北朝鮮系ウェブに対する攻撃激化 (2015年6月7日)
「朝鮮中央TV」ストリームが復活していたが、昨日夕方ぐらいから不調になった。幸い、金正恩の5月軍事部門指導「朝鮮記録映画」は見ることができたが、それからしばらくして、断続的に見られなくなり、夜からは止まっている。
「朝鮮中央通信」は相変わらず、ほとんど見られず。uriminzokkiriもアクセス不能となっている。現在見られるのは、「労働新聞」だけである。その「労働新聞」も時として、反応が若干ではあるが鈍くなっている。
過去記事にも推論をあれこれと書いたが、各サイトの挙動を見ていると、やはりDDoS攻撃を受けているというのが正解のようだ。「労働新聞」HPも当然攻撃対象となってしかるべきであるが、北朝鮮側の守りが堅いのか、攻撃者がそもそも対象としていないのかは分からない。一つ考えられるのは、「朝鮮中央通信」の方が速報性があり、多くの言語に対応していることから、海外メディアは同通信を参照しており、その口封じをすることを有効と考えているのかもしれない。海外メディアが同通信を参照というのはもちろん想像であるが、数少ないソースの中から選ぶとすれば同通信しかないこと、また米国務省定例記者会見における記者の「北朝鮮がXXを公表した」というの質問の背景には、大概、同通信報道がある。
では、攻撃者は誰なのか。自己顕示型ハッカー集団ではなく、韓国内の保守系(脱北系)団体に雇われたハッカーのような気がしている。
北朝鮮は優秀なサイバー部隊を持っているというが、攻撃主体で防衛の方は不得意なのであろうか。SPEのような民間企業でもない主幹となる官営メディアを何週間にもわたり攻撃されているにもかかわらず、その対応ができていなというのは、サイバー部隊があるとしてもその実力を疑ってしまう。
復活したり、使用不能になったりを繰り返しているのは、攻撃者が攻撃を中断したためなのか、北朝鮮側の対応による物なのかは分からないが、いずれにしても、再び不能に陥るのでは意味がない。
「朝鮮中央通信」は相変わらず、ほとんど見られず。uriminzokkiriもアクセス不能となっている。現在見られるのは、「労働新聞」だけである。その「労働新聞」も時として、反応が若干ではあるが鈍くなっている。
過去記事にも推論をあれこれと書いたが、各サイトの挙動を見ていると、やはりDDoS攻撃を受けているというのが正解のようだ。「労働新聞」HPも当然攻撃対象となってしかるべきであるが、北朝鮮側の守りが堅いのか、攻撃者がそもそも対象としていないのかは分からない。一つ考えられるのは、「朝鮮中央通信」の方が速報性があり、多くの言語に対応していることから、海外メディアは同通信を参照しており、その口封じをすることを有効と考えているのかもしれない。海外メディアが同通信を参照というのはもちろん想像であるが、数少ないソースの中から選ぶとすれば同通信しかないこと、また米国務省定例記者会見における記者の「北朝鮮がXXを公表した」というの質問の背景には、大概、同通信報道がある。
では、攻撃者は誰なのか。自己顕示型ハッカー集団ではなく、韓国内の保守系(脱北系)団体に雇われたハッカーのような気がしている。
北朝鮮は優秀なサイバー部隊を持っているというが、攻撃主体で防衛の方は不得意なのであろうか。SPEのような民間企業でもない主幹となる官営メディアを何週間にもわたり攻撃されているにもかかわらず、その対応ができていなというのは、サイバー部隊があるとしてもその実力を疑ってしまう。
復活したり、使用不能になったりを繰り返しているのは、攻撃者が攻撃を中断したためなのか、北朝鮮側の対応による物なのかは分からないが、いずれにしても、再び不能に陥るのでは意味がない。