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    「朝鮮中央TV」の「アニマルプラネット」みたいな番組のBGM (2022年11月6日 「朝鮮中央TV」)

    6日、「朝鮮中央TV」で放送中の「アニマルプラネット」(そのものか、その類いの海外の番組)で、ライオンの生態についての番組を放送している。朝鮮の番組ではないがおもしろいので見ていたら、ライオンに「危機」が到来したときにあの曲が流れた。新型コロナ宣伝・煽動番組で流れるあの曲だ。曲名は分からないが、「危機」を象徴する曲のようだ。

    昨日だったか、ナチスのラジオで「平壌放送」を聞いていたら、「朝鮮中央TV」のインターミッションで使われる曲が流れた。流れる前に「美しい故郷(아름다운 고향)をお送りします(した)」と言っていたようなので、「します」だったら、あの曲名はこれになる。「我々民族同士」で同曲名を検索したが、この曲名ではなかった。

    北朝鮮、黄海に短距離ミサイル4発発射 (2022年11月5日 「聯合ニュースTV」)

    5日(1723)、『聯合ニュースTV』が、韓国・統合参謀本部が北朝鮮が黄海に向けて短距離ミサイル4発を発射したと発表したと報じた。

    飛距離:130km
    飛行高度:20km
    速度:マッハ5

    「『消滅する』の意味を再び想起させる」:「金(正恩)政権の終末」に対して、「彼ら(韓米」は消滅する」 (2022年11月4日 「我々民族同士」)

    4日、「我々民族同士」に以下。

    *****************
    주체111(2022)년 11월 4일 《우리 민족끼리》

    「消滅する」の意味を再び想起させる
    《소멸될것이다》의 의미를 다시 상기시킨다

    共和国に反対する米国と南朝鮮傀儡共の戦争演習騒動が、その規模と手段、方法と度数において極度に無謀に至っている。
    우리 공화국을 반대하는 미국과 남조선괴뢰들의 전쟁연습소동이 그 규모와 수단, 방법과 도수에 있어서 극도로 무모해지고있다.

    空と地、海、そのどこであれ狂乱的に行われている米国と南朝鮮傀儡共の無謀な軍事的蠢動により朝鮮半島と周辺地位状勢は一寸先も見えない重大な対決局面に置かれた。
    하늘과 땅, 바다 그 어디라없이 광란적으로 벌려놓는 미국과 남조선괴뢰들의 무모한 군사적준동에 의하여 조선반도와 주변지역정세는 한치앞도 내다볼수 없는 엄중한 대결국면에 놓여있다.

    我々の勇猛な人民軍部隊は、米国と南朝鮮傀儡共が歴代最大規模の合同軍事演習騒動を行いながら、現状勢を一触即発の危機へと追いやっていることと関連し、前例のない断固たる軍事的対応措置を取っている。
    우리의 영용한 인민군부대들은 미국과 남조선괴뢰들이 력대 최대규모의 합동군사연습소동을 벌려놓으면서 현 정세를 일촉즉발의 위기로 몰아가고있는것과 관련하여 전례에 없는 단호한 군사적대응조치를 취하고있다.

    それにも関わらず、米国と南朝鮮傀儡共は、大規模連合空襲訓練「ビジラント・ストーム」の延長という愚かな行動で挽回できない悲劇を催促している。
    그럼에도 불구하고 미국과 남조선괴뢰들은 대규모련합공중훈련 《비질런트 스톰》(《경계하는 폭풍》)의 연장이라는 어리석은 처사로 만회할수 없는 비극을 재촉하고있다.

    我々は既に米国と南朝鮮傀儡共が時を選ばず行っている北侵戦争演習について共和国を狙った侵略的で挑発的な実戦訓練であることについて明らかにしながら、万一、敵共が恐れることなく我々に対する武力使用を企図するなら、朝鮮民主主義人民共和国武力の特殊な手段(複数)は与えられた自己の戦略的使命を遅滞なく実行し、米国と南朝鮮は想像もできない事件に直面し、史上で最もひどい対価を支払うことになることについて再び厳重警告した。
    우리는 이미 미국과 남조선괴뢰들이 때없이 벌려놓는 북침전쟁연습에 대해 우리 공화국을 겨냥한 침략적이고 도발적인 실전훈련이라는데 대하여 까밝히면서 만약 적들이 겁기없이 우리에 대한 무력사용을 기도한다면 조선민주주의인민공화국무력의 특수한 수단들은 부과된 자기의 전략적사명을 지체없이 실행할것이며 미국과 남조선은 가공할 사건에 직면하고 사상 가장 끔찍한 대가를 치르게 될것이라는데 대하여 또다시 엄중경고하였다.

    また、我々の警告を単なる威嚇的性格のものと受け入れるなら、大きな過誤となることを実際的で強力な軍事的対応措置で明々白々に立証している。
    또한 우리의 경고를 단지 위협성경고로 받아들인다면 큰 실수로 된다는것을 실제적인 강력한 군사적대응조치들로 명명백백히 립증해보이고있다.

    理性的な思考をする正常な人間ならば、我々がなぜ米国と南朝鮮傀儡共の戦争演習騒動に対処し、過去に見ることができなかった攻撃的で積極的な軍事的措置を立て続けに講じているのか理解しても余るであろう。
    리성적인 사고를 하는 정상인간이라면 우리가 왜 미국과 남조선괴뢰들의 전쟁연습소동에 대처하여 지난 시기에는 볼수 없었던 공격적이고 적극적인 군사적조치들을 련이어 취하고있는지 리해하고도 남음이 있을것이다.

    今、一寸先の味方も知らない対決凶、好戦狂共は、我々の核武力政策法制化と強力な軍事的対応措置に込められた意味も見抜くことができず、「例年的」だの、「防御的」だのと言いながら、対決的な北侵戦争演習騒動にだけ継続してしがみついており、ついには神聖な主権国家の「政権終末」という悪意に満ちた挑発的妄言まで躊躇なく吐きながら、自への災いを招いている。
    지금 한치의 앞도 내다볼줄 모르는 대결광, 호전광들은 우리의 핵무력정책법화와 강력한 군사적대응조치에 담긴 의미도 분간하지 못하고 《년례적》이요, 《방어적》이요 하면서 대결적인 북침전쟁연습소동에만 계속 매여달리고 지어 신성한 주권국가의 《정권종말》이라는 악의에 찬 도발적망언들까지 서슴지 않고 내뱉으면서 스스로 화를 불러들이고있다.

    いくら言いたくても絶対に口にしてはならない言葉がある。
    아무리 하고싶어도 절대로 입에 올리지 말아야 할 말이 있다.

    歴代最大規模の北侵戦争演習と暴言を吐いた結果について責任も取れない立場で身の程を知らない行動している者どもこそが愚か極まりないと言わざるを得ない。
    력대 최대규모의 북침전쟁연습과 악담을 늘어놓은 후과에 대해 감당도 못하는 주제에 푼수없이 놀아대는자들이야말로 어리석기 그지없다고 해야 할것이다.

    我々の生命であり、人生の全てである社会主義をなくそうと発狂した者共の末路がどれほど悲惨だったかを振り返る必要がある。
    감히 우리의 생명이고 삶의 전부인 사회주의를 없애보려고 발광하던자들의 말로가 얼마나 비참했는가를 돌이켜볼 필요가 있다.

    米国と南朝鮮傀儡共は、軽挙妄動せず、慎重になるべきだ。
    미국과 남조선괴뢰들은 경거망동하지 말고 심사숙고해야 한다.

    我々に対する敵対意識に取り憑かれ、何としてでも神聖な我が共和国に手を出そうと発狂している者共に下される峻厳な警告を再び想起させようと思う。
    우리에 대한 적대의식에 사로잡혀 어떻게 하나 신성한 우리 공화국을 어째보려고 미친듯이 발광하는자들에게 내려진 준엄한 경고를 다시금 상기시키고저 한다.

    -いかなる勢力であれ、朝鮮民主主義人民共和国との軍事的対決を企図すれば、彼らは消滅する
    - 어떤 세력이든 조선민주주의인민공화국과의 군사적대결을 기도한다면 그들은 소멸될것이다.

    朴チョル
    박 철

    「朝鮮民主主義人民共和国外務省報道官声明」:一連のミサイル発射は「挑発」に対応する「軍事訓練」 (2022年11月4日 「朝鮮中央通信」)

    4日(深夜、米国時間の昼間)に、「朝鮮中央通信」に以下。

    *********************************
    朝鮮民主主義人民共和国外務省報道官声明
    조선민주주의인민공화국 외무성 대변인성명

    既に我々は米国が自己の安保利益を害する重大な事態発生を願わないのならば、挑発的な「ビジラント・ストーム」連合空中訓練を直ちに注視しなければならないことを明白に警告した。
    이미 우리는 미국이 자기의 안보리익을 해치는 엄중한 사태발생을 바라지 않는다면 도발적인 《비질런트 스톰》련합공중훈련을 당장 중지해야 한다는것을 명백히 경고하였다.

