ハン・ヨンス、『逸話で見る偉人像1』 1 (平壌出版社、2015) その10 「すきま風を注意」
□大きく考えられた些細な問題
敬愛する金正恩元帥様がチャンジョン通りに立てられた超高層アパートに最上階である45階に上られた時であった。
自ら家の住人になった心情で部屋の床もいちいち触ってみられ、キッチンでは幸福な主婦の姿も想像されるように明るく笑われた敬愛する元帥様は、続けて、ベランダに出られた。
大同江沿いに一枚の絵のように広がった美しい平壌の全景が目前に広がった。
同行した幹部も目前に広がる爽快な光景に心酔し、しばらくの間、露台を去ろうとはしなかった。
敬愛する元帥様は、そのような幹部たちを情深く眺めておられ、ふと、小さく聞こえてくる音に耳を傾けられた。
元帥様は、風の音が聞こえると静かに仰った。
その方のお言葉に幹部も気を取り直して耳を傾けた。
本当に、窓際から聞こえるか聞こえないかぐらいの風の音が聞こえていた。
幹部たちは、超高層では風が強いのは当然であると考えたのか、表情を変えることなく窓の外に広がる全景だけを眺めていた。
敬愛する元帥様は、そのような幹部たちに風が入ってくれば、住民に不便を来すことのなると温かく気付かせて下さった。
その日、敬愛する元帥様は、さまざまな号棟の住宅を回られながら、再びすきま風が入らないように窓の風よけを上手くやることについて繰り返し強調された。
幹部たちは、驚きと感嘆の中、そのお方を仰いだ。
施行単位(訳注:職場、企業)の幹部たちも、そのお方を同じ場所に頂いていた自分たちも全く考えられなかった小さな風の音!
実に、それは人民に対する観点の問題であった。
超高層住宅です妙になる人民が冷たいすきま風に当たることも心配され、些細な問題も大きく考えられ、それほどもまでに細心の教えを下さる敬愛する元帥様は、本当に人民の父であられた。
敬愛する金正恩元帥様がチャンジョン通りに立てられた超高層アパートに最上階である45階に上られた時であった。
自ら家の住人になった心情で部屋の床もいちいち触ってみられ、キッチンでは幸福な主婦の姿も想像されるように明るく笑われた敬愛する元帥様は、続けて、ベランダに出られた。
大同江沿いに一枚の絵のように広がった美しい平壌の全景が目前に広がった。
同行した幹部も目前に広がる爽快な光景に心酔し、しばらくの間、露台を去ろうとはしなかった。
敬愛する元帥様は、そのような幹部たちを情深く眺めておられ、ふと、小さく聞こえてくる音に耳を傾けられた。
元帥様は、風の音が聞こえると静かに仰った。
その方のお言葉に幹部も気を取り直して耳を傾けた。
本当に、窓際から聞こえるか聞こえないかぐらいの風の音が聞こえていた。
幹部たちは、超高層では風が強いのは当然であると考えたのか、表情を変えることなく窓の外に広がる全景だけを眺めていた。
敬愛する元帥様は、そのような幹部たちに風が入ってくれば、住民に不便を来すことのなると温かく気付かせて下さった。
その日、敬愛する元帥様は、さまざまな号棟の住宅を回られながら、再びすきま風が入らないように窓の風よけを上手くやることについて繰り返し強調された。
幹部たちは、驚きと感嘆の中、そのお方を仰いだ。
施行単位(訳注:職場、企業)の幹部たちも、そのお方を同じ場所に頂いていた自分たちも全く考えられなかった小さな風の音!
実に、それは人民に対する観点の問題であった。
超高層住宅です妙になる人民が冷たいすきま風に当たることも心配され、些細な問題も大きく考えられ、それほどもまでに細心の教えを下さる敬愛する元帥様は、本当に人民の父であられた。