FC2ブログ

    「Dennis Rodman: Kim Jong Un Wants President Obama to ‘Call Him’」:ロッドマン帰国後のインタビュー (2013年3月3日 「abc NEWS」)

    abc NEWSのサイトでロッドマンさんの帰国後のインタビューが見られる。番組の冒頭では、「朝鮮中央TV」が放映した彼の訪朝を伝える画像と共に、ロッドマンさんに同行した米カメラマンが撮影したと思われる金・ロッドマンが談笑する動画なども見せている(こちらの動画には、「朝鮮中央TV」のロゴが入っていない)。いずれ、ドキュメンタリーの形で公開されるのであろうが、興味深い。

    そもそもバスケットボールに何の興味もない私は、今回の事態に至るまでロッドマンという人物も名前も知らなかった。今回の事態を受けて、若干のリサーチをしてみたが、なかなか話題に尽きない人物のようである。しかし、彼の米国バスケットボール界での立場というのが今一つ分からない。私が子供の頃は、相撲と言えば大鵬、野球と言えば王・長島という名前がすぐに出てきたのだが、米国でバスケットボールといえばロッドマンと言われるほどの人物でもないようだがどうなのだろうか。

    そうだとして、金正恩さんがロッドマンを指名してきた背景は、単に彼がロッドマンファンだということだけなのか、あるいはそれ以上にロッドマンのしゃべりに期待したのかということは、今後、今回のロッドマン訪朝を分析していく上で重要なポイントとなろう。

    また、過去記事には、「金正恩と会うことは予期していなかった」というようなことを書いたが、彼のインタビューからは、予期していないどころか「金正恩に会いに行った」ような印象を受けた。もしそうであるとすると、「朝鮮中央TV」が報じるまで米国務省も定例記者会見で報道官が話しているように「子供とバスケットボールをしにいっただけ」という程度の情報しか持っていなかったとすれば、これは米国にとっても痛手である。もしかすると、記者につつかれてベントレル報道官が「今回の訪朝について、全くロッドマンとのコンタクトはない」と言っているのも、それを意味しているのかもしれない。さらに、ロッドマンがふらっと1人で行ったわけではなく、番組制作会社VICEのスタッフや現役プレーヤーも連れて行っており、彼らも金正恩さんと握手をしたり話をしたりしている。ロッドマンさんが事前にどれほど予定を知らせれた上で訪朝したのかもいずれ明らかになって来るであろうが、興味深いところである。

    さて、番組で話しているロッドマンさんは一言で北朝鮮のことなど全く分かっていない様子である。もしかすると、彼は北朝鮮の核実験や人権侵害にについては、全く事前の知識がないままバスケットボールをしに北朝鮮に行ったのかもしれない。インタビューの中で、キャスターが「北朝鮮は米国を攻撃すると言ってるがどう思うのか」と質問しても、それ何のことというような受け答えしかしていない。また、「金正恩は北朝鮮の収容所に2万人以上を収容している」と言っても、「米国だって同じことをやっている。それが政治だ」と答えている。何回も言われるので、「(金正恩が)悪いことをしたのは嫌だが」と逃げている。

    おもしろいのは、金正恩は父や祖父(金正日や金日成)とは違うと何度も言っていることである。核実験も権力や統制が好きなことも全て父や祖父のせいだと言わんばかりである。果たして、ロッドマンさんは金日成や金正日という名前や彼らがどういう人々であるのかということを知っていたのであろうか。もし金正恩さんの父や祖父を知らなかったとすると、「父や祖父とは違う」という言葉は誰かから聞いた言葉の可能性がある。金正恩さんがそう言ったのであればこれはニュースであるが、もしかすると父や祖父に関して知識のある放送制作会社のスタッフが言った言葉を受け売りにしているだけかもしれない。そうだとしても、金正恩さんと対面した多少なりとも北朝鮮に関する知識があるスタッフがそう思ったのであれば、これもニュースである。

    また、今回のロッドマン訪朝で、金正恩さんの年齢が確定したのではないだろうか。ロッドマンさんは金正恩さんのことを「28才の子供(kid)」と繰り返し言っている。ロッドマンさんのキャラクターからすると、何も気にせず金正恩さんに年齢を尋ね、本人が「28才だ」と答えたのかもしれない。もしそうだとすると、これもニュースである。西側のメディアや米国務長官ですら上品に「young man」と言っているのに、「kid」呼ばわりするのも実にロッドマンさんらしい。ま、彼の年齢からすれば確かに金正恩さんなど、kidであるわけだが。私も去年の今頃か、拙ブログに職場にいる若者と金正恩さんなどさほど年齢も変わらないのに、金さんのほうがしっかりとしているというようなことを書いた覚えがある。

    キャスターはさらに「あなたの友人(金正恩)は、人殺しという人もいるが」とたたみかけると、ロッドマンさんは、「それははもう過ぎたことだ」と答えている。続けて、それは米国でも同じことだと述べ「ビル・クリントンは秘書とオフィスでセックスをしたのにまだ権力がある」とあまり比較にはならないが面白い例を挙げている。クリントンさんのご婦人が現国務長官でなかったのは幸いだ。

