱も十分に可能だと思う。

    再びロシア曲が入り、朝鮮曲へと戻る。

    それにしても、これだけ「米帝」の歌曲を入れているのは、「足は朝鮮に置き、目は世界を」という「将軍様」のスローガンを元帥様が実行しているという国内向け宣伝と、米国に対するメッセージが含まれている可能性もある。おりしも、「朝鮮民主主義人民共和国外務省スポークスマン声明」が出され、「停戦協定を平和協定へ切り替えよ。さもなくば核抑止力はさらに強化する」と威嚇している。

    「モランボン楽団」の時もそうだったが、初回の公演で「外国曲」を連発し、世界の耳目を集中させるという手法を「青峰楽団」にも援用している可能性はある。そのため、今後の公演の楽曲構成に注目する必要がある。

    YouTubeに昨夜の放送をアップロードしておいた。タイトルのみ日本語字幕。
    20151019chonbongconcert66.jpg
    Source: YouTube, dprknow channel, https://youtu.be/KfukzVuNuVc

    <追記>
    別記事にした方がよいかもしれないが、19日、『労働新聞』などが、「元帥様」が李雪主夫人らと共に「青峰楽団」公演を観覧したと伝えた。「元帥様」と共に「モランボン楽団」、「功勲国家合唱団」の他に、大同江公演に参加した「旺載山楽団」など、過去に活躍した楽団員も観覧している。「元帥様」の周りは、「モランボン楽団員」がしっかりと囲んでいるが、お目付役の李雪主同志は少し髪型を変えて「元帥様」の横に座っている。

    ちなみに、写真を見る限りでは、ソヌはいない。ソヌが「モランボン楽団」メンバーから外された可能性がかなり高くなってきた(ほぼ100%だと思っている)。その他の団員の入れ替えは確認していない。

    それにしても「青峰楽団」公演を皆に見せているのは、力の入れ所を「モランボン楽団」から「青峰楽団」へと切り替えたのかもしれない。「モランボン楽団」を「功勲国家合唱団」と合同公演としたのも、その表れかもしれない。

    上にたくさん書いたように、「青峰楽団」は、歌唱力では「モランボン楽団」の上ではないだろうか。それに、外国歌曲を歌う実力も高い。

    ロシア公演の次の海外公演が北京となるのかどうか。「元帥様」の中国訪問も絡み、次の訪問先が決まってくるのであろう。もしかすると、シンガポール辺りでやるのかもしれない。

    「青峰楽団公演」を観覧する「元帥様」と「モランボン楽団員」など
    MM00236392.jpg
    Source: KCNA

    デレデレの「元帥様」と微笑みながらも顔が引きつらせ「元帥様」のお腹を抱える李雪主夫人。これぞ、「高射砲」で銃殺される予備軍では。
    20151019_kctvasf_018536196.jpg
    Source: KCTV, 2015/10/19放送

    <追記2>
    「モランボン楽団」の新曲放送中。

    <追記3>
    改めて「青峰」を聞いていたのだが、「モランボン楽団」の持ち歌、『千里でも、万里でも』をアレンジを変えて歌わせている。これもなかなかよい。現行楽団の持ち歌、しかも新曲を持ち合うということは、これまでもあったのだろうか。

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    No title

    曲は時た意外性なアレンジこそあるものの渋いですし,演奏技術はまだまだ銀河水管弦楽団やモランボン楽団の一歩以上手前という感じですが,声量は素晴らしい,ですね.
    歌詞の朝鮮語の発音はモランボン楽団よりも明瞭です.銀河水公演時で活躍したサックス奏者,過日の追憶の歌公演でやせ気味だったので心配していましたが元気そうで何よりです.全体的にはワンジェサンの流れが演奏系は強いと思います.