    それは不安定な現軍事停戦体系の下で交戦の相手方を狙った攻撃型戦争演習が招来する可能性がある危険な衝突現象を予防し、なんとしてでも朝鮮半島と地域に安定的な安保環境を作り出そうという朝鮮民主主義人民共和国の平和愛護的な努力と忍耐の発現である。
    이는 불안정한 현 군사정전체계하에서 교전일방을 겨냥한 공격형전쟁연습이 초래할수 있는 위험한 충돌현상을 예방하고 어떻게 하나 조선반도와 지역에 안정적인 안보환경을 마련하려는 조선민주주의인민공화국의 평화애호적인 노력과 인내심의 발현이다.

    憂慮すべき事態発展を目前にし、地域内の国々も朝鮮半島情勢が現不安定局面に瀕することになった脈絡と根源を正確に診断しながら、責任ある当事者が誠意ある実践行動で緊張緩和措置を講ずることを繰り返し訴えている。
    우려스러운 사태발전을 두고 지역내 나라들도 조선반도정세가 현 불안정국면에 처하게 된 맥락과 근원을 정확히 진단하면서 책임있는 당사자들이 성의있는 실천행동으로 긴장완화조치를 취할것을 거듭 호소하고있다.

    しかし米国は朝鮮民主主義人民共和国と地域内の国々の要求と平和的安定環境維持の自明の理知も無視しながら、挑発を抑制して対備するという口実の下、戦略的な連合空中訓練を強行することで応え、我々の正当防衛対応措置を持ち出しながら、4日まで予定されていた訓練期間を延長する決定したのに続き、国連安保理まで招集する挑発的妄動を繰り返している。
    그러나 미국은 조선민주주의인민공화국과 지역내 나라들의 요구와 평화적안정환경유지의 자명한 리치도 외면하고 그 무슨 도발을 억제하고 대비한다는 구실밑에 침략적인 련합공중훈련을 강행하는것으로 대답하였으며 우리의 정당방위대응조치를 걸고 4일까지 예정되였던 훈련기간을 연장하기로 결정한데 이어 유엔안전보장리사회회의까지 소집하는 도발적망동을 거듭하고있다.

    極度に至った米国の軍事的対決狂乱は、朝鮮半島の範囲を超越し、東北アジアの全般的安全環境にも大きな否定的影響を与えている。
    극도에 이른 미국의 군사적대결광란은 조선반도범위를 초월하여 동북아시아의 전반적안전환경에도 커다란 부정적파장을 일으키고있다.

    朝鮮民主主義人民共和国外務省は、米国の無責任で無謀な行為を主権国家の安全に対する重大な侵害、朝鮮半島と地域の平和と安定を願う国際社会の念願に対する破廉恥な朝鮮と烙印し、これを強力に糾弾排撃する。
    조선민주주의인민공화국 외무성은 미국의 무책임하고 무모한 행위를 주권국가의 안전에 대한 엄중한 침해로,조선반도와 지역의 평화와 안정을 바라는 국제사회의 념원에 대한 파렴치한 도전으로 락인하며 이를 강력히 규탄배격한다.

    米国が追従勢力と野合し、連合空中訓練「ビジラント・ストーム」を開始した以後に行われた朝鮮民主主義人民共和国の軍事訓練は、敵対的挑発行為に対する相応な反応であり、行動的警告である。
    미국이 추종세력과 야합하여 련합공중훈련《비질런트 스톰》을 개시한 이후에 진행된 조선민주주의인민공화국무력의 군사훈련은 적대적도발행위에 대한 응당한 반응이며 행동적경고이다.

    現在、醸成された厳重な軍事的対峙状況は明白に米国と南朝鮮が我々に対する「圧倒的対応:を云々しながら史上最大規模の合同空中打撃訓練を行ったことによりもたらされた。
    현재 조성된 엄중한 군사적대치상황은 명백히 미국과 남조선이 우리에 대한 《압도적대응》을 운운하며 사상최대규모의 합동공중타격훈련을 벌려놓은것으로 하여 초래되였다.

    米国と南朝鮮の無分別な対決的選択は、敵対的緊張状態を触発させた根源をそのまま維持することで、朝鮮半島と地域の憂慮すべき不安定な気流を流し続けるという非常に危険な企図と言わざるを得ない。
    미국과 남조선의 무분별한 대결적선택은 적대적긴장상태를 촉발시킨 근원을 그대로 유지함으로써 조선반도와 지역의 우려스러운 불안정기류를 계속 이어가겠다는 매우 위험한 기도라고밖에 달리 볼수 없다.

    朝鮮半島情勢を今日の状況に至らせたのは、地域内の同盟勢力を発動し、制裁圧迫と軍事的威嚇で朝鮮民主主義人民共和国に一方的な武装解除を強要しようという米国に絶対的な責任がある。
    조선반도정세가 오늘의 지경에 이르게 된것은 지역내 동맹세력을 발동하여 제재압박과 군사적위협으로 조선민주주의인민공화국에 일방적인 무장해제를 강요하려는 미국에 절대적책임이 있다.

    米国は自己の常套的な「前提条件のない対話」と「外交を通した問題解決」の立場が国際社会を欺瞞するための煙幕に過ぎず、追い求めている目的はたった一つ、朝鮮半島の持続的な緊張激化と不安定だけであることを世界の前で自らが示した。
    미국은 자기의 상투적인 《전제조건없는 대화》와 《외교를 통한 문제해결》립장이 국제사회를 기만하기 위한 한갖 연막에 불과하며 추구하는 목적은 오직 하나 조선반도의 지속적인 긴장격화와 불안정뿐이라는것을 세계앞에 스스로 드러내놓았다.

    持続的な挑発には持続的な対応が伴うのは当然である。
    지속적인 도발에는 지속적인 대응이 뒤따르기마련이다.

    朝鮮民主主義人民共和国は、自己の自主権と安全利益を侵害しようという敵対勢力共のいかなる企図に対しても絶対に見過ごすことはなく、最後まで超強力対応で応えることを再び明白に闡明する。
    조선민주주의인민공화국은 자기의 자주권과 안전리익을 침해하려는 적대세력들의 그 어떤 기도에 대해서도 절대로 묵과하지 않을것이며 끝까지 초강력대응으로 대답할것임을 다시 한번 명백히 천명한다.

    今後、状勢がどのように発展しても、全く想像できない事態が発生しても、国家の尊厳と自主権、人民の安全を守護するための正義の道から我々は絶対に引き下がらない。
    앞으로 정세가 어떻게 번져지든,그 어떤 상상 못할 사태가 발생하든 국가의 존엄과 자주권,인민의 안전을 수호하기 위한 정의의 길에서 우리는 절대로 물러서지 않을것이다.

    米国は軽挙妄動をしてはならない。
    미국은 경거망동하지 말아야 한다.

    主体111(2022)年11月4日
    주체111(2022)년 11월 4일
    平壌
    평 양(끝)
    www.kcna.kp (주체111.11.4.)
    *****************************************

    オースティン国防長官「核使用は金正恩政権の終末」:「金(正恩)政権の終末」は「元帥様」の死、圧力どころか核実験を催促する文言 (2022年11月3日 「米国防省」)

    11月3日(現地時間)、米国防長官オースティンと韓国・国防部長官、李鐘燮による「第54回韓米安保協議会共同声明」が出された。

    DOD, 54th Security Consultative Meeting Joint Communique, 2022/11/03, https://www.defense.gov/News/Releases/Release/Article/3209105/54th-security-consultative-meeting-joint-communique/

    18項目からなるこの「声明」を上から読んでいる途中であるが、3項目目に下記の記述がある。

    ****************
    オースティン長官は、韓国が活用できる核兵器、通常兵器、そしてミサイルと防衛装備と尖端非核装備を含む全ての範囲の米防衛資産に対する拡張抑止を提供し続けるための米国の確固たるコミットメントを繰り返した。彼は米国、同盟国と友好国に対する非戦略核兵器を含む核攻撃は容認できず、それは金(正恩)政権の終末という結果に繋がると述べた。
    Secretary Austin reiterated the firm U.S. commitment to providing extended deterrence to the ROK utilizing the full range of U.S. defense capabilities, including nuclear, conventional, and missile defense capabilities and advanced non-nuclear capabilities. He noted that any nuclear attack against the United States or its Allies and partners, including the use of non-strategic nuclear weapons, is unacceptable and will result in the end of the Kim regime.
    ****************

    米国の韓国に対する拡張抑止もそうだが、それよりも最後の「金(正恩)政権の終末」という文言は北朝鮮を激しく刺激したことは間違いない。オースティンは敢えて「非戦略核兵器を含む」と言っているが、これは北朝鮮が今開発を進めている「戦術核」を意識した発言であることは間違いない。重要なことは、これが記者会見で言ってしまった言葉ではなく、精査された上で発表された「声明」に含まれている点である。しかも「共同声明」なので、「オースティンは」と主語がオースティンになっていたとしても、意味的には韓国国防長官もど「共同」でこの「声明」を出している点では、「金(正恩)政権の終末」という文言に対する責任は逃れられない。

    「金(正恩)政権の終末」は、「元帥様」の死を意味しており、それがどれほど北朝鮮を刺激するのか知った上で「声明」に入れたのかどうかは分からないが、現在の状況でこうしたは文言を使用したのは、北朝鮮に核実験を催促しているのと何ら違いはないし、進行中の合同演習と同等かそれ以上の挑発となる。