    そして、再び収容所について聞かれると、「それはそれ、友達は友達、分けて考えるべきだ」と答えている。そして、また北朝鮮を訪問予定だと答えている。さて、調理人・藤本さんは金正恩さんと抱擁し、帰国後メディアで色々話をしたためか、北京まで出かけたものの入国を許されなかった(事前に駄目だといわずに、わざわざ北京の北朝鮮大使館まで出向かせて駄目だというのは、北朝鮮の懲罰であろう)。藤本さんのメディアでの発言を全て聞いたわけではないが、金正恩さんについてそんなに悪いことは言っていなかったはずだ。それにもかかわらず駄目だとなったのだから、金正恩さんを「友人だが、28才の子供」呼ばわりをしたロッドマンさんを北朝鮮が再び入国させるのか、見物である。

    北朝鮮にとって米国と日本の重みは全く違うので、kid呼ばわりぐらいは許されるのかもしれない。しかも、金正恩さんは抜け目なくロッドマンさんにオバマさんに対する「電話を掛けてくれ」というメッセージを託している。それに米国がどのように反応するのか、北朝鮮は注視しているはずである。そして、「戦争はやりたくない」と語ったとも言っている。「戦争はやりたくない」という言葉は実に意味深い言葉である。つまり、単に米国にラブコールを送るのであれば、「関係を改善したい」とでも言えばよい。敢えてそう言わずに、「戦争はやりたくない」と言ったのは「関係を改善したい」ということともに「このままで行けばどんどん状況は悪化する。核実験も続けるし、韓国に対する攻撃もするかもしれない」という威嚇も忘れていない。また、「戦争はやりたくない」ということばは、ロッドマンさんのような人には実に理解されやすいメッセージでもある。これ、金正恩さんの口から自然に出た言葉なのか、事前に考えておいた「文句」なのかは分からないが、実に面白い点でもある。

    米国務省定例記者会見は日本時間の今夜開かれるであろうが、そこでのやりとりが楽しみだ。

    abc NEWS, "Dennis Rodman: Kim Jong Un Wants President Obama to ‘Call Him’",
    http://abcnews.go.com/blogs/politics/2013/03/dennis-rodman-kim-jong-un-wants-president-obama-to-call-him/

    <追記>
    上記について、米国務省定例記者会見で質疑があった。記者は、執拗に「なぜ国務省側からロッドマンにコンタクトをしないのか」と質問しているが、ベントレル報道官は「彼から電話があれば受けるが、こちらかはしない」としている。また、金正恩さんが「オバマ大統領からの電話が欲しい」と言ったことに関し、「米朝間には通常の対話のチャンネルがある」と、要件があるのならばそちらを使えばよいとし、対話をしたいのであれば、スポーツイベントに金を費やすのではなく、その金で人民を食べさせ、さらに国際的な義務を履行してからだと述べている。

    中ロの反対で安保理決議の内容もなかなか決められない状況の中で、ロッドマンを使った金正恩の揺さぶりにはそう簡単に乗ってたまるかということであろう。

    U.S. Department of State, "Daily Press Briefing",
    http://www.state.gov/r/pa/prs/dpb/2013/03/205621.htm#DPRK

    「20時報道」:井上道義指揮者一行人民劇場訪問 (2013年3月3日 「朝鮮中央TV」)

    昨夜の「20時報道」でも、ロッドマン一行動向を伝え、同一行が金日成総合大学の電子図書館やプールを訪問する動画を見せている。ロッドマン一行はとっくに帰国しているのだが、やはり彼らの動向は北朝鮮にとって重要な宣伝材料なのであろう。(コメントにもあるように、帰国したのはロッドマンさんだけであり、一行はまだ北朝鮮に滞在しているようだ。)

    外国人の訪朝報道として、指揮者の井上道義さんらが人民劇場を訪れことを報道している。井上さんのコメントなどは伝えていない。

    2013-03-03-18flv_000597431.jpg
    Source: KCTV, http://www.uriminzokkiri.com/contents/movie/centertv/streams/_definst_/2013-03-03-18.flv

    井上さんのサイトによると「Schedule 2013.mar ピョンヤン再訪決定!朝鮮国立交響楽団の招きで3/8(金)第九初演を行います。テノール永田峰雄さん、バリトン牧野正人さんが同行します。」とのことである。「朝鮮中央TV」の実況録画が楽しみだ。

    「井上道義オフィシャルサイト」:
    http://www.michiyoshi-inoue.com/2013/03/schedule_2013mar.html

    「<TV連続劇>先端線 第1部 信頼」 (2013年2月24日 「朝鮮中央TV」)

    過去記事で話題にしたが、2010年9月15日に放送されたテレビ連続ドラマ「先端線」の再放送が2月末にあった。「CNC旋盤烽火1号」製作にまつわるストーリーであるが、なかなか面白い。

