ハン・ヨンス、『逸話で見る偉人像1』 1 (平壌出版社、2015) その1 「自らピアノを弾いて旋律を」
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敬愛する金正恩元帥様は、これまで歴史が知ることがなく、如何なる時代の偉人も越えることができない非凡な叡智と政治、経済、文化など、社会生活の全ての領域に対する該博な識見をお持ちで、祖国と人民のための聖なる一途に全てを捧げておられる。
世の中で最も良い我々人民を、偉大な首領様たちにお仕えするように仕え、天のように崇拝し、人民の夢と理想を実現するために、靴底を減らして走らなければならないという崇高な人民観をお持ちの敬愛する元帥様!
敬愛する金正恩元帥様は、次のように仰った。
「偉大な首領様と将軍様にお仕えするように、我々人民に仕え、全てを捧げるのは、我々党の確固たる決心です。」
人民のために全てを捧げようとすること!
敬愛する元帥様の全ての思索と領導の出発点はまさにそこにある。
□一編の作詞と編曲にも
音楽は、神秘の世界であり、誰もがその世界に精通するのは、言うほどに簡単なことではない。したがって、音楽の大家といわれるベートーベンも天才性がなくては、音楽の門を開くことができないと語ったのかもしれない。
祖国ではもちろん、世界的にもその名声が高いモランボン楽団!
誕生してから僅か数年しか経っていないこの楽団が、このように短期間に音楽の高い境地に至り、多くの人々の称賛を受けているのは、一つ一つの大小全ての作品に偉人の非凡な領導の手が入っていることにその秘訣がある。
ある日のことであった。
楽団の創作集団では新しく出た歌『党旗よ永遠にあなたと共に』の創作に熱中していた。
この時、敬愛する金正恩元帥様が、自ら創作室に来られた。
そのお方は、創作家から作品の創作過程について具体的に聞かれた。そして、声楽俳優と演奏家の形象も細心にご覧になり、歌を注意深く聞かれた。
敬愛する元帥様は、成功の秘訣がどこにあるのかを直ぐに把握された。
そのお方は、自らピアノを弾きながら、歌の旋律を一つ一つ完成させることから始められた。
祖国と人民のために昼夜労苦を捧げられるそのお方のように繁忙な中でも、貴重なお時間を割かれ、歌継承上の要所要所にまでご教授下さい、自ら完成していかれる敬愛する元帥様。
創作幹部と声楽家達、演奏家達が感動で濡れた視線でそのお姿を仰いでいた。
ピアノの鍵盤から手を離され、元帥様は彼らの方を振り向かれた。
そして、敬愛するそのお方は、前段の第1小節はそのままにしておき、第2小節から旋律を弱い拍子で入り、後に続く小節をもっと爆発させなければならない、あまりにも唐突に旋律を飛躍させることなく、感情的に流していき、ある部分から旋律を昇華させ、後部に繋げなければならないと、リズムと音の進行に津して一つ一つ教えて下さった。
(あ、まさにこれだ!)
そのお方を仰ぎながら、人々全ての口から知らないうちに嘆声が漏れていた。
敬愛する元帥様は、この日、編曲に関するご教授も具体的にして下さった。
そのお方は、編曲は完全に新たな創作であると仰り、既成曲を新しい味が出るように形象しようとするなら、現代のリズムに乗せて編曲しなければならない、歌の編曲で基本旋律と密着した第2の旋律を完全に新たに引き出さなければならないと教えて下さった。
敬愛する元帥様を仰ぎながら、幹部と創作家達は、一つの新たな音楽世界を頂いたという衝動を感じた。そして、新たに編曲するだけでも、一つの楽団、さらには一つの一国の音楽の面貌を一新することができるということを痛感していた。
(実に敬愛する元帥様が下さった全ての教え、自ら創作された旋律を全て合わせれば、この世のどこにも見つけることができない新しい新世紀朝鮮式音楽総論、金正恩音楽総論になるだろう。)
彼ら全ての心臓の吐露であった。
敬愛する金正恩元帥様は、これまで歴史が知ることがなく、如何なる時代の偉人も越えることができない非凡な叡智と政治、経済、文化など、社会生活の全ての領域に対する該博な識見をお持ちで、祖国と人民のための聖なる一途に全てを捧げておられる。
世の中で最も良い我々人民を、偉大な首領様たちにお仕えするように仕え、天のように崇拝し、人民の夢と理想を実現するために、靴底を減らして走らなければならないという崇高な人民観をお持ちの敬愛する元帥様!