    No title

    お世話になります。
    青峰楽団の公演を観ました。

    予告されていたので、昼間から楽しみに待ってました。(^^;
    ようやくというか・・・。

    観ていて、初期のモランボン楽団のようだと思いました。
    歌唱力などはこちらがずっと上ですが。(当時と比較して)。

    思うに、元々モランボン楽団の目指すスタイル(衣装、歌い方、選曲などすべて含めた)はいくつかの方向性があったのかもしれませんが、その後の国内の政治的混乱やそれによる体制強化で今のような軍服もどきの衣装で軍、党、元帥の歌を歌う固定スタイルの楽団になってしまったのかもしれません。

    故に、今の青峰楽団のようなスタイルには戻れないというか、なれなくなってしまったので、新たにこうしたフリースタイルの楽団が必要になったのかもしれません。

    実際、こうした外国からの来賓を招くような記念式典には、むしろこうした楽団の方が好ましいでしょう。

    青峰が最初の公演でモスクワへ行ったのも、いわば外国を意識した楽団なのかもしれません。

    なので、外務省声明を本気と思わせるのも無理ないと思います。

    また、対外的に北朝鮮がこれからいろいろな政策を打ち出してくることが予想されます。

    いずれにせよまだ一回目の公演なので、今後のことはわかりませんが、似たような曲を歌っていても、モランボン楽団とは政治的な用途が違うのかもしれません。


    もしかして...

    青峰楽団の公演で映っていた夫婦とは金正雲夫妻ではないでしょうか
    ちょうど、今日の労働新聞で青峰楽団とモランボン楽団の両公演を観覧した記事が載ってました。
    夫妻の両隣に白服のモランボン楽団員が確認できたらそうかもしれませんね。

    ご満悦

     夫人と一緒にモランボン公演を見ました。いつもの正面にドッカリでなく、右サイドにロイヤル席が設置されていました。はじめて見ます。モランボンのメンバーと記念写真を撮影。
    リュ・ジナと夫人に腕をつかまれて、でれでれな元帥!!
     青峰の公演も夫人と見ました。これまた、モランボンのメンバーと夫人に囲まれて、ロウヤル席でハーレム状態!!
    顔は総崩れ、人生最良の日だったでしょう!!! 
     友好的日本人民も、ご相伴になりましょう。

    No title

    きょうの労働新聞と今(20時)のニュースを見たところでしか判断できませんが,やはり牡丹峰楽団は青峰楽団より位置づけ的には優位と考えます.単に紙面の割き方だけでなく,功勲国家合唱団と並ぶ位置として牡丹峰楽団があるのでは….演奏技術面でも青峰楽団は今後に期待したいところです.国を代表する楽団としての国立交響楽団,党と国家としての牡丹峰楽団があり,青峰楽団は対外(国際的な)場面でも活躍できる余地を持たせ,外国語の歌も演奏できるようにしているところがポイントかもしれません.電子楽器の世界には限りがあり,それは金正日時代のポチョンボで掴んでいると思われます.恐らく当初は,万寿台芸術団の一部が発展したと思われる銀河水管弦楽団をベースとした公演で幅広い演奏形象をしようとしたところに,もろもろの件があり,検討,再形象化したものが青峰楽団なのかもしれません.

    青峰楽団の一般公開は,かつて牡丹峰楽団示範公演のような目的とたぶん似た感じだと思います.ただ,牡丹峰楽団ではバイオリンはじめ楽器演奏陣の技術が素晴らしく,視線もそちらに多分に向かったこと,北朝鮮では旋律や演奏もさることながら,やはり歌詞が最重要であろうことから,青峰楽団はその部分を大切に今後も展開していくだろうと思います.

    さて,ソヌヒャンヒですが,外されたことは間違いないと思います.ただ,外されたのか外れたのかは微妙です.演奏者個人の判断の余地など皆無でしょうから,外された事実は変わりませんが,要は,何らかの疎ましい理由で外されたのか,それとも後進人材が育ったので外されたか,というところは注意してみたいところです.銀河水公演で活躍していたメンバーも処刑された噂がある人もいる一方,音楽大学や芸術団体に再び配属になったり,今回の功勲国家合唱団や青峰楽団の奏者になっている人もいますので.ソヌヒャンヒの場合は若い年齢のため,今,表舞台に出すのをおさえ,さらなる演奏者養成のための後進指導に徹し,後々,ソヌヒャンヒ独奏会のような形で大々的に行う可能性もあるのではないでしょうか.かつて国家重奏団や万寿台芸術団の数少ない歌手もこのような舞台があったことから,もしかしたらそうなるかもしれません.
    長文失礼いたしました.

