「朝鮮労働党第1位秘書であられ、朝鮮労働党中央軍事委員会委員長であられる敬愛する金正恩同志の指導の下、朝鮮労働党中央軍事委員会拡大会議が開催された」:金正恩による事態総話、全機関が参加、「組織問題」で責任者処分か、核放棄・体制転換はないと明言、まず南北関係改善を、羅先、訪中も話し合われたのか (2015年8月28日 「労働新聞」)
8月28日付けの『労働新聞』に掲載された記事「「朝鮮労働党第1位秘書であられ、朝鮮労働党中央軍事委員会委員であられる敬愛する金正恩同志の指導の下、朝鮮労働党中央軍事委員会拡大会議が開催された」をまず訳出しておく。
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「朝鮮労働党第1秘書であられ、朝鮮労働党中央軍事委員会委員長であられる敬愛する金正恩同志の指導の下、朝鮮労働党中央軍事委員会拡大会議が開催された」
朝鮮労働党第1秘書であられ、朝鮮労働党中央軍事委員会委員長であられ、朝鮮民主主義人民共和国国防委員会第1委員長であられ、朝鮮人民軍最高司令官であられる敬愛する金正恩同志の指導の下、朝鮮労働党中央軍事委員会拡大会議が開催された。
朝鮮労働党中央軍事委員会拡大会議には、朝鮮労働党中央軍事委員会委員、人民軍党委員会執行委員、総政治局、人民武力部、総参謀部・局・部署高級幹部、軍種(各軍)・軍団級単位の指揮官、各級軍事学校指揮官、国家安全保衛・人民武力機関高級幹部、党中央委員会、内閣、対外部門の高級幹部、道党の高級秘書が参加した。
朝鮮労働党中央軍事委員会拡大会議では、交戦直前まで至った超極端な情勢の中で、我が党と共和国政府が取った革命的措置とその執行過程において達成した成果と経験、経験を分析し、それに基づき国の防衛力を鉄壁にしていくための重大な戦略的課業が討議された。
拡大委員会では、また、羅先市大洪水復旧対策問題を討議し、党中央軍事委員会の一部委員を解任及び任命するという組織(人事)問題が取り扱われた。
敬愛する金正恩同志は、拡大会議で今回の危機事態の顛末を詳細に通報されながら、戦時状態が宣布された前線部隊の軍事作戦準備過程と準戦時宣布地域内の各部門の事業状況、北南高位級緊急接触状況について分析評価された。
敬愛する金正恩同志は、今回、造成された一触即発の緊迫した情勢の中で、我々の党は全国、全民、全軍を率いて正確な自己の領導力を発揮し、状勢の難関を切り抜ける断固たる決心と戦略的方針を提示したと言われた。
敬愛する金正恩同志は、天と地、海の祖国防衛哨所に立っている勇敢な我々の人民軍将兵たちの揺るがぬ祖国死守と革命保衛精神、党と革命に対する限りない忠実さにより、そして偉大な首領様と将軍様が残して下さった最大の愛国遺産である社会主義祖国を体を張って死守し、我々の思想と制度を最後まで守っていこうという全ての朝鮮人民の揺るがぬ信念と意志、熱い祖国愛により祖国の前に立ちはだかった危機が、我々の足元で水の泡のように消え、危険千万な事態は平定されたと仰り、戦争という災難の高波前でも変わりなく党だけを固く信じ、戦争の勝利を確信してくれた愛する人民と全軍の勇敢な将兵たちに熱い感謝と戦闘的挨拶を送られた。
敬愛する金正恩同志は、革命を保衛し、千万が銃爆弾となって立ち上がり、前線と後方、軍隊と人民が一つの心、一つの意志で祖国守護戦に果敢に立ち上がったこうした全国家的、全人民的団結の威力は、これまで類例がなかったと仰りながら、我々は我々の力で誰の支援も同情もない歴史の突風の中で、祖国の尊厳と自主権、革命で戦い取ったものと人民の幸福を守ったと言われた。
敬愛する金正恩同志は、今回の事態を平定しながら、我々自身が我々の本当の力をもっとよく知り、もっと固く信じるようになったと仰り、本当の力、強大な力の威力は、危険な侵略を防ぎ、そこから発生する残酷な戦争を防ぐことにあると言われた。