    北朝鮮の核実験時計はこれにより15分以上、進められたと思う。

    <追記>
    上記の件とは直接関係ないが、合同軍事演習は5日までのようだ。

    北朝鮮のミサイルが日本上空を通過するまでの時間、Jアラートは有効 (2022年11月4日)

    4日、政府がJアラートを発したことについて色々と言われているが、Jアラートの機能と限界からすれば、問題はない。それは、繰り返し書いているように、迎撃ミサイルであれ、ましてや「敵基地攻撃能力」であれ、北朝鮮のミサイル攻撃から日本を無傷で守る手段など存在しないからだ。つまり、Jアラートもその被害、とりわけ人的被害を減らす手段の1つであり、昨日の状況からすれば、日本上空を通過してもしなくても、発したのは適切だったと考える。昨夜あった北朝鮮のミサイル発射と関連して「オオカミ少年効果」と書いたが、Jアラートも発しすぎると「オオカミ少年効果」に至ってしまうので、その点についてはある程度慎重であるべきだが、発射後に考えている余裕など無いはずなので、一定の要件を満たせばほぼ自動的に発するように設定されているのは当然である。

    オランダ国防大のミサイル学者サベルスブルグ氏に10月4日に日本上空を通過した「新型」ミサイルの弾道軌道と時間の相関関係に関するグラフをお願いしておいたら、送られてきた。

    20221104 ralph 1004 mis trajectory
    Source: Ralph Savelsburg, Netherlands Defence Academy

    サベルスブルグ氏のグラフから得られる時間データを地図上に書き込んでみた。
    20221104 jalart missile to jpn F

    この時の事例からすると7時27分にJ-Alertが発せられてから約4分後に日本の上空を通過していることになる。J-Alertを7時27分に聞き、2分以内に北朝鮮の核ミサイル攻撃の被害を最小化する人はゼロではないはずなので、その点からは十分に意味はある。

    10月4日に発射された「新型」ミサイルは、4500km離れた海上に落下していることから分かるように、日本を目標とした軌道で発射されたミサイルではない。そこで、サベルスブルグ氏に日本を標的として発射されたミサイルについてもグラフを描いてもらった。

    下のグラフは北朝鮮の任意の地域から三沢基地を標的として発射された弾道ミサイルを想定している。ノドンミサイルが三沢基地を攻撃するための最適発射角で発射されたという想定である。
    nodong_misawa_trajectory.png
    Source: Ralph Savelsburg, Netherlands Defence Academy

    上記グラフから得られた時間データを地図に入れてみたの下の図である。
    20221104 misawa ab map FF

    北朝鮮の任意の場所から1200km先の三沢基地までの到達時間は10分以内となっている。10月4日に発射された「新型」ミサイルが日本上空を通過するよりも3分ほど時間がかかっているが、最適発射角で大気圏内を通過する時間が長いからなのか、ノドンという古いミサイルを使っているからなのかはサベルスブルグ氏の意見を聞いてみたいと思う。また、このミサイル攻撃に対して発されるJ-Alertが「新型」の時と同じであれば5分ぐらい後に発され、3分だけ退避時間は増えることになる。しかし、これも低発射角で発射された場合、水平線通過までの時間が長くかかり発令時間が遅くなる可能性がある(日本のミサイル監視システムについては無知なので仮定)。

    以上のことから、J-Alertは、一人でも二人でも人的被害を減らすには有効であることが分かる。しかし、上の仮想攻撃はノドンという古く配備数が多いと想定されるミサイルである点からすれば、今回北朝鮮がやっているように複数のミサリルを同時多発的に発射し、ミサイル監視能力を混乱させることも可能となる。さらに、変則軌道で飛行するミサイルも使われてば、その予測はますます難しくなる。

    「敵基地攻撃能力」を高める理由として「抑止力」が上げられているが、北朝鮮が日本「だけ」と戦争をする理由は全くない。朝鮮半島で米国も含めた戦争が勃発した際に日本に向けてミサイルを発射するわけで、その意味からすれば日本が「抑止力」を高めることが日本に向けて発射されるミサイルの数を減らすことには繋がらない。朝鮮半島で戦争が勃発し、北朝鮮が核ミサイルを韓国に向けて発射した時点で北朝鮮は滅亡する。絶対に口にしないが、「元帥様」そのことはよく分かっているはずである。だから、その際、日本の「抑止力」など計算しないし、「抑止」にもならない。もちろん平時の米・韓・日トータルでの「抑止力」を強化することには繋がるが(一方で北朝鮮による攻撃対象も増える)、「敵基地攻撃能力」を議論する際にはそれをきちんと分けて議論すべきである。

    「朴ジョンチョン、朝鮮労働党中央委員会秘書談話」:ミサイル発射として具体化、発射しすぎると「オオカミ少年効果」に (2022年11月3日 「朝鮮中央通信」)

    3日(2030)、「朝鮮中央通信」に以下。

    https://www.yonhapnewstv.co.kr/news/MYH20221103020600038

    ************
    朴ジョンチョン朝鮮老党中央委員会秘書談話。
    박정천 조선로동당 중앙위원회 비서 담화.

    米国と南朝鮮が連合宮中訓練「ビジラント・ストーム」を延長する決定したという。
    미국과 남조선이 련합공중훈련 《비질런트 스톰》을 연장하기로 결정하였다고 한다.

    非常に危険で誤った選択だ。
    매우 위험하고 잘못된 선택이다.

    米国とも波朝鮮の無責任な決定は、連合軍の挑発的軍事行為によりもたらされた現状況を統制不能の局面へと押しやっている。
    미국과 남조선의 무책임한 결정은 련합군의 도발적군사행위로 초래된 현 상황을 통제불능의 국면에로 떠밀고있다.
    米国と南朝鮮は、自分たちが取り返しの付かない重大な過ちを犯したことを知ることになろう。
    미국과 남조선은 자기들이 돌이킬수 없는 엄청난 실수를 저질렀다는것을 알게 될것이다.

    주체111(2022)년 11월 3일
    平壌
    평양(끝)
    www.kcna.kp (주체111.11.3.)
    ****************************

    それが少し前のミサイル発射として具体化した。

    こうやって記事にしているからなのかも知れないが、北朝鮮がミサイル発射をしても「またか」という感じになってきた。北朝鮮のミサイルの政治的効果として世界を騒がせて、自国に注目させるという機能があるが、あまり発射しすぎると「どうせ演習か実験でしょ」という感じで皆が慣れてしまい、この効果が薄れる可能性がある。「オオカミ少年効果」とでも言おうか(嘘ではないがどのみち自国に落ちないミサイルという意味で)。

    「北朝鮮、弾道ミサイル発射」 (2022年11月3日 「聯合ニュースTV)」

    3日(2149)、『聯合ニュースTV』が北朝鮮が弾道ミサイルを発射したと報じた。ミサイルは3発。

    日本海に向けて発射した短距離ミサイル詳細 (2022年11月3日 「聯合ニュースTV」)

    3日(1538)、 『聯合ニュースTV』が3日に北朝鮮が発射した短距離ミサイル2発に関する関連報道をした。

    高度:70km、飛距離:330km、速度:マッハ5、咸鏡北道沿岸のアル島に着弾
    https://www.yonhapnewstv.co.kr/news/MYH20221103011700641?srt=l&d=Y

    発射地点は明らかにされていないので円弧のいずれかの地域かと思われる。スンチョン辺りではないかと思っている。
    20221103 tankyori

    「ビジラント・ストーム」延長決定、ミサイル発射ではなく実際的被害が出る攻撃の可能性を憂慮 (2022年11月3日 「聯合ニュースTV」)

    3日(1422)、『聯合ニュースTV』が「ビジラント・ストーム」韓米合同軍事演習の延長が決定されたと報じた。

    何もしないでいればこれで終わるはずだったが、いつまで延長するのか不明ながら、延長すれば北朝鮮のミサイル発射は続く可能性が高い。憂慮されるのは、北朝鮮が今朝書いた「在庫一掃セール」の対象商品を使い果たし(もちろん通常製品はまだたくさん残っている)、実際的な被害が出ないミサイル発射からヨンピョン島砲撃のようなより危険度の高い「対処措置」に出る可能性である。

    韓米は、「計画された例年の軍事演習」と主張しているのだから、そのラインで止めるべきである。

    韓国専門家、長距離ミサイルは「火星砲-17」型、失敗の可能性も (2022年11月3日 「聯合ニュースTV」)

    3日(1331)、『聯合ニュースTV』で韓国の専門家が、今回発射されたICBMは「火星砲-17」型で、失敗した可能性もあるが意図的にそうした軌道に設定した可能性もあると。

    https://www.yonhapnewstv.co.kr/news/MYH20221103008400038?srt=l&d=Y

    「韓国・統合参謀本部、3日、1回長距離弾道ミサイル分析情報発表」:760km飛行して日本海に落下、仙台方向に発射されたと推定、日本のミサイル追尾能力の低さを露呈か (2022年11月3日 「聯合ニュースTV」)

    3日(1122)、『聯合ニュースTV』が韓国・統合参謀本部が発表した3日1回目のミサイル分析情報を放送した。

    飛距離:760km
    高度:1920km
    速度:マッハ15

    google earthに線を入れてみると、平壌国際空港周辺の軍事施設から東南東方向に発射したようだ。東南東方向としたのは、日本が宮城、山形、新潟に出したからであり、ほぼ仙台方向に向けての発射とみてよかろう。