    ドラマの時代背景は「苦難の行軍」が終わった直後ということになっている。その時代背景を設定するために、第1部の冒頭で「今月は食料供給が15日分しかありませんでした。残りは企業所で解決しなければならないのですが、企業の貯蓄資金を約40%引き出し、米を買わなくてはなりません」と後方部支配人がこの企業所の党秘書に話をしている。

    ドラマを見ていると、北朝鮮の企業組織のシステムがだんだん分かってくるのだが、企業には経営を担う「支配人」と呼ばれる社長と思想問題や労働党と企業のパイプ役を担う「党秘書」がおり、この2人が話し合いながら企業経営を行っているようである。過去記事で「ある女党員の追憶」を紹介したが、あの中では党細胞秘書と作業班長が協力しながら職場運営を行っていた。このドラマの党秘書と支配人はその上部構造ということになるが、党と経営者の関係は同様のようだ。ドラマを見ている限りでは、どちらにより権力があるのかは分からないが、党秘書とはいえ万能ではなく、このドラマでは「党秘書が技術問題にまで口を出している」と非難される場面もある。

    「後方部」というのは、企業組織の福利厚生を担う部署のようで、食糧配給や従業員用住宅の建設を担当している部署のようだ。「後方部支配人」は、その部署の部長ぐらいのイメージだと思う。

    2013-02-24-26flv_000070270.jpg
    Source: KCTV, http://www.uriminzokkiri.com/contents/movie/centertv/streams/_definst_/2013-02-24-26.flv

    後方部支配人は、支配人(社長)と相談しても社長は話を聞き入れてくれないので党秘書の所に来たようだ。後方部支配人は「従業員だって、食べなければ生きていけないでしょう」と苦しい状況を訴えている。続けて「苦難の行軍は終わったから、生活は正常に戻ると宣告しておきながら、食料供給が十分にできなければ、私、後方支援部副支配人の顔が潰れてしまいます」と訴える。しかし、党秘書は「国が40%だけでも食糧を供給してくれることをありがたいと思い、もう少し我慢しましょう」と後方部支配人の意見を聞き入れない。そして、「山菜や後方基地(食料生産農場)を広げて」はどうかと提案している。そして、「党組織としては、そのような方向で思想事業をする」とし、「苦労して貯めた金を浪費してはいけない」と食料購入提案を拒絶している。そして、党秘書は「苦難の行軍時期は、根っこを食べ、代用食品を工夫したではないか」としばらくそういう生活を続けながら頑張っていくことを提案する。

    シーンは変わり、女性従業員が食事をしようとする所に党秘書と後方部支配人がやってくる。党秘書は「みなさんの昼食を見に来ました」と言っている。女性従業員は、それを聞いて当惑する。

    2013-02-24-26flv_000540407.jpg
    Source: KCTV, http://www.uriminzokkiri.com/contents/movie/centertv/streams/_definst_/2013-02-24-26.flv

    女性従業員たちは弁当を見られるのを嫌がるが、党秘書がある女性の弁当の蓋を開けてしまう。

    2013-02-24-26flv_000561495.jpg
    Source: KCTV, http://www.uriminzokkiri.com/contents/movie/centertv/streams/_definst_/2013-02-24-26.flv

    弁当の中身は、大豆と野菜にようなものであった。そして皆の弁当の蓋を開けさせるが、

    2013-02-24-26flv_000568702.jpg
    Source: KCTV, http://www.uriminzokkiri.com/contents/movie/centertv/streams/_definst_/2013-02-24-26.flv

    やはり同じようなものしか入っていない。ある女性従業員は「野菜がもう少し多ければ、栄養補給になるのですが、野菜を手に入れるのも難しいです」と話している。また別の女性は「山菜も最近は本当にありません」と言っている。これが北朝鮮の「苦難の行軍時期」の実態であろう。さらに別の女性が「後方部が野菜をもう少し供給してくれるとよいのですが」というと、党秘書は後方部支配人に「野菜供給ができるように何とかしなさい」と命じ、女性従業員に「生活がきついでしょう」と尋ねる。すると女性従業員は、「辛いです」と正直に答える。

    2013-02-24-26flv_000621822.jpg
    Source: KCTV, http://www.uriminzokkiri.com/contents/movie/centertv/streams/_definst_/2013-02-24-26.flv

    これを聞いて党秘書は「私も苦難の行軍が終わったので、人民生活の問題は解決するだろうと思いました。しかし、昨年も干ばつがあり、今年も千年に一度という酷い干ばつがありました。外国が我が国にたくさんの米を送ってくれることになっていましたが、その米は入ってこなくなってしまいました。敵のいうとおりにして、米をもらうのか、腹を空かしても立ち上がるのか、問題は今でも深刻です」と話す。そして、「工場には少し資金はあります。後方部はその金で米を買おうというし、技術部はその金で部品を買って工作機械が動くようにしようという。皆さんはどう思いますか」と尋ねる。すると上の写真の女性が立ち上がり、「苦難の行軍時期は国からの食料供給がなかったのに、今は少しながらも供給をしてくれるじゃないですか。草の根を食べながらでも我慢するので、その金で機械を動かしてください」と訴える。すると、他の女性も「空腹は耐えますから」などといい皆賛成する。