    姉妹

     モランボンと青峰は、長女と次女の関係。
    長女モランボンは、道を切り開きながら進む。次女(青峰)は、その後を気楽に進む。そんな構図でしょう。
     青峰のスタイルは、米帝のかってのFULLBANDと、○○シスターズを思い出させます。個人的には、「古い」と思いますが、それを「売り」にしているのかも?
     モランボンは、まだ見られませんが、「リュ・ジナ」(にウェイトがかかっている)を先頭にして、頑張らせるような気がします。まだまだ人民に尽くさなければなりません。この「けなげ感」がいいのです。

    追加

     申し訳ありません。追加で。
    同じ曲を青峰が行っていますが、当然後出しですから、良くなると思います。
     「ソヌ」嬢ですが、例の芸術者大会を境目に、離れざるを得なくなったと思います。元帥の気が変わって、クァルテットを組ませて、本格的にビバルディを演奏させるかも?

    No title

    再三,失礼いたします.
    楽団の持ち歌を他楽団が持ち合う,新曲も含めて,ということもこれまでにいくつかありました.例えばポチョンボの歌をワンジェサンがやったり,万寿台芸術団の歌曲を国家重奏団がやったり,などなど.国立交響楽団+「『銀河水』組」が新曲を披露したのちに,なぜか,わざわざポチョンボ電子楽団の打ち込み+「『銀河水』組」が演奏するなどなど.

    演奏技術

    コメントありがとうございます。演奏技術については、私には専門的に判断する能力はないのですが、聞いた感じは「モランボン」の方が上かもしれませんね。どういう人たちを集めたのかは分かりませんが、まだ練習不足の側面があるのかもしれません。それぞれの能力があっても、楽団としての能力が発揮できていないということでしょうか。

    また、「モランボン」にいた、ソヌのような光る存在がいないような気がします。第1バイオリン奏者のオジサン(名前は失念)も、オジサンなので今一つです(これ、「女子力」の欠如ということです)。今回の公演では陰に隠れていましたが、「お!スザンナ」でオジサンと掛け合いをした女性バイオリン奏者には演奏能力と「女子力」があるのではないかと、今後に期待をしています。

    「朝鮮語の発音」の明確性についえは何とも言えませんが、集団主義を崩した個人主義的な歌い方をしているのが「青峰楽団」の特徴だと思っています。主旋律から外したもう一つの旋律をかぶせる(すみません、音楽的な正しい表現ができないのですが)ことなどがそれなのですが、この傾向、「モランボン楽団」の『白頭山に行こう』などでも確認できたと思います。

    > 曲は時た意外性なアレンジこそあるものの渋いですし,演奏技術はまだまだ銀河水管弦楽団やモランボン楽団の一歩以上手前という感じですが,声量は素晴らしい,ですね.
    > 歌詞の朝鮮語の発音はモランボン楽団よりも明瞭です.銀河水公演時で活躍したサックス奏者,過日の追憶の歌公演でやせ気味だったので心配していましたが元気そうで何よりです.全体的にはワンジェサンの流れが演奏系は強いと思います.

    鋭いご指摘

    コメントありがとうございます。いつものことではありますが、非常に鋭いご指摘、同感する部分が多々あります。既に記事に書き込んだり、他の方へのお返事にも書いていることがありますので、その部分についてはお返事を割愛させていただきます。

    「モランボン楽団」の変化というか不幸。振り返れば、お説のとおりだと思います。スタートが金正恩スタイルであったはずなのですが、その後の「政治風波」の中で変質せざるを得なかったのだと思います。特に、張成沢事件との関連が大きかったと思うのですが、その余波として最後まで残っていたのがソヌの扱いであり、今回のある意味、再結成で決着を付けたのだと思います。今のところ、彼女の運命は分かりませんが、国内での人気やそれまでのソヌを使った宣伝、海外での演奏技術や美貌への評価などがあるので、しばらく裏方をやらせて反省させた上で、いずれかのタイミングで、いずれかの楽団で復帰させるのではないかと思います。

