「朝鮮中央TV」の「20時報道」で「功勲国家合唱団と青峰楽団」が公演のために平壌空港からロシアに向かったと報じた。その中で、両楽団の映像を公開しているが、全員人民服を着用しており、一瞬ではよく分からなかった。追って、キャプチャした写真を掲載しておく。
<追記>
「朝鮮中央通信」が写真を配信していた。
「青峰楽団の主要俳優」と思われる一団

Source: KCNA
「モランボン楽団」は設立後一度も海外公演をしていないにもかかわらず、「青峰楽団」は僅か1ヶ月で海外公演に出すのはなぜだろうか。
<追記2>
コメントでも関連情報を頂いているが、ロシアメディアより以下。
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モスクワ(スプートニック):北朝鮮の国立女声コーラス青峰は、ロシアとの文化交流を図るために、モスクワで2回の公演を予定していると駐露北朝鮮大使館が土曜日、スポ-トニックに述べた。
女性で構成された楽団は、金曜日ロシアの首都に到着した。彼女らは、首都の最も古いシンフォニーオーケストラのホールであるチャイコフスキーコンサートホールで月曜日に、モスコビッチ文化センターで火曜日に公演をする。
月曜日の公演には、駐露北朝鮮大使の金ヒョンジョンが参席するという。
大使館報道官によると、今回の訪問は両国間の文化交流を増進し、二国間関係を強化することを目的としているとのことである。
SPUTNIK, North Korea’s national all-female band Chongbong will have two performances in Moscow, http://sputniknews.com/world/20150829/1026333985.html
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興味深いのは、上の報道に「全て女性で構成された楽団」とだけ書かれており、「功勲国家合唱団」に全く触れられていない点である。ロシア側の扱いというか関心事は「青峰楽団」であり、「功勲国家合唱団」はバックコーラス程度の扱いなのであろうか。
<追記3>
「朝鮮中央通信」が9月1日公演の写真を配信。

Source: KCNA

Source: KCNA
ステージが小さいというコメントを頂いたが、チャイコフスキーコンサートホールの座席図。ステージは小さいが、観客席は広いようだ。

Source: BolshoiMoscow.com, http://www.bolshoimoscow.com/theatre/hall_tsch/info/sid=GLE_1
お世話になります。
突然のことなので、本当に驚きました。牡丹峰楽団と合同公演を行うとばかり思っておりましたので。
写真中の左の4名が「永遠なるこだま」を歌った人たちだと推測します。ほかにも若そうなメンバーもいるようで。
公演が朝鮮中央テレビで放送されると思いますので、それを楽しみにしております。
2つのコメントありがとうございます。追って記事に掲載しておきますが、「20時報道」で軍服を着た一団の最前列に人民帽をかぶった若い女性達がいるので、この人達も「青峰」関係者かもしれません。私服を着た女性の中に、モランボンで歌っていた人はいるのでしょうか。
ロシア公演は、対日戦勝記念日に合わせたものですね。金正恩時代になってから、北朝鮮の楽団が海外で公演したということはあったのでしょうか。「血の海歌劇団」の中国公演はあったと記憶していますが(もしかすると、金正日時代末期だったかも)、楽団系ではなかったような気がします。ロシア公演の様子をロシアのテレビが放送すれば、その映像を使って「朝鮮中央TV」で公開するかもしれませんね。楽しみです。
> お世話になります。
> 突然のことなので、本当に驚きました。牡丹峰楽団と合同公演を行うとばかり思っておりましたので。
> 写真中の左の4名が「永遠なるこだま」を歌った人たちだと推測します。ほかにも若そうなメンバーもいるようで。
> 公演が朝鮮中央テレビで放送されると思いますので、それを楽しみにしております。
お返事ありがとうございます。
青峰楽団のメンバー・スタッフが写った写真の中に、牡丹峰楽団で歌った歌手はいないように思います。写真が鮮明ではないので判明しづらいですが、過去の公演の画像と照らし合わせたところ、左から、キム・ソンシム(김성심)、キム・オクチュ(김옥주)、キム・ジュヒャン(김주향)であると思います。左から4番目の女性は見たことがないので確証はありませんが、ソン・ヨン(송영)ではないかと思われます。右側に立っているメンバーたちは初めて見ました。
金正恩時代になって、音楽部門の芸術団体のうち、海外で公演が行われたのは、2012年3月の銀河水管弦楽団のパリ公演が先ず思い浮かびます。音楽部門ではそれ以来ではないでしょうか。
功勲国家合唱団と青峰楽団のロシア公演は時期としてはちょうど良いかもしれませんね.青峰なのか清峰楽団のどちらの表記が正しいのかいまだにわかりません.メンバーについては顔を見てもよくわかりませんね.