    党秘書は帰宅後も従業員女性の言葉を忘れられずに苦悩する。翌日、支配人と従業員の生活問題について話し合い、結局、工場を稼働率を高め、そこで発生した「利得金(利益)」を従業員の生活問題解決に使うことにし、工場復活のための技術者会議を招集する。

    技術者会議で副技術部長は、溶炉(鉄生産設備)を拡張することを提案する。しかし、会場からはそれについて反対意見が出される。この副技術部長は悪役なのだが、どう悪役なのかは追ってみていく。

    2013-02-24-26flv_000988622.jpg
    Source: KCTV, http://www.uriminzokkiri.com/contents/movie/centertv/streams/_definst_/2013-02-24-26.flv

    シーンは変わり、工場に道党秘書がやってきて工場の秘書に工場改築について「工場を改築するのであれば、世界的な科学技術水準に達するような現代的な技術改革にならなければならないと強調している」という党の方針を伝える。

    2013-02-24-26flv_001135969.jpg
    Source: KCTV, http://www.uriminzokkiri.com/contents/movie/centertv/streams/_definst_/2013-02-24-26.flv

    工場党秘書が「現状では、現状復帰さえ難しいのに」と答えると、道党秘書は「技術者を信じて、彼らの頭脳を動員しろ」と言う。

    この工場には先端技術導入を考える技術者がいるのだが、古い技術に固執する副技術部長と対立関係にある。そして、この技術者は辞職してしまう。

    つづく

    「20時報道」:3.1節、ロッドマン一行平壌見学、腐った資本主義 (2013年3月1日 「朝鮮中央TV」)

    昨夜の「20時報道」では、植樹の日やロッドマン一行の平壌見学の報道があった。韓国では3.1節に合わせて日本製品不買運動に気炎を上げたグループがいたようだが、「20時報道」では3.1節関連の報道は全くなかった。全て確認したわけではないが、「朝鮮中央TV」が放送した番組の中にも3.1節関連のものはなかったようだ。何本か「朝鮮映画」も放送されているので、もしかするとそれらのいずれかが関連するかもしれないが、内容はまだ見ていない。記憶曖昧だが、昨年はこの時期に「3.1独立運動は、(ソウルのパゴダ公園ではなく)平壌発だ」という番組が放送され、それに関する記事を書いたような気がする。uriminzokikiri-TVの短い動画(「3月1日を迎え・・・」)には、「平壌発」の話が少し出てくるので、関心がある向きはそちらをご覧頂きたい。

    植樹の日に関しても昨年の様子と余り大きな違いはないようだ。各地で人民や軍人が動員され金日成・金正日関連の史跡や記念館の周辺などに木を植えている様子が紹介されている。

    ロッドマン一行は、凱旋門や主体塔見学に続き、金正恩時代に新たな見学スポットとなったイルカ水族館、ヘルスセンター、スケート場を見学したようだ。以下、その様子を紹介する写真である。

    ルンラ・イルカ水族館にやってきたロッドマン。「朝鮮中央TV」のカメラに向かってこのポーズは彼らしい。
    2013-03-01-23flv_000651084.jpg
    Source: KCTV, http://www.uriminzokkiri.com/php_tmp/download.php?ptype=movie2&no=13802

    北朝鮮は非同盟グループのアフリカ諸国と古くから関係を持っているが、このヘアスタイルの黒人がフラフープをやっている姿は見たことがないであろう。
    2013-03-01-23flv_000683417.jpg
    Source: KCTV, http://www.uriminzokkiri.com/php_tmp/download.php?ptype=movie2&no=13802

    続いて、彼らはリュギョンウォン・ヘルスセンターを訪問した。ここでは朝鮮人民とピンポンをしているシーンなどが紹介されているが、「理容室」は彼らにとってはただの床屋、案内員の女性が大元帥様や元帥様の「恩徳」との関連を一生懸命説明しているようであるが、「so what!」なのであろう。背景で音を拾っているマイクは、VICEのものであろうから、この時に何を言っていたのかはHBOの番組中で聞けるかもしれない。
    2013-03-01-23flv_000715782.jpg
    Source: KCTV, http://www.uriminzokkiri.com/php_tmp/download.php?ptype=movie2&no=13802

    アイススケート場では、スケートはやらずに見学だけした。もしからすると、彼らの足が大きすぎてサイズが合うスケートシューズがなかったのかもしれない。指導員(白い服の女性)前を滑る子供たちは動員されたのであろうが、その他の平壌市民は休日(3.1節)なので普通に遊びに来た人民なのかもしれない。総連関係者が行ったときとの差が大きい。
    2013-03-01-23flv_000734034.jpg
    Source: KCTV, http://www.uriminzokkiri.com/php_tmp/download.php?ptype=movie2&no=13802