敬愛する金正恩同志は、今回、我々は主導的に北南高級緊急接触を開き、武力衝突で高まった一触即発の危機を打開することで、民族の頭上を覆っていた戦争の黒雲を押し返し、朝鮮半島と地域の平和と安定を守護したと言われた。
敬愛する金正恩同志は、北南高位級緊急接触で共同報道文が発表されことは、高い軍事的緊張状態を解消し、破局に直面した北南関係を和解と信頼の道に転向させるという重大な転換的契機となると言われた。
金正恩同志は、今回の接触結果は、民族の運命を心配し、平和を大切にする崇高な理念の勝利であると仰り、我々は、運命的な時点で禍を福に転換させた今回の合意を大切にし、豊かな実に育てていかなければならないと言われた。
敬愛する元帥様は、共和国の自主権と根本利益は如何なるものとも交換することはできず、それに抵触する対話や平和的雰囲気は無意味であるといわれた。
敬愛する金正恩同志は、絶壁に立たされた交戦直前で、再び取り戻した平穏は、決して会談のテーブルの上で得られたものではなく、偉大な我が党が育ててきた自衛的核抑止力を主軸とする無尽強大な軍事力と党の周りに一心団結した無敵の千万隊伍があったこと達成することができたと仰り、歳月の強風の中でさらに固くなった先軍の銃隊と軍民の一心団結は、昨日も今日も明日も朝鮮半島の平和を守る根本的な担保であると強調された。
敬愛する金正恩同志は、我々は、今後も如何なる風が吹いても、少しの動揺もなく国家防衛のための軍事力強化に最優先的な力を傾注しなければならないと再び強調され、そのための具体的な戦略的課業と方途を提示された。
敬愛する金正恩同志は、拡大会議で次に最近発生した羅先市の大洪水状況を具体的に通報されながら、人民軍隊が羅先市被害復旧事業を全的に担い、党創建記念日前に完全に終えることについての朝鮮人民軍最高司令官命令を下達され、羅先市被害復旧戦闘式司令部を組織された。
千万軍民が敬愛する金正恩同志が我々の革命の陣頭に立っておられ、党の卓越し、洗練された領導がある限り、我々は、必ずや勝利するという必勝の信念が溢れ、祖国守護戦と強盛国家建設に山岳のように立ち上がった激動的な時期に開催された朝鮮労働党中央軍事委員会拡大会議は、偉大な首領様たちのお名前で輝く栄光なる我が祖国、朝鮮民主主義人民共和国の永遠なる勝利と隆盛繁栄を保証することにおいて新たな里程標を作った歴史的な契機となる。
『労働新聞』、「조선로동당 제1비서이시며 조선로동당 중앙군사위원회 위원장이신 경애하는 김정은동지의 지도밑에 조선로동당 중앙군사위원회 확대회의가 진행되였다」、http://www.rodong.rep.kp/ko/index.php?strPageID=SF01_02_01&newsID=2015-08-28-0001
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この「拡大会議」には、「拡大」という呼称どおり、党、軍、政府、外交部門まで含む非常に広範囲の幹部が出席している。過去に回さ入れた「拡大会議」の記事を見直す必要はあるが、参加した組織をこれほど前詳しく紹介していなかったような気がする。むしろ、軍事関連の会議に誰が参加したかなどということはあまりはっきりさせない方がよいわけあのだが、今回、党、軍、政府全部門の幹部が参加しているということをこれほどはっきりと書いているのは、やはり「元帥様」の指導の下、全朝鮮が一丸となって南北関係改善に向かうという意志を示しているのであろう。
「拡大会議」では、「党中央軍事委員会委員の一部委員の解任」など「組織問題」も扱っているが、もしかすると、韓国側が要求していた「責任者の処分」を行った形を取っているのかもしれない。