個人的には,先日TBSだったかで報道された,キムジョンチョルがクランプトン公演をモランボン楽団のカンピョンヒと一緒に見たというニュースの方が興味があります.モランボン楽団の海外公演は東南アジアで予定されているみたいですが,この報道が真実だとすれば,個人的に海外に行ける人がいるのか,それとも楽団として海外にいるのか,相変わらずよくわからない点が多すぎます.
コメントありがとうございます。漢字表記ですが、初めて記事を書いたときに、「朝鮮中央通信」の中国語版で確認しました。今回の「報道」も下記のように書かれています。
「建青峰乐团」
モランボン楽団の東南アジア公演があれば、見に行きたいですね。クラプトンの来日公演も何回か見ましたが、今は、モランボン楽団の方が見たいです。それにしても、「ジョンチョルと一緒に」というのは、危なすぎると思うのですが。
> 功勲国家合唱団と青峰楽団のロシア公演は時期としてはちょうど良いかもしれませんね.青峰なのか清峰楽団のどちらの表記が正しいのかいまだにわかりません.メンバーについては顔を見てもよくわかりませんね.
> 個人的には,先日TBSだったかで報道された,キムジョンチョルがクランプトン公演をモランボン楽団のカンピョンヒと一緒に見たというニュースの方が興味があります.モランボン楽団の海外公演は東南アジアで予定されているみたいですが,この報道が真実だとすれば,個人的に海外に行ける人がいるのか,それとも楽団として海外にいるのか,相変わらずよくわからない点が多すぎます.
コメントありがとうございます。「銀河水」のパリ公演がありましたね。忘れていました。あの時、公演の様子は放送されなかったと思うのですが、どうでしたでしょうか。
写真に写っているメンバーですが、私はよく分かりません。するとやはり過去のコメントでご指摘いただいたように、「モランボン楽団」とは別の「モランボン」ということになりそうですね。
> お返事ありがとうございます。
> 青峰楽団のメンバー・スタッフが写った写真の中に、牡丹峰楽団で歌った歌手はいないように思います。写真が鮮明ではないので判明しづらいですが、過去の公演の画像と照らし合わせたところ、左から、キム・ソンシム(김성심)、キム・オクチュ(김옥주)、キム・ジュヒャン(김주향)であると思います。左から4番目の女性は見たことがないので確証はありませんが、ソン・ヨン(송영)ではないかと思われます。右側に立っているメンバーたちは初めて見ました。
> 金正恩時代になって、音楽部門の芸術団体のうち、海外で公演が行われたのは、2012年3月の銀河水管弦楽団のパリ公演が先ず思い浮かびます。音楽部門ではそれ以来ではないでしょうか。
キムジョンチョルのクラプトン公演鑑賞時の同行者とは、元ギタ-リストの 강령희 Kang Ryong-hui or 평희 Phyong-hui のことでしょうか?写真で見ると、かなり似ています。(彼女は昨年9月以降MB公演では出ていませんので、どうしているか心配していました。)
もしそうだとすれば、彼女の地位は大変なものではありませんか?
先生および皆様の研究を期待しております。
コメントありがとうございます。クラプトン公演同行者の写真ですが、クリアなものはどこかのページで見られるのでしょうか。ご存じでしたらご教授下さい。
国策楽団の奏者が影の存在である兄貴と公演を観覧するというのは、北朝鮮的に評価できるのかどうか微妙ですね。
> キムジョンチョルのクラプトン公演鑑賞時の同行者とは、元ギタ-リストの 강령희 Kang Ryong-hui or 평희 Phyong-hui のことでしょうか?写真で見ると、かなり似ています。(彼女は昨年9月以降MB公演では出ていませんので、どうしているか心配していました。)
> もしそうだとすれば、彼女の地位は大変なものではありませんか?