    週末から日本国内での自分の諸行事と、北朝鮮での音楽祭り(公演放送等)があり、その他の北朝鮮報道記事に目を通すことができていないのですが、朴槿恵とオバマが北朝鮮の核について云々したことへの反発声明もまだ出ていないような気がしています。もし、出ていないとすれば、かなり高い確率で音楽祭り後に出すのだとは思いますが、中国への配慮、対南・対米関係改善への期待の中で何を言うのかが注目されますね。

    > お世話になります。
    > 青峰楽団の公演を観ました。
    >
    > 予告されていたので、昼間から楽しみに待ってました。(^^;
    > ようやくというか・・・。
    >
    > 観ていて、初期のモランボン楽団のようだと思いました。
    > 歌唱力などはこちらがずっと上ですが。(当時と比較して)。
    >
    > 思うに、元々モランボン楽団の目指すスタイル(衣装、歌い方、選曲などすべて含めた)はいくつかの方向性があったのかもしれませんが、その後の国内の政治的混乱やそれによる体制強化で今のような軍服もどきの衣装で軍、党、元帥の歌を歌う固定スタイルの楽団になってしまったのかもしれません。
    >
    > 故に、今の青峰楽団のようなスタイルには戻れないというか、なれなくなってしまったので、新たにこうしたフリースタイルの楽団が必要になったのかもしれません。
    >
    > 実際、こうした外国からの来賓を招くような記念式典には、むしろこうした楽団の方が好ましいでしょう。
    >
    > 青峰が最初の公演でモスクワへ行ったのも、いわば外国を意識した楽団なのかもしれません。
    >
    > なので、外務省声明を本気と思わせるのも無理ないと思います。
    >
    > また、対外的に北朝鮮がこれからいろいろな政策を打ち出してくることが予想されます。
    >
    > いずれにせよまだ一回目の公演なので、今後のことはわかりませんが、似たような曲を歌っていても、モランボン楽団とは政治的な用途が違うのかもしれません。

    Re: もしかして...

    コメントありがとうございます。いえ、「元帥様」夫妻ではありません。動画の確認をきちんとしていないのですが、2組の夫婦が並んで観覧しており、皆、色の濃い服を着用しています。

    > 青峰楽団の公演で映っていた夫婦とは金正雲夫妻ではないでしょうか
    > ちょうど、今日の労働新聞で青峰楽団とモランボン楽団の両公演を観覧した記事が載ってました。
    > 夫妻の両隣に白服のモランボン楽団員が確認できたらそうかもしれませんね。

    Re: ご満悦

    こちらもありがとうございます。コメントを拝読後に「朝鮮中央TV」の報道でデレデレ写真を見てぶっ飛びました。あの写真で一番おもしろいのは、やはり焦っている奥さんでしょうね。夫の腹を抱きかかえる(抱きつく)など、西側のラブラブ指導者もやりません(安倍カップルがやったら気持ち悪いですし)。あの写真の乗りは、学生サークルの記念写真です。

    ロイヤル席についてはあまり気にしませんでしたが、劉雲山と観覧した時の椅子と比べると豪華ですね。その系で何か意味があるのかもしれませんね。

    >  夫人と一緒にモランボン公演を見ました。いつもの正面にドッカリでなく、右サイドにロイヤル席が設置されていました。はじめて見ます。モランボンのメンバーと記念写真を撮影。
    > リュ・ジナと夫人に腕をつかまれて、でれでれな元帥!!
    >  青峰の公演も夫人と見ました。これまた、モランボンのメンバーと夫人に囲まれて、ロウヤル席でハーレム状態!!
    > 顔は総崩れ、人生最良の日だったでしょう!!! 
    >  友好的日本人民も、ご相伴になりましょう。

    名訳

    詳しいコメントありがとうございます。こちらも、一部については記事に書き込んだり、他の方へのお返事に書きましたので、その点については割愛させていただきます。

    「交響楽団」と「功勲合唱団」は性格的に異なるのでさておき、「モランボン」と「青峰」をこれからどのように使い分けるかですね。以前の楽団からの系譜については、それらをきちんとフォローしていない私はコメントすることができないのですが、それが見いだされるのは、奏法なのか曲のアレンジなのか、あるいは奏者なのか、機会があればご教授下さい。