「民族の運命を心配し、平和を大切にする崇高な理念」を尊重するとしつつも、「共和国の自主権と根本利益は如何なるものとも交換することはできず、それに抵触する対話や平和的雰囲気は無意味」と体制転換や核放棄はあり得ないことも明言している。この発言は留意しておくべきで、韓国側が「核放棄」や「人権問題」を持ち出せば、北朝鮮側は「無意味」と対話を中断してしまう恐れがある。この辺り、米国からは韓国に特に「核放棄」も求めていくようプレッシャーがかかるであろうと想定した布石であろう。そもそも、核問題についての話は韓国とするものではないというのが北朝鮮の立場のはずなので、ここはまず南北関係改善に集中した方がよいであろう。ソウルとの関係を改善した上で米国は平壌と対話するというのが米国のスタンスでもあるので、ここは米国と調整をしながら上手く進めてもらいたい。
「党中央軍事委員会拡大会議」で「通報」する「元帥様」

Source: 『労働新聞』、http://www.rodong.rep.kp/ko/index.php?strPageID=SF01_02_02&newsID=2015-08-28-0001_photo
<追記>
南北関係に集中してしまい書き忘れたが、羅先市の復旧についても「最高司令官命令」を出している。羅先は、中朝貿易の重要な拠点であるばかりでなく、大量の中国人観光客が訪れ元を落とす観光拠点でもある。そこが大洪水の被害を受けたというのは深刻な事態なので、「最高司令官命令」が出されるのも至極当然である。写真配信等をまだ見ることができていないので、実際にどれほどの被害が発生したのかは分からない。私が中朝国境にいたときも、集中豪雨に何回か遭遇しているので、羅先でも豪雨が降ったのであろう。
<追記2>
さらに、同記事には書かれていないが、これだけ各部門の幹部を集めたので、金正恩訪中についても検討された可能性もある。訪中するとなると、外遊期間の指揮・統制をどのように行うかなどを伝達しておかなければならない。その意味から、今回の「拡大会議」はタイミング的にも参加メンバー的にも最適だったのではないだろうか。
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「朝鮮労働党第1秘書であられ、朝鮮労働党中央軍事委員会委員長であられる敬愛する金正恩同志の指導の下、朝鮮労働党中央軍事委員会拡大会議が開催された」
朝鮮労働党第1秘書であられ、朝鮮労働党中央軍事委員会委員長であられ、朝鮮民主主義人民共和国国防委員会第1委員長であられ、朝鮮人民軍最高司令官であられる敬愛する金正恩同志の指導の下、朝鮮労働党中央軍事委員会拡大会議が開催された。
朝鮮労働党中央軍事委員会拡大会議には、朝鮮労働党中央軍事委員会委員、人民軍党委員会執行委員、総政治局、人民武力部、総参謀部・局・部署高級幹部、軍種(各軍)・軍団級単位の指揮官、各級軍事学校指揮官、国家安全保衛・人民武力機関高級幹部、党中央委員会、内閣、対外部門の高級幹部、道党の高級秘書が参加した。
朝鮮労働党中央軍事委員会拡大会議では、交戦直前まで至った超極端な情勢の中で、我が党と共和国政府が取った革命的措置とその執行過程において達成した成果と経験、経験を分析し、それに基づき国の防衛力を鉄壁にしていくための重大な戦略的課業が討議された。
拡大委員会では、また、羅先市大洪水復旧対策問題を討議し、党中央軍事委員会の一部委員を解任及び任命するという組織(人事)問題が取り扱われた。
敬愛する金正恩同志は、拡大会議で今回の危機事態の顛末を詳細に通報されながら、戦時状態が宣布された前線部隊の軍事作戦準備過程と準戦時宣布地域内の各部門の事業状況、北南高位級緊急接触状況について分析評価された。