    20221103 missile 1real

    日本の防衛相が「消失」と言っているのは、日本海上に「落下」したからであり、その点については間違いない。しかし、日本を飛び越さずに「日本の東1100km以上の太平洋上に落下」というのは明らかに誤報あるいは探知ミスである。前の記事にも書いたように、そんな飛行パターンができるICBMを北朝鮮が開発したとすれば凄いことになるが、実際は通常の弾道軌道を飛行したものと思われる。

    日本政府が発表した「日本の東1100km以上の太平洋上に落下」や「消失」は、日本のミサイル追尾能力を露呈した形となる。戦争になれば、追尾など必要なく発射を探知してどんどん撃墜しなければならないわけなので(敵基地攻撃をするかどうかは別として)、そもそも追尾のための十分な装備が整っていないのかも知れない。

    「朝鮮中央TV」などは通常放送 (2022年11月3日 「朝鮮中央TV」)

    3日、「朝鮮中央TV」やラジオ放送は通常放送を続けている。

    「韓国統合参謀本部、北朝鮮のミサイルに関する追加情報発表」:1発目はICBMで段間分離なども、その後に短距離弾道2発 (2022年11月3日 「聯合ニュースTV」)

    3日(0924)、『聯合ニュースTV』によると、韓国・統合参謀本部が北朝鮮が3日に発射したミサイルの追加情報を発表したと。

    1発目:7時40分、発射地点は平壌国際空港付近(推定通り)、1発、ICBMと推定(段間分離、推進体と弾頭分離)
    2発目:8時39分、発射地点は平安南道一帯、短距離弾道ミサイル2発

    「北朝鮮、日本海方向へ弾道ミサイルをさらに1発発射」 (2022年11月3日 「聯合ニュースTV」)

    3日(0853)、『聯合ニュースTV』によると、韓国・統合参謀本部が「北朝鮮が日本海方向に弾道ミサイルをさらに1発発射した」と発表したと報じた。このミサイルは、1つ前の記事に書いた太平洋に落下したミサイルではなく、別のミサイル。

    冗談を言っている場合ではないが、ここまでくると在庫一掃セールの様相を呈している。

    北朝鮮、中長距離とみられるミサイル発射:国際海峡ではなく列島上を通過させる日本に対する「対処措置」か、「日本上空は通過せず」と韓国報道、円弧を描く飛行ができる新型中距離ミサイルか (2022年11月3日 「聯合ニュースTV」)

    一つ前の記事に書いた悪い方の予感が当たってしまった。

    3日8時29分、『聯合ニュースTV』が北朝鮮が「中長距離弾道弾道ミサイルとみられる飛翔体を発射」と報じた。

    https://www.yonhapnewstv.co.kr/news/MYH20221103003600038

    宮城、山形、新潟にJアラートが発令され岩手や北海道で発生されていないことからして、北朝鮮は通常、日本列島上を通過させる際に使う津軽海峡上のコースではなく、本州上をまともに横切るコースで発射された可能性がたかい。もしそうだとすると、昨日、韓国に対するNLL越南発射と同様、日本に対しても国際海峡である津軽海峡ではなく、宇宙なので領空には該当しないもの、列島の上をまともに横切らせる「対処措置」を講じたことになる。直接的には、韓米合同演習に参加したことへの「対処措置」となろう。

    さらなる情報を待ちたい。

    <追記>
    『聯合ニュースTV』(0837)によると、このミサイルは日本上空を「通過していない」と。
    https://www.yonhapnewstv.co.kr/news/MYH20221103004300038?srt=l&d=Y

    <追記2>
    『FNNプライオンライン』(0821)が「日本からおよそ1100kmの太平洋上に落下「日本からおよそ1100kmの太平洋上に落下」と伝えている。https://www.fnn.jp/articles/-/439775

    そうだとすると、日本海に向けて発射し、日本列島上空を通過せずこの地点に落下させるためには樺太と北海道の間を通過させ、大きくカーブを描くような飛行コースしか考えられない。このような変則飛行ができる中長距離ミサイルはこれまで公開されていない。

    赤い円はミサイル発射にしばしば使われる平壌空港付近の軍施設から日本列島の中心部まで。そこから東方向に向けて約1100kmエリアが黄色い円で、「日本の東」とされる予想落下点は赤い点。
    20221103 missle1

    <追記>
    日本の国防相が「日本海上空で消失したことが確認された」と述べたと報じている。「消失」とはレーダー上から消えたという意味だと思うが、一定の高度を超えたので追尾できなくなったということだろうか。

    『FNNプライムオンライン』(0908)、https://www.fnn.jp/articles/-/439786

    北朝鮮メディア、3日記事に更新されるもミサイル報道なし:0712時点、更新時刻も早まった、今日さらなる発射でまとめて報道か (2922年11月3日 「朝鮮中央通信」)

    3日07時12分、「朝鮮中央通信」では3日付けの記事が既に配信されている。これまでは7時30分頃に更新されていたが、ミサイル発射との関連は不明であるものの更新時刻が早まったようだ。しかし、そのミサイル発射に関する報道は現時点ではない。

    今後、記事が追加される可能性もあるが、今日、さらなるミサイル発射をした上でまとめて報道する可能性もある。

    北朝鮮のミサイル発射、中露の反応:想定通り、安保理に出されても同じ立場か (2022年11月2日 「中国外務省」、「TASS」)

    2日の北朝鮮の一連のミサイル発射に対しての中露の反応は以下。

    ****************
    中国の外務省報道官:「中国は朝鮮半島情勢を注視している。朝鮮半島の平和と安定を維持し、対話と協議を通じて双方の懸念を解消することは地域の共通利益となる。我々は関連国が政治的な解決、お互いの妥協、そしてエスカレーションのスパイラルを避けることを希望している。」
    : China is closely following the developments of the Korean Peninsula situation. It is in the common interest of this region to maintain peace and stability of the Peninsula and address each other’s concerns in a balanced way through dialogue and consultation. We hope relevant parties can keep to the direction of seeking political settlement, meet each other halfway, and avoid a spiral of escalation.

    MFA of China, Regular Press Conference, 2022/11/02, https://www.fmprc.gov.cn/mfa_eng/xwfw_665399/s2510_665401/2511_665403/202211/t20221102_10797433.html
    ****************
    クレムリンの報道官:「この紛争の全ての関係国はさらに緊張を高めるようなステップは避けるべきだと考えている。朝鮮半島の状況は既にとても緊張している。」
    「我々はすべの関係国が冷静になり、さらなる緊張の高まりを避けることを求めている。」

    "We believe that all parties to this conflict should avoid any steps that could further escalate tensions. The situation is already very tense on the peninsula," the Kremlin spokesman said.

    "We call on everyone to remain calm and avoid further escalation of tensions," he added.

    TASS, Kremlin calls on parties to conflict on Korean Peninsula to remain calm, 2022/11/02, https://tass.com/politics/1531433
    ***********************

    欧州で「緊張を高めている」どころか戦争をしている当事者ロシアがこれほど早くコメントを出すとは思わなかった。中国については想定内。いずれも北朝鮮を一方的に非難しておらず、この問題が安保理に持ち出されても同じ立場を貫くであろう。

    2日に発射された北朝鮮のミサイル:過去記事のエラーも含めて整理、2・3回目の発射に対する「対応措置」は米国が制止か (2022年11月2日)

    2日、主に『聯合ニュースTV』をフォローしながら記事を書いていたのだが、北朝鮮のミサイル発射のペースが短すぎて、今日書いた記事に発射時間や発射数に関するエラーがいくつもある。核ミサイルに関する詳細は明日以降に韓国軍が発表するだろうが、私自身、ゴチャゴチャになってしまっているので整理しておく。

    それぞれ、『聯合ニュースTV』報道の概略を示しておく。

    1回目ミサイル:9時6分、3発(1発がNLLを越える)、東方向 https://www.yonhapnewstv.co.kr/news/MYH20221102003900038
    *韓国軍の「対応措置」:12時39分、NLL北側の公海に空対地ミサイル、https://www.yonhapnewstv.co.kr/news/MYH20221102007000038
    2回目:16時10分、国防参謀本部「午前に西海と東海で短距離ミサイル、地対空ミサイル、少なくとも17発発射」、コサン郡の緩衝地帯に100発余り砲撃、https://www.yonhapnewstv.co.kr/news/MYH20221102012200038
    3回目:18時45分、国防参謀本部「東西海に地対空ミサイルなど6発発射」、https://www.yonhapnewstv.co.kr/news/MYH20221102016200038
    ミサイル総合報道:21時50分報道、6時15分に短距離弾道ミサイル4発、8時51分に日本海上に短距離弾道ミサイル3発、9時26分頃から咸鏡南道と平安南道一帯で各種ミサイル10発余り、13時30分頃に日本海上の緩衝地域に砲射撃、16時30分頃に日本海と黄海上で地対空ミサイルなど6発発射、https://www.yonhapnewstv.co.kr/news/MYH20221102020700641?srt=l&d=Y