> 先生および皆様の研究を期待しております。
このコメントは管理人のみ閲覧できます
ありがとうございます。
http://dprknow.blog.fc2.com/blog-entry-1065.html
に出ている女性ですね。
> キムジョンチョルのクラプトン公演鑑賞時の同行者とは、元ギタ-リストの 강령희 Kang Ryong-hui or 평희 Phyong-hui のことでしょうか?写真で見ると、かなり似ています。(彼女は昨年9月以降MB公演では出ていませんので、どうしているか心配していました。)
> もしそうだとすれば、彼女の地位は大変なものではありませんか?
> 先生および皆様の研究を期待しております。
ロシアに出発した青峰楽団について、DPRKMUSICは「団長兼首席の指揮の張竜植率いた朝鮮の勲功の国家合唱団は28日に専用機に乗ってピョンヤンを離れて、ロシアに行って訪問します。新しく青峰楽団の主要な役者を創立していっしょに訪問します。
更に朝ロの両国の文化交流を促進するため、青峰楽団は訪問期間に月曜日にチャイコフスキーのミュージック・ホール、火曜日でモスクワ文化センターが共に2回の公演を開催するに、朝ロの両国の官吏はその時出席するでしょう。(機械翻訳)」とつたえています。
楽しみです。
専用機とありますが、まさか「オオタカ1号機」じゃないでしょうね。
やはり元帥は、中国にも行かないですね。「塀の中のガキ元帥」状態ですね。胆力がありません。やはり女子力頼みなのでしょう。(青峰の公演のことで、地雷の不始末は、すっかり隅へ!?)
情報ありがとうございます。DPRKMUSICの前半部分は「朝鮮中央通信」の情報、後半はどこから出てきたのでしょうね。ロシア側のメディアを見ると何か書いてあるのかもしれませんね。
> ロシアに出発した青峰楽団について、DPRKMUSICは「団長兼首席の指揮の張竜植率いた朝鮮の勲功の国家合唱団は28日に専用機に乗ってピョンヤンを離れて、ロシアに行って訪問します。新しく青峰楽団の主要な役者を創立していっしょに訪問します。
> 更に朝ロの両国の文化交流を促進するため、青峰楽団は訪問期間に月曜日にチャイコフスキーのミュージック・ホール、火曜日でモスクワ文化センターが共に2回の公演を開催するに、朝ロの両国の官吏はその時出席するでしょう。(機械翻訳)」とつたえています。
> 楽しみです。
こちらもありがとうございます。「専用機」は「オオタカ1号機」ではないと思います。確か、中国から凱旋帰国した女子サッカーチームも「専用機」で帰国したと書いてあったはずです。
さて、「元帥様」のサプライズ訪問の可能性はないのでしょうか。期待しているのですが。
> 専用機とありますが、まさか「オオタカ1号機」じゃないでしょうね。
> やはり元帥は、中国にも行かないですね。「塀の中のガキ元帥」状態ですね。胆力がありません。やはり女子力頼みなのでしょう。(青峰の公演のことで、地雷の不始末は、すっかり隅へ!?)
やっと青峰楽団を見られました。功勲チームが演奏で(軍服)、青峰が女性7人(確認できたのは)がドレスで、功勲の歌手も軍服で歌っていました。青峰の演奏チームはわかりません。動画が楽しみです。
青峰のメンバーは歌手10人程でしょう。モランボンとは、雰囲気違いますね。
2つのコメントありがとうございます。ご覧になったのは、「朝鮮中央通信」が配信した写真でしょうか。あるいは、ロシアメディアが配信した写真でしょうか。もし後者でしたら、ご覧になったサイトをご教授いただければ幸いです。
> 青峰のメンバーは歌手10人程でしょう。モランボンとは、雰囲気違いますね。
YouTube情報、ありがとうございます。Russia Todayが配信した動画のようですね。女性歌手は、軍服を着た1人のみで、青峰楽団関係者は残念ながら動画には出ていないようですね。ロシア語を機械翻訳したところ、記事に追記した「スプートニック」の記事と同じようなことが書かれていました。
それにしても、星条旗が引き裂かれたり、米兵が墓場で頭を下げるいつもの映像を使って、『近衛部隊自慢歌』も披露したようですね。ロシア人はどう思ったのでしょうか。
>
https://www.youtube.com/watch?v=o-6FK8zxXsg
> 公演の動画がアップロードされていますね
青峰楽団は、
http://prokorea.ru/north-korea/gosudarstvennyj-khor-kndr-nachal-vystupleniya-v-moskve.html です。
空港の出発時の写真が、青峰のメンバー10人ですね。
さて、クラプトンの公演ですが、キムジョンチョルとMBの元ギタリストが一緒にいたらしい件、ジョンチョルとの関係は別にして、クラプトンのギターテクを直接見るため、会場へ行ったと、うわさされています。このギタリストの北朝鮮での地位は、相当なものではないでしょうか?