    ロッドマン一行は、この日帰国した。空港には北朝鮮オリンピック委員会副委員長などが見送りに来た。同副委員長は、ロッドマンさんとの握手の流れの中で、こんなスタイルの握手もしている。
    2013-03-01-23flv_000785919.jpg
    Source: KCTV, http://www.uriminzokkiri.com/php_tmp/download.php?ptype=movie2&no=13802

    ロッドマン一行訪朝と関連し、米国を色々と紹介した「朝鮮中央TV」であるが、「腐った資本主義」に釘を刺すことも忘れていない。同日の「朝鮮中央TV」では、「どんどん暗澹とする資本主義社会の現実」という番組も放映している。この番組で使っている外信から取ったシーンの一部は既に「20時報道」の中で資本主義国の失業を紹介する報道で使われており、拙ブログでも紹介したはずである。

    2013-03-01-19flv_000003170.jpg
    Source: KCTV, http://www.uriminzokkiri.com/php_tmp/download.php?ptype=movie2&no=13794

    この番組では、失業・不公平・銃器犯罪といった「腐った資本主義国」で発生している問題を取り上げている。

    2013-03-01-19flv_000417251.jpg
    Source: KCTV, http://www.uriminzokkiri.com/php_tmp/download.php?ptype=movie2&no=13794

    上の写真は米国で銃規制を求めるデモのシーンであると思われるが、ナレーションはオバマさんが銃規制に関する法案を提案したことに対し、「賛成側と反対側のデモが激しく行われている」と言っている。朝鮮人民は大統領の提案に公然と反対する米国人について、どう考えるのであろうか。

    番組は、「銃乱射事件が連発している米国では、銃器類規制法案が制定されても激しい貧富格差と社会的不平等、社会的矛盾と悪弊が存在する米国の社会制度を変えない限りは、犯罪や悪行は根絶されないであろう」と「分析家」の弁を引用しながら番組を締めくくっている。

    元帥様とハグをするバスケットボール選手と「腐った資本主義の国、米国」を朝鮮人民はどう見るのであろうか。

    <追記>
    後で気がついたのだが、「<連続参観記>日帝の罪行を暴露断罪する歴史の告発状(3.1人民蜂起と日帝の野獣的蛮行)-中央階級教養館を訪ねて」という番組があった。上に書いたとおり、3.1独立運動は平壌発だと言っている。また、8才の金日成が独立運動と合流したという解説をしている。

    万歳を叫びながら走る金日成の絵
    2013-03-01-18flv_000176076.jpg
    Source: KCTV, http://www.uriminzokkiri.com/contents/movie/centertv/streams/_definst_/2013-03-01-18.flv


    「金正恩同志がチンダルレ児童基金会長に贈り物を送られた」 (2013年2月28日 「朝鮮中央通信」)

    昨夜の「20時報道」見ていて気がついたのだが、チンダルレ・サファリニさんが結婚をしたようだ。「朝鮮中央通信」の記事のタイトルは見ていたのだが、内容までは読まなかった。それだけの話であるが、拙ブログでチンダルレさんは何回か取り上げているので、フォローアップである。

    同記事『労働新聞』、「경애하는 김 정 은동지께서 진달래아동기금 회장에게 선물을 보내시였다」
    http://www.rodong.rep.kp/InterKo/index.php?strPageID=SF01_02_01&newsID=2013-03-01-0006&chAction=T

    「敬愛する金正恩元帥様が我が国と米国バスケットボール選手の混合競技を観覧され、米国NBA元選手と一行に会われた」 (2013年3月1日 「労働新聞」)

    今日は「3.1節」だ。だからということではないだろうが、金正恩さんが「日帝」の末裔の目の玉を飛び出させた。

    ともかく、「労働新聞」に掲載された写真をご覧頂きたい。

    ロッドマンさんと通訳抜きで話をしているように見える。コメントでご指摘頂いたのだが、よく見ると背後に通訳らしき人の頭が見えている。しかし、敢えてこのアングルの写真を公開しているというのは、金正恩さんの国際性、「目は世界を見て」を強調する意図があるのではないだろうか。「元帥様」を前にしてサングラスを外さないロッドマンさんもなかなか堂に入っている。李雪主さんもいるが、髪の毛がぼさぼさである。

    コメントでご指摘頂いたもう一つの点は、ロッドマンさんの前にコーラの缶が置かれているということである。こういう時は、元帥様がお茶を飲めば一緒にお茶を飲むものだが、自分だけコーラを飲むというのは実にふてぶてしい。ロッドマンさんの態度が、バスケットボール選手だからなのか、彼の個性なのか、それともバスケットボール好きの元帥様の配慮なのかは分からないが、興味深い。下に米国務省定例記者会見の様子については詳しく書くが、この大きな写真は純粋に北朝鮮のプロパガンダにバスケットボール選手が利用されただけといえるのかは若干疑問である。というのは、ロッドマンさんの態度やコーラが発するソフトパワーに注目すると、かなり大きいのではないかと思う。