    『聯合ニュースTV』の報道は以上であるが、拙ブログでは「午前に西海に発射されたミサイル」と「午後に東西海に発射された6発のミサイルなど」の把握ができていなかった。2回目と3回目の発射に対しては、韓国は「対応措置」を講じていない。もし、「対応措置」を自主的に控えているのであれば賢明だし、米国から控えるよう通報があった可能性もある。状況からして、ヨンピョン島砲撃の際に北朝鮮に強力な報復攻撃を加えようとした韓国を米国が制止した経緯がある。

    このまま韓国が「対応措置」に出なければ、取りあえず「対応措置」合戦は止まる可能性はあるが、合同演習は4日まで予定されているので、そちらを継続すれば、さらなる北朝鮮からの「対応措置」はあり得る。この際、「怖がらずに我々に対する武力使用を企図」しているのではなく、「怖がって」対応措置を中止したと解釈してくれると良いのだが。

    <追記>
    過去記事ではNLLを越えたミサイルを含む3発と9時26分の10発余りの発射が混同してしまっている。不注意ではあるが、発射間隔が短すぎてゴチャゴチャになってしまった。

    ゼンマイ式電池時計、TOKYO CLOCK 「ドラムデジタル ダイナミック1号(ブザー付き)」 (2022年11月2日)

    2日、北朝鮮のミサイル発射関係の記事を書きながら今朝方届いた時計の修理をしていた。

    新品・未使用の「デッドストック」と書かれていたが「状態は写真で判断」とも。動作するか質問してから購入することもできたが、かなりレアな時計なのでそのまま購入した。届いた箱を見ると「とけい(dead」と書かれており、セラーは電池を入れて不動を確認したのだと思う。まあ、この種のものは故障を前提で買っているので気にしなかったし、構造を見るためにどのみち分解するのだから同じことだ。

    幸い電池を入れて動作を確かめた以外は「デッドストック」状態で内部はいじられていなかった。過去記事に書いた電気式「TOKYO CLOCK」を修理した経験があったので、あまり気にせず分解していった。電気式同様にプラスチックの爪に引っかけるような部分はなくネジを外すだけで簡単に分解できた。

    動かないのギアのは歯車のグリス劣化による固着で掃除してやったら直ぐに動き出した。

    精度についてはまだ分からないが、雰囲気的にはまあまあのような気がしている。

    詳細は下の動画の字幕に書き込んでおく。


    YouTubeに北朝鮮動画をアップロードしていないが、明日からはたくさんすることになりそうだ。

    <追記>
    先ほどふと思ったのだが、「とけい(dead」はデッドストックという意味で書いてあったのかもしれない。いずれにせよ、到着時にはdeadではなかったが、illの状態だった。

    <追記2>
    少し遅れ気味なのでタイムグラファーにかけてみた。とはいえ、腕時計用の集音部であるがそれなりに音は拾っているようだ。
    DSC05367.jpg

    下がタイムグラファー画面であるが、通常、正常に動作している時計ならば直上に進む直線となる(左の窓)。しかし、この時計の場合はリードスイッチに磁石を近づけモータを駆動する部品を押し下げる必要があるので、リリースされた直後に最も軽くなり進み気味となり、ピークを越えると押し下げの反発力が強まっていくようで段々と遅れ気味になる。なので、波のピークを結んだ線が実際のほどとなるはずだ。
    20221103 timeg tokyo clock s

    緩急針は+方向にいじってあるので、遅れ状態から進み状態になっていることは間違いない。日差+20秒ぐらいの感じだろうか。あとは、実際に使って試すしかない。

    普通はこんな感じで使う(ハードオフでジャンクとして500円で売っていた毛沢東時計)
    DSC05368.jpg

    手を振るのを見てしばらく楽しみ、そのまま時計の箱にしまっておいた。タイムグラファーで見る成績はかなり悪いようだが、偉大な毛主席なのでよしとする。目覚まし機能があり「東方紅」が流れればもっと良いのだが・・・残念ながらそれはない。
    20221103 mao watch s

    上にあるのは米帝侵略軍が北ベトナム侵略戦争の際に使った時計。シンプルだが良くできている。測定結果をスクリーン・ショットするのを忘れてしまったが、歩度+15秒ぐらいのきれいなラインを描いていた。

    「北朝鮮、地対空ミサイル6発を西海に発射」:地対空ミサイルで韓国空軍機に対する「対処措置」 (2022年11月2日 「聯合ニュースTV」)

    2日、『聯合ニュースTV』が、北朝鮮が地対空ミサイルなど6発を黄海方向に発射と速報を流した。

    「地対空」は、もちろん韓国軍機が空対地ミサイルを発射したことに対する「対処措置」で、韓国軍機に対する撃墜能力を示威したものであろう。

    北朝鮮、江原道コソン一帯の緩衝区域に100発余りの砲撃」:「対応措置」合戦は戦争に繋がる、仲介者が必要だができるのは中国のみ (2022年11月2日 『聯合ニュースTV』)

    2日、『聯合ニュースTV』が北朝鮮が江原道コソン一帯の緩衝区域に100発余りの砲撃したと伝えた。

    韓国軍が行ったNLL北側公海へのミサイル発射への対応措置と思われる。

    このまま「対応措置」合戦を続けていれば、いつか戦争に移行する。非難合戦になっても構わないので、とにかく軍事会談を開催し、その間に北南双方冷静さを取り戻す必要がある。問題はどちらが先に軍事会談を呼びかけるかだが、どちらにもその兆候は見られない。そうなると仲介者が入る必要が出てくるが、北朝鮮・韓国双方に大きな影響力(中身は異なっても)がある中国ぐらいしか考えつかない。中国は自国にとっても「朝鮮半島の安定は中国の国益」なのだから、積極的に進み出ることもできよう。それに留まらず、「休戦協定」の当事国でもある。

    「女性服展示会2022開始」:英語の商品名やロゴも登場か (2022年11月2日 「朝鮮中央通信」)

    2日、「朝鮮中央通信」などが、平壌で「女性服展示会2022」が始まったと報じた。

    「朝鮮中央通信」配信した動画(「朝鮮中央TV」の「報道」で使われた(る)ものの可能性あり)を見ているといくつか興味深いことが分かる。

    「女性服展示会2022」
    20221102 joseifuku keiji
    Source: KCNA, 2022/11/02

    「正面から見ると2ピース、裏面から見ると1ピース」に見える服
    20221102 one p1
    Source: KCNA, 2022/11/02

    20221102 one p2
    Source: KCNA, 2022/11/02

    北朝鮮らしくないポスター。北朝鮮のポスターは衣料に品も含めて商品を前面に出すものが多いが、このポスターでは毛皮を着用した「女性」の魅力を見せている。
    20221102 joseifuku poster
    Source: KCNA, 2022/11/02

    英語のタグが付けられた衣服。「MAX MAMA」と書かれているようだが正確には読み取れない。製品の効能ではなく「我々式」の北朝鮮が自国産の製品に英語名を付けているとすれば、かなり異例なことである。
    20221102 joseifuku tenjikai
    Source: KCNA, 2022/11/02

    「ミョヒャン貿易局」のロゴにもミョヒャン山を象った「M」という文字が使われてるようだ。
    20221102 myohan osu
    Source: KCNA, 2022/11/02

    韓国軍、NLLの北側の公海上に空対地ミサイル3発発射、google mapで見た推測落下点 (2022年11月2日 「聯合ニュースTV」)

    2日、『聯合ニュースTV』によると、韓国・統合参謀本部がNLL北側の公海上に空対地ミサイル3発を発射したと発表したと伝えた。統合参謀本部は、「落弾地点は、北朝鮮のミサイル落下地点と相応した地点」としているという。

    google mapに線を入れてい見た。赤線はDMLを真っ直ぐ伸ばした分界線である。オレンジの線は北朝鮮の領海部分とEEZ境、つまり「領海」と「公海」の境となる。緑の円は韓国側が発表している北朝鮮のミサイルが落下したNLLから26キロの範囲内(詳細は、一つ前の記事参照)となり、緑・オレンジ・ピンクの線に囲まれた部分に韓国のミサイルが「落弾」したと推定される。

    20221102 dagekikaiki

    韓国は「空対地」ミサイルを使用しており、飛行距離は公開されていないので、どの地点からミサイルを発射したのかは明らかではないし、韓国軍が保有しているか否かは別とし、変則軌道のミサイルなのか、直線軌道のミサイルなのかも分からない。発射地点が問題となるが、韓国軍戦闘機が通常の演習空域を外れて北朝鮮側に飛行していったのか、ある程度離れたところから発射したのか、そしてミサイルが真っ直ぐに飛んだのか、カーブしたのかも分からない。「相応」としていることからすると、北朝鮮の陸地方向に発射し、カーブをさせて公海に落下させた可能性が高い。

    <追記>
    『聯合ニュースTV』が追加情報を報じているので、地図に線を入れ直してみた。20221102 kogekikaiki 2

    北朝鮮が発射したミサイル関連:分断後初めて韓国のNLL内に落下、鬱陵島では警報・避難、韓国軍「断固とした対応」、分界線付近から発射か、戦争の危険性、陽動作戦 (2022年11月2日 「聯合ニュースTV」)

