ハン・ヨンス、『逸話で見る偉人像1』 1 (平壌出版社、2015) その3 「芝生の植え方を細かく指導」
□驚くべき芝生についての常識
国のいたる所に広がる緑の芝生 - 芝生!
今日、我が国を訪ねる多くの外国人は、数年の間に一層緑を拡げた芝生に感嘆を禁じ得ずにいる。
しかし、人々に安定感と深い情緒を与え、美しい生活環境を作り、全国に広がるその芝生が、どこに根を張っているのかについては、皆が知っているわけではない。
主体101(2012)年9月のある日。
敬愛する金正恩同志は、この日、幹部に花草と芝生を心を込めて植える事業も全て愛国主義の表現であると仰り、自分が住んでいる都市と村、自分が働いている単位(訳注:職場)に芝生をはじめとした地表の植物を多く植え、育てることに関する貴重な教えを下さった。
敬愛する元帥様は、まず、新たな芝生品種の特性と芝生を植えるに際して発生する実務的問題について教えて下さった。
そのお方は、芝生を植えるなら、土の造成をきちんとしなければならないが、土の造成をするときには、水がよくはけるように一番底に石と砂で排水層を形成しなければならない、その次には焼いた土と腐植土を混ぜた次の層を作り、排水層の上に30センチ程度かぶせ、栽培層を造成しなければならないと仰った。
敬愛する元帥様の芝生常識に接した幹部の驚きは大きかった。
芝生とそれを植える方法について、専門家以上の該博と識見をお持ちの敬愛する元帥様の知識の世界が熱く感じられた。
そして、その少し前にも幹部に芝生を植える方法について細心に教えて下さった元帥様のお言葉が心臓に再び刻まれた。
その時、元帥様は芝生は季節的に暑いときに植えても駄目だし、温度が10度以下の時に植えても駄目で、芝生が冬を越えられるようにするためには、早く種を蒔き、根を張らせなければならない。そうしなければ、冬に被害を被ると教えて下さった。
そして、芝生を機械で植えるとき、釣り糸を巻くように機械を回すと、芝生の種がぼんやりとした霧のように蒔かれるので、その上に棒で軟らかくした土を1~2ミリかぶせ、水をやると4~5日で鬚が生えるように芝生の芽が出るのだが、本当におもしろいと仰った。そして、芝生を植える時には、土を焼いて雑草の種をなくしてから棒で叩きながら広げて植え、芝生畑にミミズが発生すると、芝生の生息率が落ち、管理するのが難しい、芝生が出たら、根が張るまでは人が踏んではいけないと仰った。・・・
このように、芝生に関する並外れた造詣をお持ちで、芝生の生態学的特性から、それを植える方法に至るまで、一つ一つ具体的に教えて下さるその方の深い知性と燃える祖国愛に根付き、全国に広がっている芝生。
幹部は、深い感動を受け、そのお方のお教えをしっかりと手帳にメモした。
そして、彼らを眺めながら、敬愛する元帥様は、私は芝生研究事業も直接担ってみようと仰り、だから、最高司令部庭園にそんな芝生試験畑を作ろうと熱く仰った。
幹部は、芝生に対するそれほどまでも該博な知識をお持ちで、全国の緑の芝生のためにあらゆる心血を注いでおられる元帥様を仰ぎ、激情を禁じ得なかった。
国のいたる所に広がる緑の芝生 - 芝生!
今日、我が国を訪ねる多くの外国人は、数年の間に一層緑を拡げた芝生に感嘆を禁じ得ずにいる。
しかし、人々に安定感と深い情緒を与え、美しい生活環境を作り、全国に広がるその芝生が、どこに根を張っているのかについては、皆が知っているわけではない。
主体101(2012)年9月のある日。
敬愛する金正恩同志は、この日、幹部に花草と芝生を心を込めて植える事業も全て愛国主義の表現であると仰り、自分が住んでいる都市と村、自分が働いている単位(訳注:職場)に芝生をはじめとした地表の植物を多く植え、育てることに関する貴重な教えを下さった。
敬愛する元帥様は、まず、新たな芝生品種の特性と芝生を植えるに際して発生する実務的問題について教えて下さった。
そのお方は、芝生を植えるなら、土の造成をきちんとしなければならないが、土の造成をするときには、水がよくはけるように一番底に石と砂で排水層を形成しなければならない、その次には焼いた土と腐植土を混ぜた次の層を作り、排水層の上に30センチ程度かぶせ、栽培層を造成しなければならないと仰った。
敬愛する元帥様の芝生常識に接した幹部の驚きは大きかった。
芝生とそれを植える方法について、専門家以上の該博と識見をお持ちの敬愛する元帥様の知識の世界が熱く感じられた。
そして、その少し前にも幹部に芝生を植える方法について細心に教えて下さった元帥様のお言葉が心臓に再び刻まれた。
その時、元帥様は芝生は季節的に暑いときに植えても駄目だし、温度が10度以下の時に植えても駄目で、芝生が冬を越えられるようにするためには、早く種を蒔き、根を張らせなければならない。そうしなければ、冬に被害を被ると教えて下さった。
そして、芝生を機械で植えるとき、釣り糸を巻くように機械を回すと、芝生の種がぼんやりとした霧のように蒔かれるので、その上に棒で軟らかくした土を1~2ミリかぶせ、水をやると4~5日で鬚が生えるように芝生の芽が出るのだが、本当におもしろいと仰った。そして、芝生を植える時には、土を焼いて雑草の種をなくしてから棒で叩きながら広げて植え、芝生畑にミミズが発生すると、芝生の生息率が落ち、管理するのが難しい、芝生が出たら、根が張るまでは人が踏んではいけないと仰った。・・・
このように、芝生に関する並外れた造詣をお持ちで、芝生の生態学的特性から、それを植える方法に至るまで、一つ一つ具体的に教えて下さるその方の深い知性と燃える祖国愛に根付き、全国に広がっている芝生。
幹部は、深い感動を受け、そのお方のお教えをしっかりと手帳にメモした。
そして、彼らを眺めながら、敬愛する元帥様は、私は芝生研究事業も直接担ってみようと仰り、だから、最高司令部庭園にそんな芝生試験畑を作ろうと熱く仰った。
幹部は、芝生に対するそれほどまでも該博な知識をお持ちで、全国の緑の芝生のためにあらゆる心血を注いでおられる元帥様を仰ぎ、激情を禁じ得なかった。