「敬愛する金正恩同志がキューバ共和国国家代表団を接見された」:「モランボン楽団」フルメンバーでオンステージか (2015年9月9日 「朝鮮中央TV」)
9月9日、「朝鮮中央TV」で金正恩がキューバ代表団を接見したという「朝鮮記録映画」が放送された。接見部分だけと思いきや、公演観覧部分も見せている。「モランボン楽団」が、「タンスメ」を演奏している動画も一部見せている。同楽団は、どうやらフルメンバーで演奏したようで、正面にバイオリニストや歌手、後方の壇上にドラム等がいた模様。
「モランボン楽団」が出る部分だけ切り出してYouTubeにアップロードしておいた。

Source: YouTube, https://youtu.be/zRowQzH4Aos
その他の事柄については、追記する。
<追記>
「<朝鮮記録映画>敬愛する金正恩同志がキューバ共和国国家代表団を接見された」

Source: KCTV, 2015/09/09放送
キューバのミゲル・マリオ・ディアス第1副首相も朝鮮の儀礼を心得ており、深く頭を下げている。「元帥様」が「錦繍山太陽宮殿」でお父さんやお祖父さんの遺体を参拝する場面などを研究したのであろう。若い指導者に対しても礼を尽くせるとすれば、なかなかの大物なのかもしれない。

Source: KCTV, 2015/09/09放送
北朝鮮側の通訳は「元帥様」の右に座ってメモを取っている男性。

Source: KCTV, 2015/09/09放送
一方、キューバ側の通訳は、雰囲気からすれば手前に座っている女性のようであるが、この女性はメモを一生懸命取ってはいるが、通訳はしていないようである。キューバ側は、通訳を連れてこなかったのかもしれない。キューバ外務省に朝鮮語通訳がいないのかもしれないが、首脳級の会談であれば双方の通訳が付くのが通常である。別記事にも書いた通り、第1副首相は北京での戦勝記念式典の帰りに平壌の寄ったはずであるが、中国語の通訳も北京に同行しなかったのであろうか。あるいは、この女性を通訳として連れてきてみたものの、あまりにも朝鮮語能力が低く、結局、北朝鮮通訳が1人でやることになったのか。いずれにせよ、昔話と友好親善だけの話であれば、北朝鮮側だけの通訳に任せても誤訳が将来問題となることはないであろう。しかし、韓国とキューバの修交関係の話が出たすれば、別の話だ。

Source: KCTV, 2015/09/09放送
この時だけではないが、なぜか腕時計をしていない「元帥様」。西側製のチャライ腕時計はまずいとでも思ったのだろうか。

Source: KCTV, 2015/09/09放送
キューバ第1副首相が「元帥様」に贈ったシャツ。首回りが小さすぎるような気がしないでもない。どのみち「国際親善展示館」に飾られるだけなので関係はないのだが。

Source: KCTV, 2015/09/09放送
演奏会が開催されたコンサートホールと思われる。劇場名についてのナレーションはなし。

Source: KCTV, 2015/09/09放送
第1副首相夫人に花束を渡す「モランボン楽団」員。

Source: KCTV, 2015/09/09放送
キューバ国家と北朝鮮「愛国歌」演奏中、敬礼をしている「元帥様」。過去の公演で国歌演奏中に彼が敬礼をしたのかどうかは、記憶が定かではないが、軍人「金正恩」を示しているのであろう。第1副首相は、軍人ではないので敬礼はしていない。

Source: KCTV, 2015/09/09放送
「死んでも革命信念捨てるなかれ」演奏中か、手拍子を打つ「元帥様」。「元帥様」が手拍子を打っている様子は初めてかあまり出なかったような。「首領様」とフィデロ・カストロ映像に対する拍手喝采の流れなのかもしれない。

Source: KCTV, 2015/09/09放送
李雪主夫人は「元帥様」式の軽い拍手。ファーストレディーらしさの演出か。普段は、熱烈な拍手をしていたようだが。

Source: KCTV, 2015/09/09放送
手首がよく見えないが、李雪主夫人の腕時計未着用か。

Source: KCTV, 2015/09/09放送
キューバと米国が関係修復をしたので、韓国も関係修復に向けて動いている。キューバとしても、経済力がある韓国と国交を樹立して損することはないはずだ。敢えていえば、北朝鮮との関係にヒビが入るだけであるが、それは旧ソ連も中国もやってきたので、今更、それほど気にすることもなかろう。特に、第1副首相が目にした北京での崔龍海冷遇からすれば、実を得る方向で考えるであろう。一方、北朝鮮はといえば、お祖父さんとお父さんの時代に経験した屈辱を子供(金正恩)の時代に再び経験したくないという思いが強いはずである。それが、今回の首脳会談にも繋がったのであろうが、さて、キューバはどうするのか。
<追記2>
2回目の「朝鮮記録映画」の放送が始まった。書き忘れたが、「朝鮮記録映画」冒頭のバックで流れているのは「金正恩将軍賛歌」。過去記事に書いた8月の「功勲国家合唱団」公演以降、初めて「朝鮮中央TV」で流されたと思う。
「モランボン楽団」が出る部分だけ切り出してYouTubeにアップロードしておいた。