    「歌詞」は「音楽政治」からすれば大変重要ですね。その系からすると、「青峰楽団」公演で歌われた米国曲の朝鮮語訳は色々な意味で注目されます。「モランボン」デビューの時の外国曲の朝鮮語訳歌詞も翻訳した記憶があるのですが、メドレーであったこともあり、リズムに適当に乗せたほとんど工夫のない朝鮮語訳だった記憶があるのですが、「青峰楽団」の歌唱力と相まって、震えが来るようなきれいな朝鮮語訳だと思っています。記事にも書いたように、原歌詞(英語歌詞)とはフレーズレベルでは大きな隔たりがあるのですが、コンテクストを見事に取られた名訳だと思っています。もちろん、北朝鮮的な「思想・精神的」問題もクリアしています。

    とにかく、これからが楽しみですね。

    > きょうの労働新聞と今(20時)のニュースを見たところでしか判断できませんが,やはり牡丹峰楽団は青峰楽団より位置づけ的には優位と考えます.単に紙面の割き方だけでなく,功勲国家合唱団と並ぶ位置として牡丹峰楽団があるのでは….演奏技術面でも青峰楽団は今後に期待したいところです.国を代表する楽団としての国立交響楽団,党と国家としての牡丹峰楽団があり,青峰楽団は対外(国際的な)場面でも活躍できる余地を持たせ,外国語の歌も演奏できるようにしているところがポイントかもしれません.電子楽器の世界には限りがあり,それは金正日時代のポチョンボで掴んでいると思われます.恐らく当初は,万寿台芸術団の一部が発展したと思われる銀河水管弦楽団をベースとした公演で幅広い演奏形象をしようとしたところに,もろもろの件があり,検討,再形象化したものが青峰楽団なのかもしれません.
    >
    > 青峰楽団の一般公開は,かつて牡丹峰楽団示範公演のような目的とたぶん似た感じだと思います.ただ,牡丹峰楽団ではバイオリンはじめ楽器演奏陣の技術が素晴らしく,視線もそちらに多分に向かったこと,北朝鮮では旋律や演奏もさることながら,やはり歌詞が最重要であろうことから,青峰楽団はその部分を大切に今後も展開していくだろうと思います.
    >
    > さて,ソヌヒャンヒですが,外されたことは間違いないと思います.ただ,外されたのか外れたのかは微妙です.演奏者個人の判断の余地など皆無でしょうから,外された事実は変わりませんが,要は,何らかの疎ましい理由で外されたのか,それとも後進人材が育ったので外されたか,というところは注意してみたいところです.銀河水公演で活躍していたメンバーも処刑された噂がある人もいる一方,音楽大学や芸術団体に再び配属になったり,今回の功勲国家合唱団や青峰楽団の奏者になっている人もいますので.ソヌヒャンヒの場合は若い年齢のため,今,表舞台に出すのをおさえ,さらなる演奏者養成のための後進指導に徹し,後々,ソヌヒャンヒ独奏会のような形で大々的に行う可能性もあるのではないでしょうか.かつて国家重奏団や万寿台芸術団の数少ない歌手もこのような舞台があったことから,もしかしたらそうなるかもしれません.
    > 長文失礼いたしました.

    ソフトパワーとハードパワーの「元帥様」お見事

    こちらもありがとうございます。「古い」というのは、北朝鮮の特性上、ある程度はやむを得ないと思いますが、「売り」という点からは、古くても北朝鮮楽団が西側の歌を歌うという意外性と、それにもかかわらず非常に見事に歌い上げるという意外性だと思います。「青峰楽団」公演のテレビ放送も外国人観覧者が「意外とやるねぇ」と言っているような雰囲気のカットを見せています。