敬愛する金正恩同志は、今回、造成された一触即発の緊迫した情勢の中で、我々の党は全国、全民、全軍を率いて正確な自己の領導力を発揮し、状勢の難関を切り抜ける断固たる決心と戦略的方針を提示したと言われた。
敬愛する金正恩同志は、天と地、海の祖国防衛哨所に立っている勇敢な我々の人民軍将兵たちの揺るがぬ祖国死守と革命保衛精神、党と革命に対する限りない忠実さにより、そして偉大な首領様と将軍様が残して下さった最大の愛国遺産である社会主義祖国を体を張って死守し、我々の思想と制度を最後まで守っていこうという全ての朝鮮人民の揺るがぬ信念と意志、熱い祖国愛により祖国の前に立ちはだかった危機が、我々の足元で水の泡のように消え、危険千万な事態は平定されたと仰り、戦争という災難の高波前でも変わりなく党だけを固く信じ、戦争の勝利を確信してくれた愛する人民と全軍の勇敢な将兵たちに熱い感謝と戦闘的挨拶を送られた。
敬愛する金正恩同志は、革命を保衛し、千万が銃爆弾となって立ち上がり、前線と後方、軍隊と人民が一つの心、一つの意志で祖国守護戦に果敢に立ち上がったこうした全国家的、全人民的団結の威力は、これまで類例がなかったと仰りながら、我々は我々の力で誰の支援も同情もない歴史の突風の中で、祖国の尊厳と自主権、革命で戦い取ったものと人民の幸福を守ったと言われた。
敬愛する金正恩同志は、今回の事態を平定しながら、我々自身が我々の本当の力をもっとよく知り、もっと固く信じるようになったと仰り、本当の力、強大な力の威力は、危険な侵略を防ぎ、そこから発生する残酷な戦争を防ぐことにあると言われた。
敬愛する金正恩同志は、今回、我々は主導的に北南高級緊急接触を開き、武力衝突で高まった一触即発の危機を打開することで、民族の頭上を覆っていた戦争の黒雲を押し返し、朝鮮半島と地域の平和と安定を守護したと言われた。
敬愛する金正恩同志は、北南高位級緊急接触で共同報道文が発表されことは、高い軍事的緊張状態を解消し、破局に直面した北南関係を和解と信頼の道に転向させるという重大な転換的契機となると言われた。
金正恩同志は、今回の接触結果は、民族の運命を心配し、平和を大切にする崇高な理念の勝利であると仰り、我々は、運命的な時点で禍を福に転換させた今回の合意を大切にし、豊かな実に育てていかなければならないと言われた。
敬愛する元帥様は、共和国の自主権と根本利益は如何なるものとも交換することはできず、それに抵触する対話や平和的雰囲気は無意味であるといわれた。
敬愛する金正恩同志は、絶壁に立たされた交戦直前で、再び取り戻した平穏は、決して会談のテーブルの上で得られたものではなく、偉大な我が党が育ててきた自衛的核抑止力を主軸とする無尽強大な軍事力と党の周りに一心団結した無敵の千万隊伍があったこと達成することができたと仰り、歳月の強風の中でさらに固くなった先軍の銃隊と軍民の一心団結は、昨日も今日も明日も朝鮮半島の平和を守る根本的な担保であると強調された。
敬愛する金正恩同志は、我々は、今後も如何なる風が吹いても、少しの動揺もなく国家防衛のための軍事力強化に最優先的な力を傾注しなければならないと再び強調され、そのための具体的な戦略的課業と方途を提示された。
敬愛する金正恩同志は、拡大会議で次に最近発生した羅先市の大洪水状況を具体的に通報されながら、人民軍隊が羅先市被害復旧事業を全的に担い、党創建記念日前に完全に終えることについての朝鮮人民軍最高司令官命令を下達され、羅先市被害復旧戦闘式司令部を組織された。