リンクの紹介ありがとうございます。記事にもしましたが、「朝鮮中央通信」も写真を出していますね。
「クラプトンのギターテクを直接見せるため」というのはありそうな話ですが、そうならば、わざわざジョンチョルのような目立つ人物に同行させるでしょうか。彼女が警護(あるいは監視役)の女性と一緒にひっそり見ていれば、誰にも気付かれないはずです。もちろん、北朝鮮がジョンチョルと同行させるところに意味を見いだしているならば別です。ジョンチョルのフィアンセとか。だとしても、どのみち北朝鮮国内には公開されない写真なので、その意味もなさそうですが。謎ですね。
> 青峰楽団は、
http://prokorea.ru/north-korea/gosudarstvennyj-khor-kndr-nachal-vystupleniya-v-moskve.html です。
> 空港の出発時の写真が、青峰のメンバー10人ですね。
> さて、クラプトンの公演ですが、キムジョンチョルとMBの元ギタリストが一緒にいたらしい件、ジョンチョルとの関係は別にして、クラプトンのギターテクを直接見るため、会場へ行ったと、うわさされています。このギタリストの北朝鮮での地位は、相当なものではないでしょうか?
度々お邪魔いたします。
昨日の公演によると、青峰歌手9名で黒のドレス(制服ではない)で、胸の谷間が魅力的な方も居りました。(帰国後は無理でしょね?)制服の合唱団女性7名。MC女性1名でした。
今晩の公演が楽しみです。
コメントありがとうございます。「胸の谷間名魅力的な方」ですが、「モランボン楽団」登場直後と同じかそれ以下のレベルだと思うのですが如何でしょうか。また、「モランボン楽団」はドレスでもおそろいなのですが、こちらは皆バラバラ。北朝鮮らしからぬ「個性」と評価すべきなのか、「楽団の一体感がない」と非難すべきか。
> 度々お邪魔いたします。
> 昨日の公演によると、青峰歌手9名で黒のドレス(制服ではない)で、胸の谷間が魅力的な方も居りました。(帰国後は無理でしょね?)制服の合唱団女性7名。MC女性1名でした。
> 今晩の公演が楽しみです。
モランボン登場直後は、メイク・ヘアースタイル共に、ひどいものだとおもっていました。ここにきてようやく、良くはなって来ました。(ここは、先生と意をことにします。)
青峰は、はるかに今風です。今回の公演では、舞台のスペースが狭いせいもあり、統一した振りはありませんでした。
青峰を新た結成したのは、モランボン(ある意味限界?)とは別路線(限界を破るため?)ではと思えてきました。(このへんは、元帥もやるなっと思います。)それはそれで、モランボンが心配です。(新曲が出ているので大丈夫かな?)
こめんとありがとうございます。なるほど、酷いものでしたか。メイクやスタイルを評する能力はないのですが、一体感はあったような気がしています。
「青峰楽団」の動画、ご案内いただいた短い動画しか見ていないので何ともいえないのですが、確かに舞台は狭そうですね。「モランボン楽団」と別路線はありかもしれませんが、限界を超えたのか復古したのかは公演動画のフルバージョンを見ないとまだ分かりませんね。
「モランボン楽団」ですが、「青峰とコラボ」したという楽曲がテレビで放送されません。どこか聞くことができるサイトを見つけられましたら、また教えていただければ幸いです。
> モランボン登場直後は、メイク・ヘアースタイル共に、ひどいものだとおもっていました。ここにきてようやく、良くはなって来ました。(ここは、先生と意をことにします。)
> 青峰は、はるかに今風です。今回の公演では、舞台のスペースが狭いせいもあり、統一した振りはありませんでした。
> 青峰を新た結成したのは、モランボン(ある意味限界?)とは別路線(限界を破るため?)ではと思えてきました。(このへんは、元帥もやるなっと思います。)それはそれで、モランボンが心配です。(新曲が出ているので大丈夫かな?)