    2日、『聯合ニュースTV』が韓国合同参謀本部が発表したミサイル関連情報を伝えた。

    ミサイルは日本海側に設定されたNLLの南側26km地点に落下したとしており、「NLL以南にミサイルが落下したのは初、我が軍は断固として対応する」と韓国合同参謀作戦本部長が非難声明を発表している。

    また、NHKの報道を引用しながら、北朝鮮のミサイルが1発目のミサイルは最高高度、飛行距離共に150km、2発目が最高高度が120km、飛行距離は200kmと報道していが、3発目に関する言及はない。

    発射されたミサイルの種類は発表されていないが、イスカンデル型ではないかと『聯合ニュースTV』に出演した韓国の専門家は分析している。

    この記事を書いている間に既に情報がアップデートされているかも知れないが、取りあえず、記事を書き始めた時点で得られた情報を総合してgoogle mapに線を入れてみた。


    下の地図にある赤い線がNLL(と想定される)。黄海上のNLLについては詳細な地図があるが、日本海側についてはそもそもNLLという概念がない。なので、今回発射されたミサイルが「NLL内に落下」と聞いた時、戦争が勃発するととても驚いたのだが、依然として重大な事態に変わりはないが、「日本海に向けて発射」と聞いて、それでも少し安心した。軍事分界線の延長線が北南の境界とされているからだが、取りあえず領海部分をNLLと想定した。その先にあるピンク色の線は単純にNLLをEEZの範囲まで真っ直ぐに延長した線である(したがって、EEZを示すものではない)。赤線は領海とEEZに向かうピンクの線の接点を中心に韓国軍が発表している26kmを半径として描いた円である。そして、赤い円の鬱陵島に最も近い円弧を中心に半径120kmで描いた円が黄色い円、150kmで描いた円が薄緑の円となる。

    <地図修正版:>
    20221102 map correction

    20221102 hasshachitenn

    120kmと150kmの間が発射地点であれば、軍事分界線に比較的近い金剛山付近ということになる。北南交流を象徴する金剛山付近からの発射となるのか、海岸付近からの発射となるのか、さもなくば「特殊な手段」を示威するための潜水艦からの発射となるのか。分界線付近から発射しているとなると取りあえずは東から北東方向への発射となろう。北朝鮮が1発だけ鬱陵島方向に向けたのは、明らかに2発で陽動しておきながら、1発だけイスカンデルの変則機動性能を使って飛行方向を転回した可能性がある。そして、韓国軍が「想定外」の事態にどのように対応するのかを「注視」しつつ、「対応できないだろう」という示威を同時に行う目的があったと考えられる。

    <追記>今、『聯合ニュースTV』の追加報道を確認したところ、「ミサイル初期方向が鬱陵島だったので、鬱陵島に空襲警報を出した」と報じている。また発射したミサイルの数も「10数発」としている。すると上に書いたのとは逆で、多くのミサイルを鬱陵島方向に発射しておき、その内、1発だけ方向転換させなかった、多くのミサイルの1発だけ鬱陵島方向に発射したということが考えられるが、多数のミサイルを同時に発射し、何発であれ「初期」に鬱陵島方向に発射しているとすれば、極めて危険であることは言うまでもない。

    20221102 hasshachitenn

    「元帥様」が今回の発射の「現地指導」をしているのかは非常に重要なポイントとなる。「元帥様」が「指導」していれば、今回の発射は「最高司令官同志(元帥様)」の「直接的な命令」で行われたことになり、その持つ意味は限りなく思い。NLLとは言うものの、そして落下地点の詳細は不明ながら、通常の「国」の関係であれば「領海内」への落下となり、戦争行為と見做されて戦争に直結する可能性が極めて高い。「首領様」の軍事分界線越南命令以降、最も危険な命令となる。軍が勝手に動くことはあり得ないが、その場に「元帥様」が立ち会う意味の大きさは限りなく大きい。

    これまでにもあったようなNLLでの軍事衝突とは異なり、今回は境界線が明白な日本海側で発生した事案であり、黄海側でのNLLに関する北南の主張の違いから来るという要素は全く加味されず、はっきりと北朝鮮が韓国域内にミサイルを落としているのである。(<追記>今、韓国国防部の会見を確認したところ「我々の領海」と言っている)

    韓国は米国と対応措置について協議しているはずである。ここまで北朝鮮が水位を上げてくると、米国もさすがに慎重にならざるを得ないであろう。場合によっては、板門店で北朝鮮との軍事会談を開催し、今回の事態を非難しつつ、韓米が行っている演習の規模や方法を調整し、事態の沈静化に動く可能性もある。

    日本政府は日本列島(津軽海峡付近))の上の宇宙を通過するミサイルよりも、こうしたことが日本への大きな脅威であることをきちんと国民に説明すべきである。何回も書いているように、北朝鮮がどれだけ日本列島上空を通過するミサイルを発射しても「失敗」以外の理由で日本に落下する可能性はゼロに近い。しかし、こうした状況が北南、朝米の戦争状態に進展すれば、日本を直撃するミサイルが相当数、発射されると想定される。

    <追記2>
    色々な情報が流れ来ていたが、確定版らしきものが『聯合ニュースTV』で報じられたので上に掲載した地図はそのままにしておき、再修正版を掲載する。

    白円:鬱陵島から167km
    青円:西草から57km
    赤円:NLLから26km

    同「ニュース」が報じたデータを基に線を入れたのが下の図となるが、初めに描いた図ではNLLの設定が間違っていたため、鬱陵島よりより遠い地点となった。距離から出したNLLが茶色の線となるが少し南に傾いているような気がする。もう一度、東側の分界線についてきちんと確認する必要があるが、今、認識している限りでは、東側の「DMLから東に引いた線」である。なぜ敢えて北方に傾けたのかというと、北朝鮮が主張する西側のNLLが少し南に偏っていたので、そのラインに乗せた。

    発射地点は「元山付近」とされているので、飛行距離は直線で182kmとなっている。地図入れ替えの時点で削除したが、「元帥様」が「現地指導」しているとなると、「カルマ飛行場」の海岸にミサイルを並べて発射した可能性も出てくる。それはそれで「元帥様」の「度胸」と北朝鮮の「国力」を対外のみならず対内的にも誇示する映像となる。そうではなく、全国各所のにTELや鉄道機動型ミサイルが出てきて一斉に発射したとすれば、これは実戦的という意味合いで凄い示威となる。
    20221102 misairu k

    北朝鮮は韓米軍の演習について国内向けには報道していないが、このミサイル発射をそれと共に報道するのかどうか。このまま報道せず、さらに強化された示威を行い、それと合わせて報道するのか、明日朝の北朝鮮メディアが注目される。

    北朝鮮、日本海上に向けて弾道ミサイル発射:「軍事」と「惨事」 (2022年11月2日 「聯合ニュースTV」)

    詳細はまだ発表されていない。

    キャスターは、「胸の痛む惨事が発生した状況なのですが・・・」と言っているが、「ビジラント・ストーム」を中止することも延期することもなく行っていることからすれば、この「惨事」とこの「軍事」に繋がりがないことは韓国側が先に出した結論と言える。今後、「こんなときに」と北朝鮮を非難する声が国内外から上がる可能性は高い。

    『聯合ニュースTV』、「[속보] 北, 동해상으로 탄도미사일 발사…한미 연합공중훈련 반발」、2022/11/02、https://www.yonhapnewstv.co.kr/news/MYH20221102003900038?srt=l&d=Y

    「朴ジョンチョン朝鮮労働党中央委員会秘書談話」:米国が武力行使をすれば「特殊な手段」を使用と「警告」、この「警告」は威嚇ではない、「特殊な手段」と予想される核実験・ICBM発射 (2022年11月1日 「朝鮮中央通信」)

    2日(記事の発信日は1日)、「朝鮮中央通信」に以下。

    **************************
    朴ジョンチョン朝鮮労働党中央委員会秘書談話
    박정천 조선로동당 중앙위원회 비서 담화

    敵対勢力共の度を超える軍事的対決妄動により、今、朝鮮半島に重大な事態が醸成されている。
    적대세력들의 도를 넘는 군사적대결망동으로 하여 지금 조선반도에 엄중한 사태가 조성되고있다.

    私は米国と南朝鮮が行った「ビジランス・ストーム」連合空中訓練を動員された戦闘機の台数と訓練規模からしても、1990年代初めにイラクを侵略したときに使用した作戦のコードネーム「デザート・ストーム(砂漠の嵐)」の名称をまねたことからしても、徹底して我が国を狙った侵略的で挑発的な軍事訓練であると評価する。
    나는 미국과 남조선이 벌려놓은 《비질런트 스톰》련합공중훈련을 동원된 전투기대수와 훈련규모를 놓고보나 지난 1990년대초 이라크를 침략할 때 사용한 작전대호인 《데저트 스톰(사막폭풍)》의 명칭을 본딴것을 놓고보나 철저히 우리 공화국을 겨냥한 침략적이고 도발적인 군사훈련이라고 평가한다.

    とてもおもしろくない兆候である。
    대단히 재미없는 징조이다.