    北朝鮮という意外性で世界の耳目を集中させておきながら、実力で勝負とするというのは、音楽マーケッティングとしては実に見事な手法だと思います。

    お父さんは国内向けの「音楽政治」でしたが、「元帥様」は「音楽外交」、まさにソフトパワーで勝負をかけるのであれば、ジョセフ・ナイもびっくりですね。おまけに、ハードパワー(核・ミサイル)はしっかりと準備した上でですから。

    >  モランボンと青峰は、長女と次女の関係。
    > 長女モランボンは、道を切り開きながら進む。次女(青峰)は、その後を気楽に進む。そんな構図でしょう。
    >  青峰のスタイルは、米帝のかってのFULLBANDと、○○シスターズを思い出させます。個人的には、「古い」と思いますが、それを「売り」にしているのかも?
    >  モランボンは、まだ見られませんが、「リュ・ジナ」(にウェイトがかかっている)を先頭にして、頑張らせるような気がします。まだまだ人民に尽くさなければなりません。この「けなげ感」がいいのです。

    お仕置き

    コメントありがとうございます。なるほど、後出しは、よくなるものですか。これも他の方への返信に書いたのですが、ソヌはしばらく日陰者にしておいて反省、どこかで復帰させるでしょうね。「芸術者大会」でもっと反省しておけばよかったのでしょうが、張成沢並みのふてぶてしい態度だったので、さらに「思想・精神的」に問題ありと評価されてしまったのでしょう。ま、そういうふてぶてしいところが彼女の「女子力」でもあるのですが。「元帥様」もそれは分かっていると思います。「パパに変わって、お仕置きよ!」というところでしょうか。

    >  申し訳ありません。追加で。
    > 同じ曲を青峰が行っていますが、当然後出しですから、良くなると思います。
    >  「ソヌ」嬢ですが、例の芸術者大会を境目に、離れざるを得なくなったと思います。元帥の気が変わって、クァルテットを組ませて、本格的にビバルディを演奏させるかも?

    持ち合い

    いえいえ、いつも疑問に答えていただき、感謝しております。旧曲であればそうでしょうが、新曲でもあったのですね。「万寿台」や「重奏団」にも「持ち歌」というものがあるとは知りませんでした。日本も含む西側のポップ音楽事情については無知に等しいので間違っているかもしれませんが、通常は、新曲をリリース、さんざんヒットして、少し下火になった頃に他のアーティストがカバーを出して再ヒットというパターンではないのでしょうか。まあ、北朝鮮の場合、国内的には商業性はほとんど無視されているので、どうでもよいのかもしれませんね。しかし、政治性からしてもどうなのかと思ってしまいます。

    > 再三,失礼いたします.
    > 楽団の持ち歌を他楽団が持ち合う,新曲も含めて,ということもこれまでにいくつかありました.例えばポチョンボの歌をワンジェサンがやったり,万寿台芸術団の歌曲を国家重奏団がやったり,などなど.国立交響楽団+「『銀河水』組」が新曲を披露したのちに,なぜか,わざわざポチョンボ電子楽団の打ち込み+「『銀河水』組」が演奏するなどなど.

    女子力

     「女子力」の視点有難うございます。青峰の女子奏者は、どなたもいいですね!(やはり、おじさんはいらないよね?)
     核とミサイルの「ハードパワー」は完璧ですね。
    これが、北朝鮮随一の「売り」です。習おじさんも、正雲ぼうずを、なだめにかかりましたし、朴おばさんも、心配で大家の帝國大統領と、相談して「共同声明」まで出す始末になりました。ハラッショーおやじは、ロケット技術を提供するなんて言っているし。
    残念、アベじじいはかやのそとです。
     ひょっとして突然なんてなことに!(元帥は西側を知っているのでやりかねない)日本はかやのそと?
     モランボンは、ミサイルのブーストロケットの位置ずけですから、大変でしょう。その点、青峰は気楽でしょう。
     「ソフトパワー」の活用も、元帥は心得ている。
    あとは、普通の国になるよう祈るだけです。