Source: YouTube, https://youtu.be/zRowQzH4Aos
その他の事柄については、追記する。
<追記>
「<朝鮮記録映画>敬愛する金正恩同志がキューバ共和国国家代表団を接見された」

Source: KCTV, 2015/09/09放送
キューバのミゲル・マリオ・ディアス第1副首相も朝鮮の儀礼を心得ており、深く頭を下げている。「元帥様」が「錦繍山太陽宮殿」でお父さんやお祖父さんの遺体を参拝する場面などを研究したのであろう。若い指導者に対しても礼を尽くせるとすれば、なかなかの大物なのかもしれない。

Source: KCTV, 2015/09/09放送
北朝鮮側の通訳は「元帥様」の右に座ってメモを取っている男性。

Source: KCTV, 2015/09/09放送
一方、キューバ側の通訳は、雰囲気からすれば手前に座っている女性のようであるが、この女性はメモを一生懸命取ってはいるが、通訳はしていないようである。キューバ側は、通訳を連れてこなかったのかもしれない。キューバ外務省に朝鮮語通訳がいないのかもしれないが、首脳級の会談であれば双方の通訳が付くのが通常である。別記事にも書いた通り、第1副首相は北京での戦勝記念式典の帰りに平壌の寄ったはずであるが、中国語の通訳も北京に同行しなかったのであろうか。あるいは、この女性を通訳として連れてきてみたものの、あまりにも朝鮮語能力が低く、結局、北朝鮮通訳が1人でやることになったのか。いずれにせよ、昔話と友好親善だけの話であれば、北朝鮮側だけの通訳に任せても誤訳が将来問題となることはないであろう。しかし、韓国とキューバの修交関係の話が出たすれば、別の話だ。

Source: KCTV, 2015/09/09放送
この時だけではないが、なぜか腕時計をしていない「元帥様」。西側製のチャライ腕時計はまずいとでも思ったのだろうか。

Source: KCTV, 2015/09/09放送
キューバ第1副首相が「元帥様」に贈ったシャツ。首回りが小さすぎるような気がしないでもない。どのみち「国際親善展示館」に飾られるだけなので関係はないのだが。

Source: KCTV, 2015/09/09放送
演奏会が開催されたコンサートホールと思われる。劇場名についてのナレーションはなし。

Source: KCTV, 2015/09/09放送
第1副首相夫人に花束を渡す「モランボン楽団」員。

Source: KCTV, 2015/09/09放送
キューバ国家と北朝鮮「愛国歌」演奏中、敬礼をしている「元帥様」。過去の公演で国歌演奏中に彼が敬礼をしたのかどうかは、記憶が定かではないが、軍人「金正恩」を示しているのであろう。第1副首相は、軍人ではないので敬礼はしていない。

Source: KCTV, 2015/09/09放送
「死んでも革命信念捨てるなかれ」演奏中か、手拍子を打つ「元帥様」。「元帥様」が手拍子を打っている様子は初めてかあまり出なかったような。「首領様」とフィデロ・カストロ映像に対する拍手喝采の流れなのかもしれない。

Source: KCTV, 2015/09/09放送
李雪主夫人は「元帥様」式の軽い拍手。ファーストレディーらしさの演出か。普段は、熱烈な拍手をしていたようだが。

Source: KCTV, 2015/09/09放送
手首がよく見えないが、李雪主夫人の腕時計未着用か。

Source: KCTV, 2015/09/09放送
キューバと米国が関係修復をしたので、韓国も関係修復に向けて動いている。キューバとしても、経済力がある韓国と国交を樹立して損することはないはずだ。敢えていえば、北朝鮮との関係にヒビが入るだけであるが、それは旧ソ連も中国もやってきたので、今更、それほど気にすることもなかろう。特に、第1副首相が目にした北京での崔龍海冷遇からすれば、実を得る方向で考えるであろう。一方、北朝鮮はといえば、お祖父さんとお父さんの時代に経験した屈辱を子供(金正恩)の時代に再び経験したくないという思いが強いはずである。それが、今回の首脳会談にも繋がったのであろうが、さて、キューバはどうするのか。
<追記2>
2回目の「朝鮮記録映画」の放送が始まった。書き忘れたが、「朝鮮記録映画」冒頭のバックで流れているのは「金正恩将軍賛歌」。過去記事に書いた8月の「功勲国家合唱団」公演以降、初めて「朝鮮中央TV」で流されたと思う。