敬愛する金正恩元帥様は、次のように仰った。
「偉大な首領様と将軍様にお仕えするように、我々人民に仕え、全てを捧げるのは、我々党の確固たる決心です。」
人民のために全てを捧げようとすること!
敬愛する元帥様の全ての思索と領導の出発点はまさにそこにある。
□一編の作詞と編曲にも
音楽は、神秘の世界であり、誰もがその世界に精通するのは、言うほどに簡単なことではない。したがって、音楽の大家といわれるベートーベンも天才性がなくては、音楽の門を開くことができないと語ったのかもしれない。
祖国ではもちろん、世界的にもその名声が高いモランボン楽団!
誕生してから僅か数年しか経っていないこの楽団が、このように短期間に音楽の高い境地に至り、多くの人々の称賛を受けているのは、一つ一つの大小全ての作品に偉人の非凡な領導の手が入っていることにその秘訣がある。
ある日のことであった。
楽団の創作集団では新しく出た歌『党旗よ永遠にあなたと共に』の創作に熱中していた。
この時、敬愛する金正恩元帥様が、自ら創作室に来られた。
そのお方は、創作家から作品の創作過程について具体的に聞かれた。そして、声楽俳優と演奏家の形象も細心にご覧になり、歌を注意深く聞かれた。
敬愛する元帥様は、成功の秘訣がどこにあるのかを直ぐに把握された。
そのお方は、自らピアノを弾きながら、歌の旋律を一つ一つ完成させることから始められた。
祖国と人民のために昼夜労苦を捧げられるそのお方のように繁忙な中でも、貴重なお時間を割かれ、歌継承上の要所要所にまでご教授下さい、自ら完成していかれる敬愛する元帥様。
創作幹部と声楽家達、演奏家達が感動で濡れた視線でそのお姿を仰いでいた。
ピアノの鍵盤から手を離され、元帥様は彼らの方を振り向かれた。
そして、敬愛するそのお方は、前段の第1小節はそのままにしておき、第2小節から旋律を弱い拍子で入り、後に続く小節をもっと爆発させなければならない、あまりにも唐突に旋律を飛躍させることなく、感情的に流していき、ある部分から旋律を昇華させ、後部に繋げなければならないと、リズムと音の進行に津して一つ一つ教えて下さった。
(あ、まさにこれだ!)
そのお方を仰ぎながら、人々全ての口から知らないうちに嘆声が漏れていた。
敬愛する元帥様は、この日、編曲に関するご教授も具体的にして下さった。
そのお方は、編曲は完全に新たな創作であると仰り、既成曲を新しい味が出るように形象しようとするなら、現代のリズムに乗せて編曲しなければならない、歌の編曲で基本旋律と密着した第2の旋律を完全に新たに引き出さなければならないと教えて下さった。
敬愛する元帥様を仰ぎながら、幹部と創作家達は、一つの新たな音楽世界を頂いたという衝動を感じた。そして、新たに編曲するだけでも、一つの楽団、さらには一つの一国の音楽の面貌を一新することができるということを痛感していた。
(実に敬愛する元帥様が下さった全ての教え、自ら創作された旋律を全て合わせれば、この世のどこにも見つけることができない新しい新世紀朝鮮式音楽総論、金正恩音楽総論になるだろう。)
彼ら全ての心臓の吐露であった。