ハン・ヨンス、『逸話で見る偉人像1』 1 (平壌出版社、2015) その12 「我が国で乗馬には金も権力もいらない」
□人民は乗馬の主人
主体101(2012)年11月中旬のある日のことだった。
敬愛する金正恩元帥様は、この日、ミリム地区に位置する乗馬場を訪問された。当時、乗馬場は、人民軍軍人の騎馬訓練場で会った。
走路も歩いてみて、軍人の騎馬訓練もご覧下さりながら、騎馬訓練場のあちこちを視察された敬愛する元帥様は、親しく馬に乗り、走路を走られた。
一周、もう一周・・・
自ら走路を走られながら、騎馬走路の状態を細心に調べられた敬愛する元帥様は、走路の状態がよい、この騎馬訓練場は、乗馬運動をするには適切な場所だと仰った。
敬愛する元帥様は、ご自身は騎馬訓練場を勤労者と青少年の体育鍛錬場のための乗馬場に決心し、だから当該部門に形成案を作る課業を与えたと仰りながら、今日は訓練場の実態を直接調べようと現地にやって来たと仰った。
それが理由だった。
事実、父なる将軍様を突然失い、しなければならない仕事が多かったその時、乗馬クラブについては誰も考えられなかった。苦難の行軍、強固行軍の道を切り開いた我々人民にとって、確かに、世界的な乗馬場で馬に乗る楽しみを享有するというのは、想像さえできない夢のようなことに違いなかった。
大きな感動と歓喜に溢れる幹部たちを見回されながら、敬愛する元帥様は、絶世の偉人達の不滅の業績が刻まれている騎馬訓練場を乗馬場に改築することは、将軍様の高貴な遺産に磨きを掛け、強固にするための重要な事業であると切々と仰った。
父なる将軍様が、一生、熱烈に愛された我々人民は、当然、誰よりもよい生活をしなければならず、文明を謳歌するにも、この世で一番のものを謳歌しなければならないというのが、まさに元帥様の火のようなお心であった。
その日、敬愛する元帥様は、乗馬運動は人々の勇敢さと大胆さを育てるとてもよい運動であると仰り、今、平壌市のあちこちにローラースケート場を作ったら、ローラースケート・ブームが巻き起こっているが、乗馬場が作られれば、乗馬運動ブームも起きるだろう、勤労者と青少年学生が立派に造られた乗馬場に来て、乗馬運動をする過程で体と心を鍛錬するだけではなく、生きていることの喜悦を感じることだろうと仰りながら、明るい微笑を浮かべられた。そして、新たに改築された乗馬場がミリン地区にあるので、名勝を「ミリン乗馬クラブ」としなければならない、人民軍については、党の意図に合うように乗馬クラブを立派に造り、人民が心ゆくまで乗馬運動できるようにすることに積極的に取り組まなければならないと仰った。
今日、世界には数多くの馬が乗馬用として利用され、乗馬運動が一つの趨勢となっている。しかし、それはほとんどが金があるか、権力がある人たちが楽しんでいるというのが普遍的な現象となっている。
しかし、敬愛する元帥様は、人民が謳歌しなければならない万福の中には、当然乗馬をする楽しみもなければならず、千万金を全て使っても、最もよい乗馬クラブを造り、人民に与えなければならないという熱烈な人民愛の意をさらに固くされ、偉大な献身の世界を広げて行かれるのであった。
人民のためのミリム乗馬クラブ!
まさにここに世界的なミリム乗馬クラブの根本性格があり、その本当の価値がある。
その後、ミリム乗馬クラブは、人民のための乗馬場として立派に建設され、祖国人民達はもちろん、海外同胞達と外国人も喜んで訪れる名所となった。
主体101(2012)年11月中旬のある日のことだった。
敬愛する金正恩元帥様は、この日、ミリム地区に位置する乗馬場を訪問された。当時、乗馬場は、人民軍軍人の騎馬訓練場で会った。
走路も歩いてみて、軍人の騎馬訓練もご覧下さりながら、騎馬訓練場のあちこちを視察された敬愛する元帥様は、親しく馬に乗り、走路を走られた。
一周、もう一周・・・
自ら走路を走られながら、騎馬走路の状態を細心に調べられた敬愛する元帥様は、走路の状態がよい、この騎馬訓練場は、乗馬運動をするには適切な場所だと仰った。
敬愛する元帥様は、ご自身は騎馬訓練場を勤労者と青少年の体育鍛錬場のための乗馬場に決心し、だから当該部門に形成案を作る課業を与えたと仰りながら、今日は訓練場の実態を直接調べようと現地にやって来たと仰った。
それが理由だった。
事実、父なる将軍様を突然失い、しなければならない仕事が多かったその時、乗馬クラブについては誰も考えられなかった。苦難の行軍、強固行軍の道を切り開いた我々人民にとって、確かに、世界的な乗馬場で馬に乗る楽しみを享有するというのは、想像さえできない夢のようなことに違いなかった。
大きな感動と歓喜に溢れる幹部たちを見回されながら、敬愛する元帥様は、絶世の偉人達の不滅の業績が刻まれている騎馬訓練場を乗馬場に改築することは、将軍様の高貴な遺産に磨きを掛け、強固にするための重要な事業であると切々と仰った。
父なる将軍様が、一生、熱烈に愛された我々人民は、当然、誰よりもよい生活をしなければならず、文明を謳歌するにも、この世で一番のものを謳歌しなければならないというのが、まさに元帥様の火のようなお心であった。
その日、敬愛する元帥様は、乗馬運動は人々の勇敢さと大胆さを育てるとてもよい運動であると仰り、今、平壌市のあちこちにローラースケート場を作ったら、ローラースケート・ブームが巻き起こっているが、乗馬場が作られれば、乗馬運動ブームも起きるだろう、勤労者と青少年学生が立派に造られた乗馬場に来て、乗馬運動をする過程で体と心を鍛錬するだけではなく、生きていることの喜悦を感じることだろうと仰りながら、明るい微笑を浮かべられた。そして、新たに改築された乗馬場がミリン地区にあるので、名勝を「ミリン乗馬クラブ」としなければならない、人民軍については、党の意図に合うように乗馬クラブを立派に造り、人民が心ゆくまで乗馬運動できるようにすることに積極的に取り組まなければならないと仰った。
今日、世界には数多くの馬が乗馬用として利用され、乗馬運動が一つの趨勢となっている。しかし、それはほとんどが金があるか、権力がある人たちが楽しんでいるというのが普遍的な現象となっている。
しかし、敬愛する元帥様は、人民が謳歌しなければならない万福の中には、当然乗馬をする楽しみもなければならず、千万金を全て使っても、最もよい乗馬クラブを造り、人民に与えなければならないという熱烈な人民愛の意をさらに固くされ、偉大な献身の世界を広げて行かれるのであった。
人民のためのミリム乗馬クラブ!
まさにここに世界的なミリム乗馬クラブの根本性格があり、その本当の価値がある。
その後、ミリム乗馬クラブは、人民のための乗馬場として立派に建設され、祖国人民達はもちろん、海外同胞達と外国人も喜んで訪れる名所となった。