「The Interview」:金正恩暗殺をテーマとしたコメディー映画秋に劇場公開 (2014年6月27日)
詳細は分かっていないが、米国のコロンビア・ピクチャーズ(SONY)がこの秋劇場公開の『The Interview』という米国のスパイが金正恩を暗殺するというコメディー映画を制作中という。予告編は、You Tubeで見ることができる。
『The Interview』に登場する「元帥様」。髪型と服装以外はあまり似ていない。

Source: You Tube, " The Interview - Official Teaser Trailer - In Theaters This Fall", https://www.youtube.com/watch?v=Mj3uHftd5FQ#t=84
コメディー映画なので細かいことを言っても仕方がないが、葉巻ではなくタバコだし、同行している軍人の階級が低すぎるようだ。予告編は、1分半ほどなのだが、この中だけでも突っ込み所はたくさんある。ま、コメディーだから良いのかもしれないが、以前拙ブログで紹介した『Team America: World Police』の方がよく「北朝鮮研究」をしていたような気がしないでもない。「最高尊厳」を侮辱して北朝鮮を激怒させる映画なのだろうが、公開が楽しみだ。
『Team America: World Police』に登場する「将軍様」。こちらは人形劇だ。

Source: You Tube, "Team America: World Police" - Official Trailer , https://www.youtube.com/watch?v=RPBX47zSktc
代を継いで「米帝」のコメディー映画の主人公となってしまったのだが、お爺さんは無事だったのだろうか。
以前、「銀河-9号に乗って」という米国の都市を火の海にする「uriminzokkiri TV」制作の短編を紹介したことがあるが、「砲声のない戦区:2014」とでも題した現代バージョンを制作して、北朝鮮の美人スパイが米国に潜伏して現職大統領を暗殺するコメディー映画を作ったらどうだろうか。「砲声のない戦区」にも腰抜け・極悪の米帝軍人が登場するが、「元帥様」の「映画革命の火風を力強く吹かせよう」というスローガンを「高く頂き」ここ一番、「砲声のない戦区:2014」を作って欲しいところだ。もちろん音楽は「モランボン楽団」でお願いしたい。
しかし、米国映画の強みはコメディーの中で自身もおちょくってしまうところである。『Team America: World Police』の中にもゲイを登場させていたし、今回の『The Interview』にも予告編からはゲイの予感がする。下は、『The Interview』のポスターであるが、朝鮮語部分を読むと「この馬鹿な(知識のないアホな)米国野郎を信じないで下さい」と書かれている。文末を「마시오」とした方が北朝鮮らしいのだろうが、それはよいとして、こういうところが「米帝」の強みなのであろう。北朝鮮に言わせれば「腐って堕落した資本主義」の象徴ということになるのだろうが、仮称「砲声のない戦区:2014」でそこまでできるのであれば、「映画革命の火風」が本当に吹くのかもしれない。
『The Interview』のポスター

Source: COMINGSOON.NET, "The Interview", http://www.comingsoon.net/films.php?id=101854
The Interview Offcial Site: https://www.facebook.com/TheInterview
『The Interview』に登場する「元帥様」。髪型と服装以外はあまり似ていない。

Source: You Tube, " The Interview - Official Teaser Trailer - In Theaters This Fall", https://www.youtube.com/watch?v=Mj3uHftd5FQ#t=84
コメディー映画なので細かいことを言っても仕方がないが、葉巻ではなくタバコだし、同行している軍人の階級が低すぎるようだ。予告編は、1分半ほどなのだが、この中だけでも突っ込み所はたくさんある。ま、コメディーだから良いのかもしれないが、以前拙ブログで紹介した『Team America: World Police』の方がよく「北朝鮮研究」をしていたような気がしないでもない。「最高尊厳」を侮辱して北朝鮮を激怒させる映画なのだろうが、公開が楽しみだ。
『Team America: World Police』に登場する「将軍様」。こちらは人形劇だ。

Source: You Tube, "Team America: World Police" - Official Trailer , https://www.youtube.com/watch?v=RPBX47zSktc
代を継いで「米帝」のコメディー映画の主人公となってしまったのだが、お爺さんは無事だったのだろうか。
以前、「銀河-9号に乗って」という米国の都市を火の海にする「uriminzokkiri TV」制作の短編を紹介したことがあるが、「砲声のない戦区:2014」とでも題した現代バージョンを制作して、北朝鮮の美人スパイが米国に潜伏して現職大統領を暗殺するコメディー映画を作ったらどうだろうか。「砲声のない戦区」にも腰抜け・極悪の米帝軍人が登場するが、「元帥様」の「映画革命の火風を力強く吹かせよう」というスローガンを「高く頂き」ここ一番、「砲声のない戦区:2014」を作って欲しいところだ。もちろん音楽は「モランボン楽団」でお願いしたい。
しかし、米国映画の強みはコメディーの中で自身もおちょくってしまうところである。『Team America: World Police』の中にもゲイを登場させていたし、今回の『The Interview』にも予告編からはゲイの予感がする。下は、『The Interview』のポスターであるが、朝鮮語部分を読むと「この馬鹿な(知識のないアホな)米国野郎を信じないで下さい」と書かれている。文末を「마시오」とした方が北朝鮮らしいのだろうが、それはよいとして、こういうところが「米帝」の強みなのであろう。北朝鮮に言わせれば「腐って堕落した資本主義」の象徴ということになるのだろうが、仮称「砲声のない戦区:2014」でそこまでできるのであれば、「映画革命の火風」が本当に吹くのかもしれない。
『The Interview』のポスター

Source: COMINGSOON.NET, "The Interview", http://www.comingsoon.net/films.php?id=101854
The Interview Offcial Site: https://www.facebook.com/TheInterview