「在カナダ牧師リム・ヒョンス、ポンス教会で行われた日曜礼拝で贖罪」:uriminzokkiri一部機能復活、教会内部、朝鮮人民聖歌隊、バッジなし (2015年8月2日 「uriminzokkiri-TV」)
uriminzokkiriからのダウンロード機能が一部復活していた。ダウンロードができないなど、一部不具合はまだ残っているが、消えていた、あるいはアクセス不可であったファイルにもアクセスできるようになっていた。デザイン等には目立った変更はないようなので、サーバーの入れ替え等、何らかの作業を行っていたのかもしれない。
ダウンロード機能が復活したので、YouTubeにアップロードされていないuriminzokkiri-TVの動画を見られるようになった。その一つとして、北朝鮮当局に逮捕されている「在カナダ人牧師リム・ヒョンス」が北朝鮮の教会「ポンス教会」で自分の罪を「贖罪」する動画があった。同牧師の告白記者会見は、既に「朝鮮中央TV」で放送されているので、この「贖罪」で新たな発言はなかった。告白記者会見でもそうであったが、北朝鮮に来て「偉大な首領様と将軍様の本当のお姿や業績を知った」ということが主たる内容であった。
本記事で取り上げようとしているのは、彼の告白ではなく、教会内部の様子や朝鮮人民キリスト教徒の様子である。そもそも、この教会で「日曜礼拝」が日曜日毎に行われているのかどうか、朝鮮人民の中にキリスト教徒がいるのかどうかも分からない。可能性としては、北朝鮮に駐在している外国人キリスト教徒のための礼拝の場として使われているということだろうか。
「在カナダ牧師リム・ヒョンス、ポンス教会で行われた日曜礼拝で贖罪」

Source: uriminzokku-TV, http://www.uriminzokkiri.com/itv/php_tmp/flvplayer.php?no=28026
拙ブログでは、2014年7月に「新たに改築されたチルゴル教会」という記事を書いた。この記事の中では、「恐らく北朝鮮唯一のキリスト教会」と書いたが、少なくとも「チルゴル教会」以外に「ポンス教会」という教会が存在することが分かった。過去記事の資料に使ったのもuriminzokkiri-TVの動画であったが、やはり教会は対外向けのメディアにしか出さないのかもしれない。
「ポンス教会」

Source: uriminzokku-TV, http://www.uriminzokkiri.com/itv/php_tmp/flvplayer.php?no=28026

Source: uriminzokku-TV, http://www.uriminzokkiri.com/itv/php_tmp/flvplayer.php?no=28026
教会内部の様子。ナレーションでは「平壌市内の各階層信徒と平壌に駐在している外国人」が参加したと言っている。アジア系外国人信徒かもしれないが、右端後部に写っている女性などそれらしいポーズである。また、正面のスクリーンには聖歌隊が映し出されているようである。教会に行くのは観光目的だけであるが、このようなスクリーンがある教会は見たことがない。しかし、壁にある十字架らしきものをスクリーンで覆ってしまっているなど、不自然な感じがする。スクリーンの裏には十字架と肖像画が掲げられている可能性もあるが、肖像画をスクリーンで覆い隠すなどという不敬なことはしないであろう。しかし、十字架の上に肖像画が掲げられていれば、それはそれで興味深いことは間違いない。

Source: uriminzokku-TV, http://www.uriminzokkiri.com/itv/php_tmp/flvplayer.php?no=28026
明らかな外国人

Source: uriminzokku-TV, http://www.uriminzokkiri.com/itv/php_tmp/flvplayer.php?no=28026
「在カナダ牧師リム・ヒョンス」。女性の方が多いようであり、男女で分けられているようだ。フィリピンの教会で礼拝を見たことがあるが、男女混合であった。

Source: uriminzokku-TV, http://www.uriminzokkiri.com/itv/php_tmp/flvplayer.php?no=28026
「リム・ヒョンス」の「贖罪」を聞く朝鮮人民信徒と思われる人々。いずれもバッジ未着用。皆、怖い顔をして話を聞いている。

Source: uriminzokku-TV, http://www.uriminzokkiri.com/itv/php_tmp/flvplayer.php?no=28026
uriminzokkiri-TVのロゴと重なっているところに座っている女性は、何かを読んでいる。聖書のようにも見えるが、北朝鮮で聖書は禁書のはずである。また、緑色の服を着た女性は居眠りをしているようにも見える。

Source: uriminzokku-TV, http://www.uriminzokkiri.com/itv/php_tmp/flvplayer.php?no=28026
聖書のようなものが置かれているが。

Source: uriminzokku-TV, http://www.uriminzokkiri.com/itv/php_tmp/flvplayer.php?no=28026
朝鮮人民聖歌隊。ハープを象徴したようなロゴ付きの聖歌隊服を着ている。「チルゴル教会」の聖歌隊は、同じデザインの青色の聖歌隊服を着ていた。