    No title

    双方
    あくまでも個人的なうわべだけの見方によるものですが,編曲と奏法いずれからも見いだすことができると思います.何の楽器を用いるのか,により,当然奏者の違い,さらには演奏法の微妙な違いを活かすことができます.編曲については,担当者ごとのカラーも結構活かされているような気もします.具体的には,同じような和音を連続して用いるのか,あえて意外性を持たせた和音構成を用いるのか,などです.当然,担当者のみならず,集団討議がなされるはずなので,その部分でどれだけ作曲者や編曲者の意が保持,維持されるのか興味深いところです.
    青峰楽団は,使用している楽器も他楽団より古いのか,演奏者だけの問題ではないと思います.銀河水管弦楽団は新しい楽器を使っていましたし,演奏者も海外留学組がいました.青峰楽団のバイオリン奏者はそのあたりどうなのか,こちらも関心があります.ただ,銀河水管弦楽団がパリ公演をしたように先日の青峰楽団海外演奏を行った前例がありますので,その部分ではモランボン楽団よりも対外的に役立たせる手かもしれません.
    ちなみに,国立交響楽団も指揮者そして編曲者でだいぶ演奏が変わり,さらには演奏中の奏者の表情まで微妙に異なるくらいのものです.国立交響楽団の指揮者が功勲国家合唱団の指揮者として活躍つまりてこ入れしていることも重要なポイントとみています.

    >>「交響楽団」と「功勲合唱団」は性格的に異なるのでさておき、「モランボン」と「青峰」をこれからどのように使い分けるかですね。以前の楽団からの系譜については、それらをきちんとフォローしていない私はコメントすることができないのですが、それが見いだされるのは、奏法なのか曲のアレンジなのか、あるいは奏者なのか、機会があればご教授下さい。


    Re: 女子力

    コメントありがとうございます。「青峰」のオジサンたちですが、「女子力」際立たせるための黒子の役かもしれませんね。

    日本ですが、昨年、日朝交渉で騒ぎになりましたが、当面、北朝鮮は動く気がなさそうですね。

    >  「女子力」の視点有難うございます。青峰の女子奏者は、どなたもいいですね!(やはり、おじさんはいらないよね?)
    >  核とミサイルの「ハードパワー」は完璧ですね。
    > これが、北朝鮮随一の「売り」です。習おじさんも、正雲ぼうずを、なだめにかかりましたし、朴おばさんも、心配で大家の帝國大統領と、相談して「共同声明」まで出す始末になりました。ハラッショーおやじは、ロケット技術を提供するなんて言っているし。
    > 残念、アベじじいはかやのそとです。
    >  ひょっとして突然なんてなことに!(元帥は西側を知っているのでやりかねない)日本はかやのそと?
    >  モランボンは、ミサイルのブーストロケットの位置ずけですから、大変でしょう。その点、青峰は気楽でしょう。
    >  「ソフトパワー」の活用も、元帥は心得ている。
    > あとは、普通の国になるよう祈るだけです。

    No title

    お世話になります。

    ソヌ・ヒャンヒに関して言及すると、リュ・ジナのように「お父さん!」「元帥様ぁ~!」と涙を流しながら元帥様にペタペタくっつく様が想像できません。

    ソヌは氷の微笑みの似合う人であってほしいものです。

    その意味では、今回のような場所に出てこなかったのはむしろ正解かも。

    というか、見たくないです。(笑)

    以前、「泉のほとりで」という曲で、演奏の合間に声楽組と一緒に踊っているシーンがありますが、「ソヌのキャラじゃない !」と思いつつ、レアなシーンにちょっとクラッときたり。(笑)

    モランボン楽団は相変わらず「元帥様」「金正恩」を連呼する曲が多いですが、青峰楽団は今回「首領様」「将軍様」いちおう「元帥様」も出てきますが、「金正恩」の名の出てくる曲はなかったように思います。
    そこにどんな意味があるのかはわかりませんが。






    ソヌとジナ

     議論が白熱してきました。
     ソヌは、北朝鮮で珍しく、自己を表したいと思っていたのでしょう。これは、元帥の最も嫌うところです。男であればそれこそ、高射砲の餌食でしょう。
     一方、ジナは、最高の歌手になるため、自己抑制していると思いますが。いずれにしても、独裁者のもとで、芸術家として生きることの、難しさでしょう。
     さて、青峰公演を見るほどに、演奏5人娘が気になります。かなり「女子度」高いです。
     パーカスが、モランボンに必要と、かねがね思っていましたが、先に青峰に!残念!