    2013-03-01-01-01.jpg
    Source: 『労働新聞』、http://www.rodong.rep.kp/InterKo/index.php?strPageID=SF01_02_01&newsID=2013-03-01-0001

    こちらは通訳付き。ロッドマンさんは相変わらずサングラスを外していないが、首にはピンクではあるが少年団風のスカーフ。入団したということはないと思うが。
    2013-03-01-02-01.jpg
    Source: 『労働新聞』、http://www.rodong.rep.kp/InterKo/index.php?strPageID=SF01_02_01&newsID=2013-03-01-0001

    『労働新聞』、「경애하는 김 정 은원수님께서 우리 나라와 미국롱구팀 선수들의 혼합경기를 관람하시고 미국 NBA 이전 선수와 일행을 만나시였다」
    Source: 『労働新聞』、http://www.rodong.rep.kp/InterKo/index.php?strPageID=SF01_02_01&newsID=2013-03-01-0001

    <追記>「朝鮮中央TV」が3月1日に放送したバスケットボール関連「録画報道」が早くもuriminzokkiriに掲載されたので、その画像を追加しておく。

    では、「労働新聞」の記事から興味深い部分を抽出して紹介しておく。金正恩さんが入場するとロッドマンさんは「主席団関連席に登っていき、敬愛する元帥様にご挨拶を」すると、「元帥様は彼を歓迎し横の席に座るように勧められた」。「また、米国ハーレム・グローブトロッターズの上級副会長ブレット・デニス・メイスター(音訳)と最高運営者ジェフリー・レイモンド・ムンド・ムーン(音訳)も主席団観覧席に上がり座った」。

    登壇した金正恩夫妻
    2013-03-01-11-yflv_000065265.jpg
    Source: KCTV, http://www.uriminzokkiri.com/contents/movie/centertv/streams/_definst_/2013-03-01-11-y.flv

    ロッドマンを迎える金正恩
    2013-03-01-11-yflv_000092926.jpg
    Source: KCTV, http://www.uriminzokkiri.com/contents/movie/centertv/streams/_definst_/2013-03-01-11-y.flv

    続いて「米国選手が模範出演をし、観衆の耳目を引」き、「彼らの多様な特技動作は、観覧者の拍手喝采を受けた」。そして「観覧熱気が高まる中、北朝鮮選手と米国選手の混合試合が行われた」。競技の最中「北朝鮮選手は、平時の鍛えた技術をいかんなく発揮し、同じチームに属する米国選手との歩調を上手く合わせながら試合を上手く進めた」。また「米国選手の興味津々な試合場面は、観覧者に深い印象を残した」。

    朝鮮人民は米国の核より凄い「実力」に驚いたことであろう。核では勝てても、これにはかなわないと思ったに違いない。
    2013-03-01-11-yflv_000123557.jpg
    Source: KCTV, http://www.uriminzokkiri.com/contents/movie/centertv/streams/_definst_/2013-03-01-11-y.flv

    金正恩さんは選手に拍手を送り、「感激してマイクを握ったデニス・ロッドマンは、忘れることができない今回の平壌訪問は非常に満足しており、またとない素晴らしい機会(金正恩さんに与えられた特別の配慮)であったと金正恩元帥様に感謝した」。その上で、「米国と北朝鮮間の関係がよくないのは残念だが、朝鮮人民は友達であり、特に金正恩元帥様を親近なる友(벗:非常に近い関係の友達。年齢や考え、趣味などが共通しているという関係の友。「朝鮮中央通信」の英語記事では「close friend」と翻訳しているが、ロッドマンさんは「pal,bro, brother」などの単語を使ったのではないだろうか)だと思う」と語った。そして、ロッドマンさんらは金正恩さんにチームのユニフォームを記念として贈った。

    その場でマイクを持ってスピーチをするなどというのも、北朝鮮では実に異例である。しかも、相当数の朝鮮人民が聞いている前でである。コメントでも話題にしたが「国家体育指導委員会」委員長の張成沢さんも李雪主夫人の隣に座っている。
    2013-03-01-11-yflv_000131899.jpg
    Source: KCTV, http://www.uriminzokkiri.com/contents/movie/centertv/streams/_definst_/2013-03-01-11-y.flv

    外交使節団も招待されているが、この写真が2回出てくる。真ん中にいる顎に手を当てた白人は米国核学者のヘッカーさんのように見えるのだが。もし、彼も北朝鮮入りしているとするとこれはニュースなのだが。
    2013-03-01-11-ylv_000232399.jpg
    Source: KCTV, http://www.uriminzokkiri.com/contents/movie/centertv/streams/_definst_/2013-03-01-11-y.flv

    ヘッカー博士の写真は2011年の『聯合ニュース』、「米専門家「北朝鮮の核施設は米国も驚くほど精巧」
    http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2011/01/24/0200000000AJP20110124000500882.HTML