Source: uriminzokku-TV, http://www.uriminzokkiri.com/itv/php_tmp/flvplayer.php?no=28026
普通の「日曜礼拝」があるのならば、その様子を見たいものである。
ダウンロード機能が復活したので、YouTubeにアップロードされていないuriminzokkiri-TVの動画を見られるようになった。その一つとして、北朝鮮当局に逮捕されている「在カナダ人牧師リム・ヒョンス」が北朝鮮の教会「ポンス教会」で自分の罪を「贖罪」する動画があった。同牧師の告白記者会見は、既に「朝鮮中央TV」で放送されているので、この「贖罪」で新たな発言はなかった。告白記者会見でもそうであったが、北朝鮮に来て「偉大な首領様と将軍様の本当のお姿や業績を知った」ということが主たる内容であった。
本記事で取り上げようとしているのは、彼の告白ではなく、教会内部の様子や朝鮮人民キリスト教徒の様子である。そもそも、この教会で「日曜礼拝」が日曜日毎に行われているのかどうか、朝鮮人民の中にキリスト教徒がいるのかどうかも分からない。可能性としては、北朝鮮に駐在している外国人キリスト教徒のための礼拝の場として使われているということだろうか。
「在カナダ牧師リム・ヒョンス、ポンス教会で行われた日曜礼拝で贖罪」

Source: uriminzokku-TV, http://www.uriminzokkiri.com/itv/php_tmp/flvplayer.php?no=28026
拙ブログでは、2014年7月に「新たに改築されたチルゴル教会」という記事を書いた。この記事の中では、「恐らく北朝鮮唯一のキリスト教会」と書いたが、少なくとも「チルゴル教会」以外に「ポンス教会」という教会が存在することが分かった。過去記事の資料に使ったのもuriminzokkiri-TVの動画であったが、やはり教会は対外向けのメディアにしか出さないのかもしれない。
「ポンス教会」

Source: uriminzokku-TV, http://www.uriminzokkiri.com/itv/php_tmp/flvplayer.php?no=28026

Source: uriminzokku-TV, http://www.uriminzokkiri.com/itv/php_tmp/flvplayer.php?no=28026
教会内部の様子。ナレーションでは「平壌市内の各階層信徒と平壌に駐在している外国人」が参加したと言っている。アジア系外国人信徒かもしれないが、右端後部に写っている女性などそれらしいポーズである。また、正面のスクリーンには聖歌隊が映し出されているようである。教会に行くのは観光目的だけであるが、このようなスクリーンがある教会は見たことがない。しかし、壁にある十字架らしきものをスクリーンで覆ってしまっているなど、不自然な感じがする。スクリーンの裏には十字架と肖像画が掲げられている可能性もあるが、肖像画をスクリーンで覆い隠すなどという不敬なことはしないであろう。しかし、十字架の上に肖像画が掲げられていれば、それはそれで興味深いことは間違いない。

Source: uriminzokku-TV, http://www.uriminzokkiri.com/itv/php_tmp/flvplayer.php?no=28026
明らかな外国人

Source: uriminzokku-TV, http://www.uriminzokkiri.com/itv/php_tmp/flvplayer.php?no=28026
「在カナダ牧師リム・ヒョンス」。女性の方が多いようであり、男女で分けられているようだ。フィリピンの教会で礼拝を見たことがあるが、男女混合であった。

Source: uriminzokku-TV, http://www.uriminzokkiri.com/itv/php_tmp/flvplayer.php?no=28026
「リム・ヒョンス」の「贖罪」を聞く朝鮮人民信徒と思われる人々。いずれもバッジ未着用。皆、怖い顔をして話を聞いている。

Source: uriminzokku-TV, http://www.uriminzokkiri.com/itv/php_tmp/flvplayer.php?no=28026
uriminzokkiri-TVのロゴと重なっているところに座っている女性は、何かを読んでいる。聖書のようにも見えるが、北朝鮮で聖書は禁書のはずである。また、緑色の服を着た女性は居眠りをしているようにも見える。

Source: uriminzokku-TV, http://www.uriminzokkiri.com/itv/php_tmp/flvplayer.php?no=28026
聖書のようなものが置かれているが。

Source: uriminzokku-TV, http://www.uriminzokkiri.com/itv/php_tmp/flvplayer.php?no=28026
朝鮮人民聖歌隊。ハープを象徴したようなロゴ付きの聖歌隊服を着ている。「チルゴル教会」の聖歌隊は、同じデザインの青色の聖歌隊服を着ていた。

Source: uriminzokku-TV, http://www.uriminzokkiri.com/itv/php_tmp/flvplayer.php?no=28026
普通の「日曜礼拝」があるのならば、その様子を見たいものである。