    米国防省は、我が共和国の「政権終末」を核戦略の主要目標として政策化し、傀儡国防部長官も合同参謀本部議長をはじめとした南朝鮮軍部好戦狂共も我々が核を使用する場合、政権を全滅させなければならないという頭が狂った妄言を吐いた。
    미국방성은 우리 공화국의 《정권종말》을 핵전략의 주요목표로 정책화하였으며 괴뢰국방부 장관과 합동참모본부 의장을 비롯한 남조선군부호전광들도 우리가 핵을 사용하는 경우 정권을 전멸시켜야 한다는 헷뜬 망발을 늘어놓았다.

    明白なことは、5年ぶりに復活した米国と南朝鮮の今回の連合空中訓練が、こうした挑発の延長線ということである。
    명백한것은 5년만에 부활된 미국과 남조선의 이번 련합공중훈련이 이러한 도발의 연장선이라는것이다.

    米国は、錯覚している。
    미국은 착각하고있다.

    米国が過ぎた世紀の末に力がなかった国々を時を構わず爆撃し、主権国家の運命を思い通りに籠絡した式に朝鮮半島でもやってみようと思っているなら、それは妄想であり、致命的な戦略的失敗となるであろう。
    미국이 지난 세기말 힘없는 나라들을 무시로 폭격하고 주권국가의 운명을 마음대로 롱락하던 식으로 조선반도에서도 놀아보려고 생각한다면 그것은 망상이며 치명적인 전략적실수로 될것이다.

    朝鮮半島は、それ以外の地域でのように米国の軍事的虚勢が思い通りに通用する場所ではない。
    조선반도는 이여의 지역에서처럼 미국의 군사적허세가 마음대로 통할수 있는 곳이 아니다.

    我々は米国と南朝鮮の無分別な軍事的蠢動により醸成された朝鮮半島の現不安定状況を厳密に注視している。
    우리는 미국과 남조선의 무분별한 군사적준동으로 조성된 조선반도의 현 불안정상황을 엄밀히 주시하고있다.

    米国と南朝鮮が怖がらずに我々に対する武力使用を企図するながら、朝鮮民主主義人民共和国武力の特殊な手段(複数)は、与えられた自己の戦略的使命を躊躇なく実行するであろうし、米国と南朝鮮は恐るべき事件に直面し、史上で最もとてつもない対価を支払うことになろう。
    미국과 남조선이 겁기없이 우리에 대한 무력사용을 기도한다면 조선민주주의인민공화국무력의 특수한 수단들은 부과된 자기의 전략적사명을 지체없이 실행할것이며 미국과 남조선은 가공할 사건에 직면하고 사상 가장 끔찍한 대가를 치르게 될것이다.

    今の状況でこれを単なる威嚇目的の警告として受け取るなら、そのことからが大きな失敗となることを肝に銘じなければならない。
    지금의 상황에서 이것을 단지 위협성경고로 받아들인다면 그것부터가 큰 실수로 된다는것을 명심해야 한다.

    これ以上の軍事的客気と挑発を容認することはできない。
    더이상의 군사적객기와 도발을 용납할수는 없다.

    米国と南朝鮮の狂気を帯びたこの「軍事遊び」と挑発的な妄言が中断されなければならない。
    미국과 남조선의 광기를 띤 그 《군사놀이》와 도발적인 망언들이 중단되여야 한다.

    時を構わず虚勢を張ることを好む米国と南朝鮮の責任ある者どもは、自分たちの対面管理が重要なのか、自国の安全がもっと重要なのかを正しく判断しなければならない。
    때없이 허세를 부리기 좋아하는 미국과 남조선의 책임있는자들은 저들의 체면관리가 중요한지 자국의 안전이 더 중요한지 옳바른 선택을 해야 할것이다.


    주체111(2022)년 11월 1일

    평 양(끝)
    www.kcna.kp (주체111.11.1.)
    ***************************************

    昨日出された「外務省報道官報道」に続き、「党中央委員会」の軍事関係の事項を取り仕切る朴ジョンチョンが「談話」を出した。

    今回の連合空中訓練「ビジラント・ストーム」という名称と爆撃機を多数参加させたこと、米国がイラクを侵略した「デザート・ストーム」のような北朝鮮に対する侵略をするための訓練だと主張している。

    そして、「米国が過ぎた世紀の末に力がなかった国々を時を構わず爆撃し、主権国家の運命を思い通りに籠絡した式に朝鮮半島でもやってみようと思っているなら、それは妄想であり、致命的な戦略的失敗となるであろう」とした上で、「朝鮮民主主義人民共和国武力の特殊な手段(複数)は、与えられた自己の戦略的使命を躊躇なく実行するであろう」と警告を発し、「これを単なる威嚇目的の警告として受け取るなら、そのことからが大きな失敗となる」と「単なる威嚇」ではないことを強調し、「これ以上の軍事的客気と挑発を容認することはできない」としている。

    「朝鮮民主主義人民共和国武力の特殊な手段(複数)」の「特殊」な手段が何を示しているのかは明らかではないが、「戦略的使命」のために使われる兵器であろう。これまでは「戦略武力」あるいはもっとストレートに「核武力」と書いたのであろうが、「特殊な手段」としているので、従前の「核武力」以外にも「戦略的使命」を「実行」できる兵器が開発・配備されているということであろう。

    この「特殊な手段」をどのように示威するのかが、予想されているICBM発射や核実験との関連で重要な点になるのだろう。

    『労働新聞』HP、デザイン変更、写真が増えて検索機能変更、記事項目も変更 (2022年11月1日 「労働新聞」)

    2日、『労働新聞』HPのデザインが大幅に変更されていた。

    そもそも、「朴チョンチョン談話」の記事を書くために国内報道の有無を確認しに行ったのだが、変更されていた。昨日も「談話」記事を書くために見に行っているが、変更されていなかったので、11月2日からの変更だと思う。

    印象としては、写真が多くなったことだ。検索が文字検索だけになり、項目などでの検索ができなくなっている。使いにくくなったと思いつつ検索してみると、検索速度が明らかに上がっており、検索語が含まれる記事を全て出してくるようなので、機能的には向上したと言えよう。検索可能期間は当該年度の1月まで。検索機能を上げつつ、チャン・ソンテク処刑前のように数年間に亘り検索できるようにしてくれるとありがたいのだが、そういう「宣伝・煽動」活動はするつもりがなさそうだ。

    20221102 roudou hp
    Source: 『労働新聞』、2022/11/02

    <追記>
    以前今も残っている「革命活動報道」、「革命逸話」、「公式文献」、「国内」、「祖国統一」、「国際」、「写真」、「動画」だったが、新板では「革命活動報道」のみ同じで、「人民のための政治」、「前進する朝鮮」、「社会文化生活」、「美風良俗」などの項目立てとなっている。HP上だけの変更なのか、紙面でも変更されているのかは追って確認。

    20220811 rodongsin
    Source: 『労働新聞』、2022/08/11

    「朝鮮民主主義人民共和国外務省報道官談話」:核実験、ミサイル発射の可能性高まる (2022年10月31日 「朝鮮中央通信」)

    1日、10月31日に出された「外務相談話」が「朝鮮中央通信」に掲載された。

    ***********************
    朝鮮民主主義人民共和国外務省報道官談話
    조선민주주의인민공화국 외무성 대변인담화

    米国と南朝鮮の持続的な無謀な軍事的動きにより朝鮮半島と周辺地域の情勢は再び重大な強対強対決局面に入った。
    미국과 남조선의 지속적인 무모한 군사적움직임으로 하여 조선반도와 주변지역정세는 또다시 엄중한 강대강대결국면에 들어섰다.

    10月17日から28日まで南朝鮮全域で大規模野外機動訓練である「護国」演習が行われたのに続き、僅か数日後に再び歴代最大規模の米国南朝鮮連合空中訓練である「ビジラント・ストーム」が始まった。
    지난 10월 17일부터 28일까지 남조선전역에서 대규모야외기동훈련인 《호국》연습이 진행된데 이어 불과 며칠만에 또다시 력대 최대규모의 미국남조선련합공중훈련인 《비질런트 스톰》이 시작되였다.

    日本に基地を置く「F-35B」ステルス戦闘機を含む数百機の各種戦闘機が動員されている今回の訓練は、朝鮮半島有事、朝鮮民主主義人民共和国の戦略的対象を打撃するところに基本的目的を置いた侵略型戦争演習である。
    일본에 기지를 둔 《F-35B》스텔스전투기들을 포함하여 수백여대의 각종 전투기들이 동원되는 이번 훈련은 조선반도유사시 조선민주주의인민공화국의 전략적대상들을 타격하는데 기본목적을 둔 침략형전쟁연습이다.

    米国と追従勢力共が今年に入り、年中、毎日のように行っている大規模戦争演習騒動により、朝鮮半島は世界で軍事的緊張度数が最も高まったホットスポットとなり、地域の安保環境はさらに厳酷になった。
    미국과 그 추종세력들이 올해에 들어와 년중 매일과 같이 벌려놓고있는 대규모전쟁연습소동으로 하여 조선반도는 세계에서 군사적긴장도수가 가장 고조된 열점으로 되였으며 지역의 안보환경은 더욱더 엄혹해졌다.

    世界のどこにも期間と規模、内容と密度で米国と追従勢力共が行っている合同軍事演習のように侵略的正格が明白な軍事訓練を見いだすことができない。
    세계의 그 어디에서도 기간과 규모,내용과 밀도에서 미국과 추종세력들이 벌리고있는 합동군사연습처럼 침략적성격이 명백한 군사훈련을 찾아볼수 없다.