    ユニフォーム贈呈
    2013-03-01-11-yflv_000271738.jpg
    Source: KCTV, http://www.uriminzokkiri.com/contents/movie/centertv/streams/_definst_/2013-03-01-11-y.flv

    この日、金正恩さんは、北朝鮮オリンピック委員会でNBA訪朝団のために晩餐会を開催した。金正恩さんは、「デニス・ロッドマンと一行が平壌を訪問し、バスケットを愛好する我が青少年に素晴らしい試合を見せてくれる機会を作ってくれたことに対して深く感謝している」と述べ、「このような体育交流が活性化され、二国間人民の相互理解に寄与することになって欲しいという期待を表明」した。

    ロッドマンと楽しそうに談笑する金正恩。2人はカクテルのようなものを飲んでいる。
    2013-03-01-11-yflv_000319219.jpg
    Source: KCTV, http://www.uriminzokkiri.com/contents/movie/centertv/streams/_definst_/2013-03-01-11-y.flv

    2013-03-01-11-yflv_000325325.jpg
    Source: KCTV, http://www.uriminzokkiri.com/contents/movie/centertv/streams/_definst_/2013-03-01-11-y.flv

    関係者と握手。背景には張成沢。
    2013-03-01-11-yflv_000352152.jpg
    Source: KCTV, http://www.uriminzokkiri.com/contents/movie/centertv/streams/_definst_/2013-03-01-11-y.flv

    ジャージ姿の選手にもサービス。
    2013-03-01-11-yflv_000371805.jpg
    Source: KCTV, http://www.uriminzokkiri.com/contents/movie/centertv/streams/_definst_/2013-03-01-11-y.flv

    演出なのかもしれないが、元帥様に深々と頭を下げるロッドマン。北朝鮮にとっては重要な写真。
    2013-03-01-11-yflv_000378745.jpg
    Source: KCTV, http://www.uriminzokkiri.com/contents/movie/centertv/streams/_definst_/2013-03-01-11-y.flv

    これに対しロッドマン選手は、「金正恩元帥様と李雪主夫人に米国人として初めてお目にかかれたのは、最高の光栄とし」、「米国と朝鮮、二国間の体育交流が継続されることを希望すると強調」した。

    抱擁するpals
    2013-03-01-11-yflv_000382482.jpg
    Source: KCTV, http://www.uriminzokkiri.com/contents/movie/centertv/streams/_definst_/2013-03-01-11-y.flv

    NBA公式サイトの日本語ニュースを見ても、ロッドマンさんは「自分も含め、ほとんどのメンバーがここ(北朝鮮)を訪れるのが初めて。全てがうまくいくことを願っているよ。子供たちがバスケットボールを楽しんでくれるとうれしいね」と語り、「ロッドマン氏は滞在中、子供を対象としたバスケットボールキャンプや北朝鮮のトップ選手との交流試合を行う予定。イベントを通じてささやかな“バスケットボール外交”に従事できればと意欲を見せた」としている。この報道からすると、ロッドマン一行は金正恩会見など全く予定していなかったように思われる。

    また同記事によると、ロッドマン訪朝は「ドキュメンタリースタイルの新ニュース番組の撮影のため」であり、「VICE制作の新番組は、米ケーブルテレビHBO局で4月から放送される」ということになっているという。

    ロッドマン訪朝関係の「NBA日本語公式サイト」のニュース:
    「D.ロッドマン氏、番組撮影で北朝鮮を訪問」
    http://www.nba.co.jp/news/detail.html?vid=696

    「20時報道」では、ロッドマン一行が凱旋門を見学したニュースを伝えている。

    黄色いジャケットを着て撮影しているのがVICE社のカメラマンであろうか。
    2013-02-28-17flv_000493760.jpg
    Source: KCTV, http://www.uriminzokkiri.com/php_tmp/download.php?ptype=movie2&no=13778

    案内員が色々と説明しているようだが、ロッドマンさん当人はまだしも、ジャージの選手たちはあまり関心がないようだ。彼らにとっては、「凱旋門」など「so what!」なのであろう。
    2013-02-28-17flv_000518552.jpg
    Source: KCTV, http://www.uriminzokkiri.com/php_tmp/download.php?ptype=movie2&no=13778

    VICE社はバスケットボールの試合は撮影したであろうが、晩餐会の様子も撮影を許されたのであろうか。もし彼らが撮影を許されているのであれば、外国メディアが撮影した近くで撮影した金正恩動画ということになる(金正日の葬儀や閲兵式などの動画に小さく写っているものはあるが)。さらに、金正恩さんがロッドマンさんと話している場面が音声付きで公開されるとなれば、これは実に興味深い。海外のホテルではHBOの番組をよく見ているが、日本度はどうやって視聴したらよいのか、いずれYouTubeでもコピー版が流れてくるのかもしれないが、早く見たいものである。北朝鮮側が撮影した動画のみの使用を求めないのであればであるが。