    ソヌの踊りと歌

    コメントありがとうございます。「モランボン」と「青峰」が連呼する指導者の違い、全く気がついておりませんでした。それぞれの称賛ソングの数を比較してみるとおもしろいかもしれませんね。

    ソヌの件、言われて「踊り」を思い出しました。また、「歌」もありましたね。あれは、張成沢事件の前だったかあとだったか忘れてしまいましたが、ソヌはさぞかし嫌だったことでしょう。それが彼女の「思想・精神的状態の検閲」的性格を帯びていたのかもしれませんが、それに彼女が「私はバイオリニストなのだから」と不平を言った可能性もありますね。

    > お世話になります。
    >
    > ソヌ・ヒャンヒに関して言及すると、リュ・ジナのように「お父さん!」「元帥様ぁ~!」と涙を流しながら元帥様にペタペタくっつく様が想像できません。
    >
    > ソヌは氷の微笑みの似合う人であってほしいものです。
    >
    > その意味では、今回のような場所に出てこなかったのはむしろ正解かも。
    >
    > というか、見たくないです。(笑)
    >
    > 以前、「泉のほとりで」という曲で、演奏の合間に声楽組と一緒に踊っているシーンがありますが、「ソヌのキャラじゃない !」と思いつつ、レアなシーンにちょっとクラッときたり。(笑)
    >
    > モランボン楽団は相変わらず「元帥様」「金正恩」を連呼する曲が多いですが、青峰楽団は今回「首領様」「将軍様」いちおう「元帥様」も出てきますが、「金正恩」の名の出てくる曲はなかったように思います。
    > そこにどんな意味があるのかはわかりませんが。

    Re: ソヌとジナ

    コメントありがとうございます。ソヌとジナの比較、同感です。別の方へのお返事にも書きましたが、「元帥様」がそんな彼女の「芸術性」を包摂しながらも「思想・精神的状態」を高めていければさすがですが、一応消えておりますので、「高射砲の餌食」ではないにせよ、お仕置き中ということなのでしょう。中国の北朝鮮食堂の「接待員」オネエサンの微妙な反応の意味が、何となく理解できました。北朝鮮国内では、噂、あるいは半ば公式的にソヌの処遇が伝えているのかもしれません。

    演奏5人娘、「女子力」は高いですが、記事にも書いた通り、ちょっとだけ目立っていたバイオリニストに注目しております。

    記憶が正しければ、「モランボン」と合同公演をやった「功勲国家」側にバーカスがいたような。しゃれたピアノの演奏とあわせていたような記憶があります。

    >  議論が白熱してきました。
    >  ソヌは、北朝鮮で珍しく、自己を表したいと思っていたのでしょう。これは、元帥の最も嫌うところです。男であればそれこそ、高射砲の餌食でしょう。
    >  一方、ジナは、最高の歌手になるため、自己抑制していると思いますが。いずれにしても、独裁者のもとで、芸術家として生きることの、難しさでしょう。
    >  さて、青峰公演を見るほどに、演奏5人娘が気になります。かなり「女子度」高いです。
    >  パーカスが、モランボンに必要と、かねがね思っていましたが、先に青峰に!残念!
    プロフィール

    川口智彦

    Author:川口智彦
    「크는 아바이(成長するオッサン)」

    ブログの基本用語:
    「元帥様」=金正恩朝鮮労働党委員長(上の絵の人物)、2016年12月20日から「最高領導者同志」とも呼ばれる
    2021年1月11日から「総秘書同志」
    「首領様」=金日成主席
    「将軍様」=金正日総書記
    「政治局員候補」=金ヨジョン(「元帥様」の妹)、2018年2月11日から「第1副部長同志」とも
    「白頭の血統」=金一族
    「大元帥様達」=「首領様」と「将軍様」
    「女史」=李雪主夫人(2018.07.26より「同志」に)

    우 그림은 충정 담아 아이가 그린 경애하는 김정은원수님이십니다.


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