    4月「連合指揮所訓練」で本格化した米国南朝鮮合同軍事演習が8月には「ウルチ・フリーダム・シールド」大規模や街機動訓練に、9月と10月には核航空母艦打撃集団が動員された大規模連合海上訓練と史上最大規模の連合空中訓練に拡大されたのは、朝鮮民主主義人民共和国に反対する米国の核戦争脚本が最後の段階に至ったことを如実に示している。
    지난 4월 《련합지휘소훈련》으로 본격화된 미국남조선합동군사연습이 8월에는 《을지 프리덤 쉴드》대규모야외기동훈련으로,9월과 10월에는 핵항공모함타격집단이 동원된 대규모련합해상훈련과 사상최대규모의 련합공중훈련으로 확대된것은 조선민주주의인민공화국을 반대하는 미국의 핵전쟁각본이 마지막단계에 들어섰다는것을 여실히 보여주고있다.

    大規模上陸訓練、「斬首作戦」のような相手方の領域と中心を占領するための侵略戦争演習を行っている米国が、我々の自衛的な軍事的対応に対して状勢を緊張させると非難しているのは、徹底して言語道断であり、盗っ人猛々しい発言である。
    대규모상륙훈련,《참수작전》과 같은 상대방의 령역과 종심을 점령하기 위한 침략전쟁연습을 벌려놓고있는 미국이 우리의 자위적인 군사적대응에 대하여 정세를 긴장시킨다고 비난하는것은 철저히 언어도단이며 적반하장이다.

    朝鮮民主主義人民共和国は、朝鮮人民軍の部隊の最近の軍事訓練が米国と南朝鮮により醸成された不安定な安保環境の中で行われたことについて再び想起させる。
    조선민주주의인민공화국은 조선인민군 부대들의 최근 군사훈련들이 미국과 남조선에 의하여 조성된 불안정한 안보환경속에서 진행되였다는데 대하여 다시한번 상기시킨다.

    米国が「例年」、「防御的」訓練の看板の下で我々を軍事的に刺激し、対応措置を誘発させ、我々に状勢激化の責任を転嫁しようと画策しているが、平和と安全破壊の主犯者の正体はいつまでも隠せないであろう。
    미국이 《년례적》,《방어적》훈련의 간판밑에 우리를 군사적으로 자극하여 대응조치를 유발시키고 우리에게 정세격화의 책임을 전가하려고 획책하고있지만 평화와 안전파괴의 주범으로서의 저들의 정체를 언제까지나 숨길수는 없을것이다.

    世界で唯一無二に主権国家の「政権終末」を核戦略の主要目標としている米国は、朝鮮民主主義人民共和国に対する部良く使用を企図している場合、自分も同等の対価を支払うことになることを覚悟しなければならない。
    세계에서 유일무이하게 주권국가의 《정권종말》을 핵전략의 주요목표로 삼고있는 미국은 조선민주주의인민공화국에 대한 무력사용을 기도하는 경우 자기도 대등한 대가를 치르게 된다는것을 각오해야 한다.

    我々は外部の軍事的脅威から国家の自主権と人民の安全、領土保全を守護するために必要な全ての措置を履行する準備ができており、米国が継続して重大な軍事的挑発を加えてくる場合、より強化された次の段階の措置を考慮することになる。
    우리는 외부의 군사적위협으로부터 국가의 자주권과 인민의 안전,령토완정을 수호하기 위해 필요한 모든 조치들을 리행할 준비가 되여있으며 미국이 계속 엄중한 군사적도발을 가해오는 경우 보다 강화된 다음단계 조치들을 고려하게 될것이다.

    米国は、自国の安保利益に全く役立たない重大な事態の発生を願っていないのなら、無益無効な戦争演習騒動をただちに取りやめなければならず、そうしない場合、今後、もたらさせる全ての結果に全的に責任を取らなければならない。
    미국은 자기의 안보리익에 전혀 부합되지 않는 엄중한 사태의 발생을 바라지 않는다면 무익무효의 전쟁연습소동을 당장 걷어치워야 하며 그렇지 않을 경우 앞으로 초래되는 모든 후과를 전적으로 책임져야 할것이다.

    主体111(2022)年10月31日
    주체111(2022)년 10월 31일
    平壌
    평 양(끝)
    www.kcna.kp (주체111.10.31.)
    ******************************

    韓国に対するメッセージかと思ったが、思えば配信時間が米国の昼間に設定されており、内容以外からも米国向けメッセージであることが分かる。

    習近平が再任され、中国共産党の主要な政治日程が終わり、一方で米中間選挙を8日に控えている時点で出されたこのメッセージは重要である。直接的には「米国南朝鮮連合空中訓練」ビジラント・ストームを非難する内容となっているが、「より強化された次の段階の措置を考慮することになる」としている。

    「ビジラント・ストーム」については、北朝鮮とは全く関係ない理由、つまりイテウォンの圧死事故に対する哀悼を理由に「延期または中止の可能性」を国防部が言っていたが、結局、31日から実施に至った。

    そもそも、北朝鮮が何か言ったところで中止されるような訓練ではないし、北朝鮮もそのことは十分に分かった上での「無益無効な戦争演習騒動をただちに取りやめなければなら」ないという主張である。なので、北朝鮮は次のシナリオを準備しているわけで、ICBM発射+核実験の可能性が極めて高い。

    今回の「談話」は米国向けである上、「自分も同等の対価を支払うことになることを覚悟しなければならない」と米国本土に被害が及ぶ軍事力を北朝鮮が保有していることを強調している。それは既に実証されているが、それを示すために有効なのは一連の短距離や中距離ミサイルではなく、米国東海岸に到達するICBMということになる。

    北朝鮮は、「火星-17」(あるいは「火星-15」の改造型)を発射した後、ICBM級のミサイルは発射していない。とりわけ、「火星-17」の発射実験で事実上、失敗したのであれば、その再発射実験をする契機としても使える。

    「火星-17」失敗関連記事:
    http://dprknow.jp/blog-entry-5087.html
    http://dprknow.jp/blog-entry-5086.html

    一方、核実験については、既に「水爆保有国」と主張している北朝鮮が、さらに強化された「戦略」核爆弾の実験をする必要はなく、昨今、発射されている短・中距離ミサイル搭載する「戦術」核爆弾の実験となろう。北朝鮮は、「水爆実験大成功」の際に「朝鮮中央TV」の音楽公演番組の中で流していたような米国全体を海に沈める威力が「戦術核」になくても、戦術核の抑止力が如何に強力なのかをプーチンの「核威嚇」で認識しているはずだ。そのようなことからして、実質的な実験としての戦術核実験と抑止力を高めるための実験という点からして実験する意味は十分にある。

    ただ、拙ブログにも繰り返し書いてきたように、政治的目的が重要なICBM発射や核実験という点からしてタイミングが非常に重要になる。中国共産党の主要政治日程も終わり、米中間選挙を目前にしたこの時期は、その意味からは最適な時期だと言える。核実験には厳しく対応する中国であるが、北朝鮮が核実験を実施したとしても、国際社会に対する体面上「自制を求める」、「朝鮮半島の安定が中国の絶対利益」などのメッセージを出すであろうが、2017年のような強い対応措置は取らないと思われる。一方、米国は、北朝鮮が核実験をすればある程度の騒ぎにはなろうが、それ自体が中間選挙の主要な争点になることはなかろう。トランプは「自分が金正恩と会ってから核実験もICBM発射もなかったが、民主党のバイデンになってからはこのザマだ」というような主張は出ようが、民主党であれ共和党であれ北朝鮮の核・ミサイル実験反対では一致している。それでも、北朝鮮の核問題を再び米国政治のテーブルの上にしっかりと載せておく効果は十分にある。

    そして、「元帥様」としては、2017年11月29日「国家核武力完成」宣言を5年という節目の年にさらにパワーアップされた「国家核武力」という形で人民に宣伝することができる。12月には「将軍様」の命日が控えており、追悼に際して「国家核武力完成」後さらに積み上げられた「成果」を報告することができる。

    「元帥様」は10月18日に「中央幹部学校で記念講義」をして以来、習近平など外国首脳に祝電を送っているが、姿を現していない。一連の中短距離ミサイル発射があった期間もそうであったが、18日以降、核実験やICBM発射の「現地指導」に当たっている可能性がある。

    今後、1週間に何かがある可能性が高まった。
    プロフィール

    川口智彦

    Author:川口智彦
    「크는 아바이(成長するオッサン)」

    ブログの基本用語:
    「元帥様」=金正恩朝鮮労働党委員長(上の絵の人物)、2016年12月20日から「最高領導者同志」とも呼ばれる
    2021年1月11日から「総秘書同志」
    「首領様」=金日成主席
    「将軍様」=金正日総書記
    「政治局員候補」=金ヨジョン(「元帥様」の妹)、2018年2月11日から「第1副部長同志」とも
    「白頭の血統」=金一族
    「大元帥様達」=「首領様」と「将軍様」
    「女史」=李雪主夫人(2018.07.26より「同志」に)

    우 그림은 충정 담아 아이가 그린 경애하는 김정은원수님이십니다.


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