    昨日の「朝鮮戦中央TV」では「20時報道」で報じられた凱旋門見学以外にロッドマン一行の動きは報じていないが、もしかすると今日にでも「録画実況」が放送されるのかもしれない。「北韓情報センター」にはまだ同放送の放送スケジュールが掲載されていないので分からない。

    では、ロッドマン一行の訪朝は「ささやかな“バスケットボール外交”」で終わるのであろうか。核実験の安保理決議がについての協議が行われている中、短期的かつ直接的にこれが何らかの結果に繋がることはないであろう。しかし、金正恩さんは自身のバスケットボール好きがあったにせよ、明らかに彼らとの接触を通じて米国にメッセージを発している。公表されている限りでは、金正恩さんはグーグル会長とは会っていない。ビッグビジネスマンで米国の政界や経済界に大きな影響力を持つグーグル会長とは会わずに、バスケットボール選手と会っているところなど、単純に彼のバスケットボール好きが高じてと考えられないわけでもないが、「体育交流」という言葉を使っているので、より低いレベルからの米朝関係修復を意識しているのかもしれない。読み返せば、2.29米朝合意直後に発表された北朝鮮外務省スポークスマン談話には「米国は、文化、教育、体育など様々な分野で人的交流を拡大する措置をとる意思を表明した」と書かれている。

    一方、米国務省定例記者会見でもこの問題について長時間にわたり質疑応答が続いた。「朝鮮中央通信」HPの記事は中国語バージョンで漢字を確認する以外には、ほとんど朝鮮語版ばかり見ているので確実なことは言えないが、この記事に関しては英語版を含む外国語版の配信が実に早かった(もしかすると、金正恩「革命活動」関連の報道は特別扱いしているのかもしれないが)。

    上に書いたとおり、2回映し出される外国人集団の真ん中に座っている人はヘッカーさんなのか。髪の毛の感じが少し違うが、額が広いことや頬骨が張りだしているなど似ているような気がしてならない。もしそうだとすると、彼に核施設を見せて、核実験の成功を証明させるつもりなのだろうか。

    米国務省定例記者会見でベントレル報道官は、記者のロッドマン一行と金正恩さんの会見について「個人の北朝鮮渡航についてコメントする立場にない」と答えている。記者が「子供とバスケットをするのではなく、指導者と接触しているのにまだ個人渡航なので関係ないというのか」と問い返すと、「彼らからとは今回の件で一切の接触をしていない」と答えている。恐らく、米国務省もまさかバスケットボール一行が金正恩さんと会うとは思っていなかったのであろう。それだからであろうか、報道官は「彼らが金正恩と何を話したのかも知らない。何分話したのか、握手をしたのか、あなたがたのニュース以外に私は知らない。彼らとは何の接触もないのだから」と苛立ちを示している。記者はさらに詰め寄り、「では、何も聞いていない、何も知らないで通すつもりなのか」と尋ねると、報道官は「彼らが帰国後に我々と共有すべき情報を得て、電話を掛けてくるならば電話にはでる」とし、「国務省は北朝鮮に渡航した米国人の情報センターではない」と答えている。そして、国務省としてはそんなことよりもロケット発射や核実験が重要な問題となっていると続けている。

    記者がロッドマン一行のソフトパワーについて尋ねると、「外交には様々な形態があり、関係がよくない国の人民を接触させるのもその一つである。我々は朝鮮人民に対して悪い感情をもっているわけではない。しかし、あくまでも今回の訪問は個人的なものである」と間接的にソフトパワーの存在を認めながらも、それが公式的なものではないことをきょうちょうしている。本当はソフトパワーについてもっと評価したいのだろうが、国務省の立場としては、そして特に中国と安保理決議や制裁について厳しい駆け引きを行っている最中に、米国人が「勝手に」北朝鮮を訪問して指導者とハグしたというのは何とも耐えがたいことなのであろう。

    その中国との交渉については、ワシントンとニューヨークで中国側と協議を続けているとしている。

    U.S. Department of State, "Daily Press Briefing",
    http://www.state.gov/r/pa/prs/dpb/2013/02/205481.htm#DPRK
    プロフィール

    川口智彦

    Author:川口智彦
    「크는 아바이(成長するオッサン)」

    ブログの基本用語:
    「元帥様」=金正恩朝鮮労働党委員長(上の絵の人物)、2016年12月20日から「最高領導者同志」とも呼ばれる
    2021年1月11日から「総秘書同志」
    「首領様」=金日成主席
    「将軍様」=金正日総書記
    「政治局員候補」=金ヨジョン(「元帥様」の妹)、2018年2月11日から「第1副部長同志」とも
    「白頭の血統」=金一族
    「大元帥様達」=「首領様」と「将軍様」
    「女史」=李雪主夫人(2018.07.26より「同志」に)

    우 그림은 충정 담아 아이가 그린 경애하는 김정은원수님이십니다.


    YouTube dprknow

    最新記事
    最新コメント
    最新トラックバック
    月別アーカイブ
    カテゴリ
    Visitors
    検索フォーム
    RSSリンクの表示
    リンク
    QRコード
    QR