千万軍民が敬愛する金正恩同志が我々の革命の陣頭に立っておられ、党の卓越し、洗練された領導がある限り、我々は、必ずや勝利するという必勝の信念が溢れ、祖国守護戦と強盛国家建設に山岳のように立ち上がった激動的な時期に開催された朝鮮労働党中央軍事委員会拡大会議は、偉大な首領様たちのお名前で輝く栄光なる我が祖国、朝鮮民主主義人民共和国の永遠なる勝利と隆盛繁栄を保証することにおいて新たな里程標を作った歴史的な契機となる。
『労働新聞』、「조선로동당 제1비서이시며 조선로동당 중앙군사위원회 위원장이신 경애하는 김정은동지의 지도밑에 조선로동당 중앙군사위원회 확대회의가 진행되였다」、http://www.rodong.rep.kp/ko/index.php?strPageID=SF01_02_01&newsID=2015-08-28-0001
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この「拡大会議」には、「拡大」という呼称どおり、党、軍、政府、外交部門まで含む非常に広範囲の幹部が出席している。過去に回さ入れた「拡大会議」の記事を見直す必要はあるが、参加した組織をこれほど前詳しく紹介していなかったような気がする。むしろ、軍事関連の会議に誰が参加したかなどということはあまりはっきりさせない方がよいわけあのだが、今回、党、軍、政府全部門の幹部が参加しているということをこれほどはっきりと書いているのは、やはり「元帥様」の指導の下、全朝鮮が一丸となって南北関係改善に向かうという意志を示しているのであろう。
「拡大会議」では、「党中央軍事委員会委員の一部委員の解任」など「組織問題」も扱っているが、もしかすると、韓国側が要求していた「責任者の処分」を行った形を取っているのかもしれない。
「民族の運命を心配し、平和を大切にする崇高な理念」を尊重するとしつつも、「共和国の自主権と根本利益は如何なるものとも交換することはできず、それに抵触する対話や平和的雰囲気は無意味」と体制転換や核放棄はあり得ないことも明言している。この発言は留意しておくべきで、韓国側が「核放棄」や「人権問題」を持ち出せば、北朝鮮側は「無意味」と対話を中断してしまう恐れがある。この辺り、米国からは韓国に特に「核放棄」も求めていくようプレッシャーがかかるであろうと想定した布石であろう。そもそも、核問題についての話は韓国とするものではないというのが北朝鮮の立場のはずなので、ここはまず南北関係改善に集中した方がよいであろう。ソウルとの関係を改善した上で米国は平壌と対話するというのが米国のスタンスでもあるので、ここは米国と調整をしながら上手く進めてもらいたい。
「党中央軍事委員会拡大会議」で「通報」する「元帥様」

Source: 『労働新聞』、http://www.rodong.rep.kp/ko/index.php?strPageID=SF01_02_02&newsID=2015-08-28-0001_photo
<追記>
南北関係に集中してしまい書き忘れたが、羅先市の復旧についても「最高司令官命令」を出している。羅先は、中朝貿易の重要な拠点であるばかりでなく、大量の中国人観光客が訪れ元を落とす観光拠点でもある。そこが大洪水の被害を受けたというのは深刻な事態なので、「最高司令官命令」が出されるのも至極当然である。写真配信等をまだ見ることができていないので、実際にどれほどの被害が発生したのかは分からない。私が中朝国境にいたときも、集中豪雨に何回か遭遇しているので、羅先でも豪雨が降ったのであろう。
<追記2>
さらに、同記事には書かれていないが、これだけ各部門の幹部を集めたので、金正恩訪中についても検討された可能性もある。訪中するとなると、外遊期間の指揮・統制をどのように行うかなどを伝達しておかなければならない。その意味から、今回の「拡大会議」はタイミング的にも参加メンバー的にも最適だったのではないだろうか。