「人気処女」:「処女」は未婚の女性の意、『朝鮮新報』提供の動画、「恋人はいますか?」「理想の男性は?」 (2015年10月14日 「朝鮮新報」)
世の中にこんなにおもしろい動画があるとは知らなかった。ある方に教えていただき見たのだが、埋もれさせておくのが勿体なく、拙ブログで紹介することにした(知らなかったのはお前だけだと言われるかもしれないが)。
事実上の総連機関紙である『朝鮮新報』がYouTubeで提供している動画で、同社が独自に平壌の若い女性にインタビューを行ったものである。もちろん、北朝鮮当局のチェックは入っているはずであるが、「朝鮮中央TV」では決して見られないような、北朝鮮女性の自然な受け答えや、表情を見ることができる。
様々な職種の「処女」(未婚の女性)にインタビューをするが、その職業を選択した動機、労働時間(なぜか?)、仕事上残念に思ったことや困ったこと、休日の過ごし方、恋人がいるかどうか、いたらどのぐらいの頻度で会うのか、理想の男性像、将来の夢、などについて質問している。もちろん、「敬愛する元帥様のために」系の答えもあるが、全体としてその種の答えは少なく、ごく自然に話をしている。下の写真の「交通保安員」などは、運転手とのトラブルなどについても語っており、おもしろい。「恋人」や「休暇の過ごし方」を質問すると、「まだいません」と答える女性も「はい、います」と答える女性も、恥じらいを露わにする。韓国女性では見られなくなった古き良き朝鮮女性の姿であろう。恋人とよく会うという女性はおらず、皆「仕事が忙しいからなかなか会えないが、電話ではよく話している」と答えている。
『朝鮮新報』動画でなければ、全てに日本語字幕をつけてYouTubeで紹介したいところであるが、同社が許可しないであろうから、それができないのが残念である。それにしても「同胞ヨロブン(皆様)」は皆、朝鮮語がそれほど分かるのだろうか。本来であれば、朝鮮語がよく分からない「同胞ヨロブン」のために、『朝鮮新報』社は、日本語字幕を付けて紹介すべきである。それだけではなく、マスコミにおどろおどろしい北朝鮮映像ばかり見せられている「友好的日本人民」に、朝鮮人民の本当の姿(それが平壌市民であっても)を紹介するよい機会になるのではないだろうか。画像だけでは、「可愛い子がいるな」とか「スカッシュもやるんだな」とか「エアロビみたい」(実は、エアロビと女性が言っているのだが)で終わってしまう。字幕を付けてこそ、意味があるというものだ。
コメントで「女子力」を強調される方がおられるが、まさに「人気処女」シリーズは女子力大爆発な動画である。現在、1~10まで紹介されている。
<人気処女7>「交通保安員 リュ・ジョンヘさん」、「同胞のみなさん、こんにちは!」と敬礼している。

Source: YouTube, 『朝鮮新報』、https://www.youtube.com/watch?v=UT5QEC-Fv5A&index=4&list=PLMcysgbAvGpYaPHqHYYAw6DRuydqMrz0S
事実上の総連機関紙である『朝鮮新報』がYouTubeで提供している動画で、同社が独自に平壌の若い女性にインタビューを行ったものである。もちろん、北朝鮮当局のチェックは入っているはずであるが、「朝鮮中央TV」では決して見られないような、北朝鮮女性の自然な受け答えや、表情を見ることができる。
様々な職種の「処女」(未婚の女性)にインタビューをするが、その職業を選択した動機、労働時間(なぜか?)、仕事上残念に思ったことや困ったこと、休日の過ごし方、恋人がいるかどうか、いたらどのぐらいの頻度で会うのか、理想の男性像、将来の夢、などについて質問している。もちろん、「敬愛する元帥様のために」系の答えもあるが、全体としてその種の答えは少なく、ごく自然に話をしている。下の写真の「交通保安員」などは、運転手とのトラブルなどについても語っており、おもしろい。「恋人」や「休暇の過ごし方」を質問すると、「まだいません」と答える女性も「はい、います」と答える女性も、恥じらいを露わにする。韓国女性では見られなくなった古き良き朝鮮女性の姿であろう。恋人とよく会うという女性はおらず、皆「仕事が忙しいからなかなか会えないが、電話ではよく話している」と答えている。
『朝鮮新報』動画でなければ、全てに日本語字幕をつけてYouTubeで紹介したいところであるが、同社が許可しないであろうから、それができないのが残念である。それにしても「同胞ヨロブン(皆様)」は皆、朝鮮語がそれほど分かるのだろうか。本来であれば、朝鮮語がよく分からない「同胞ヨロブン」のために、『朝鮮新報』社は、日本語字幕を付けて紹介すべきである。それだけではなく、マスコミにおどろおどろしい北朝鮮映像ばかり見せられている「友好的日本人民」に、朝鮮人民の本当の姿(それが平壌市民であっても)を紹介するよい機会になるのではないだろうか。画像だけでは、「可愛い子がいるな」とか「スカッシュもやるんだな」とか「エアロビみたい」(実は、エアロビと女性が言っているのだが)で終わってしまう。字幕を付けてこそ、意味があるというものだ。
コメントで「女子力」を強調される方がおられるが、まさに「人気処女」シリーズは女子力大爆発な動画である。現在、1~10まで紹介されている。
<人気処女7>「交通保安員 リュ・ジョンヘさん」、「同胞のみなさん、こんにちは!」と敬礼している。

Source: YouTube, 『朝鮮新報』、https://www.youtube.com/watch?v=UT5QEC-Fv5A&index=4&list=PLMcysgbAvGpYaPHqHYYAw6DRuydqMrz0S