「<録画実況>第9回全国芸術人大会参加者のためのモランボン楽団祝賀公演開催」:ソヌ・ヒャンヒ登場せず、「第1バイオリン手」はチャ・ヨンミ、今一つ厚みがない (2014年5月23日 「朝鮮中央TV」)
以下、放送中に書き込んだランダムな感想である。
・金ヨジョンは背景で拍手喝采、李雪主はファーストレディーの地位、差別化か
・「愛国歌」:アカペラから二重唱、新スタイル?
・金正日称賛歌から入る:平壌公演で金正恩ソングの連発が問題となったのか?
・ソヌ・ヒャンヒのポジションにやはりチャ・ヨンミが
・「第1バイオリン手」チャがソロを演奏
・ソロをやらせる楽器が増えたか?スターを出さないためか(権力分散)?
・歌手名を出さないか、出しても小さい
・再び金正日、過去動画スクリーンに
・「元帥様」は、「満風歌」で歌詞にのみ登場
・アップはチャ、「第1バイオリン手」
・「空軍」関係の歌のメドレー
・カメラワーク、速い曲なのにスピード感がない
・「飛行士大会」では、同じメドレーでソヌ・ヒャンヒが演奏していた。奏者に歌を歌わせたのは、何か意味があったのか。
・しかし、歌唱が自由になったような、羅ユミが自分らしく歌っているような・・・・あの、北朝鮮独特の歌い方ではない。
・これが「コピーではなく」という「元帥様」の指示なのか
・世界名曲メドレー、「我々に羨むものはない」(朝鮮歌謡)から始まり、クラシック系世界の名曲
・と思ったら、「Falling Leaves」をサックスで、なかなかシブイ
・モランボン団員が、ステージから「元帥様」の所に走って行く
・しかし、ストレートな「元帥様」の歌は1曲もなし
ソヌ・ヒャンヒがいないためか、曲に厚みがないし、おもしろみもない
その意味を金正恩は理解できるのだろうか。理解した上で彼女を外すのか、戻すのか。
<追記>
下の「公演」の様子をキャプチャーで紹介しておく。

Source: KCTV, 2014/05/24放送
金正恩夫妻と少し後ろ(右端)を拍手をしながら歩く金ヨジョン

Source: KCTV, 2014/05/24放送
「愛国歌」は彼女(羅ユミ?)のアカペラから始まる。始まりはなかなかカッコイイ公演だったのだが。

Source: KCTV, 2014/05/24放送
そこに彼女(リュ・ジナ?)が合流してくる。人と人名が正しければ、新「共和国功勲俳優」と登壇「討論者」のお披露目公演ということになる。

Source: KCTV, 2014/05/24放送
そして、今公演に登場する残り3名の歌手が合流して、5人となる。

Source: KCTV, 2014/05/24放送
1曲目「愛についての思い」を歌う羅ユミの名前の前には「功勲俳優」の称号が付けられている。

Source: KCTV, 2014/05/24放送
この歌は「将軍様」の「愛」を歌う歌なので、当然この人がスクリーンに登場する。

Source: KCTV, 2014/05/24放送
そして、2曲目「白頭の馬蹄の音」で「第1バイオリン手」チャ・ヨンミの早弾きソロ。こちらもお披露目か。

Source: KCTV, 2014/05/24放送
両江道の公演などと比較する必要があるが、この曲ではバイオリンのみではなく、続けてチェロ、キーボード、ドラムなどのソロが続く。

Source: KCTV, 2014/05/24放送
今までサックスをどれほど活用していたか記憶が曖昧だが、今回はサックスについてはなかなかカッコヨク使っているような気がする。上に書いた「Falling Leaves」でもそうだ。

Source: KCTV, 2014/05/24放送
「運動会」があるので、取りあえずここまで。「一心団結」、「タンスメ」で「바줄당기기(綱引き)」をやってきます。
<追記1の続き>
「将軍様の思い」を歌う羅ユミ。上に書いたとおり、「北朝鮮的」ではなく、日本の演歌歌手のようだ。

Source: KCTV, 2014/05/24放送
間奏の背景には楽器の前で芸術指導をする「将軍様」

Source: KCTV, 2014/05/24放送
「元帥様」は出ないと上に書いたが、いつものツーショットなどで少し出ている。しかし、歌われている歌は「私は永遠にあなたの息子」。金正日回帰の公演で、何とも意味ありげな演出だ。

Source: KCTV, 2014/05/24放送
昨日は気付かなかったのだが、「世界名曲メドレー」の中で何とか「交響曲40番1楽章(タイトルが読めないので間違っている可能性あり」のキーボードからバイオリンに渡されるときに「ビヨーン」という音が入っているが、これはキーボードの効果音なのだろうか。

Source: KCTV, 2014/05/24放送
「Falling Leaves」は、リズムはタンゴであるが、サックスの奏法はジャズに近いような気がするがどうだろうか。

Source: KCTV, 2014/05/24放送
「世界名曲メドレー」は、「この世に羨むものはない」から始まり「輝く祖国」という「朝鮮曲」のサンドイッチもこれまで通りだ。

Source: KCTV, 2014/05/24放送
演奏が終了し、「元帥様」のもとに走って行くモランボン楽団員

Source: KCTV, 2014/05/24放送
想定外の演出に唖然とする観衆

Source: KCTV, 2014/05/24放送
「録画実況」では、下のシーンを先に見せているところが実に心憎い構成である。
そして、握手の一番手は、リュ・ジナであった。

Source: KCTV, 2014/05/24放送
ソヌ・ヒャンヒは、会場にさえ呼ばれなかったのだろうか。
<追記2:「바다 만풍가」の和訳について>
コメントでご指摘いただいて、そちらのお返事にも書いたのだが、これからしばらくは定番楽曲になりそうなので、記事内にも転載しておく。
***************
「바다 만풍가」ですが、私は「順風満帆」をイメージして「海、満風歌」と勝手に訳していましたが、「満豊歌」の方が良さそうですね。決めつけていたので考えもしませんでしたが、「豊漁」との関連から行けば、後者でしょう。「朝鮮中央通信」の日本語版で確認してみたところ、日本語で「大漁歌」(コメントの「豊漁」はエラー)、英語で「 "A Song of a Big Haul of Fish" 」と書いてありました。また「web朝鮮語大辞典」でも「満豊年」という言葉を調べると「全ての穀物と実が良く実り、良く熟して大きくなった豊年」と書かれています。よって、本来は「農場」での「満豊」を「海」での「満豊」とつなぎ合わせたのだと思います。朝鮮語は奥が深いです。ご指摘、ありがとうございました。
***************
・金ヨジョンは背景で拍手喝采、李雪主はファーストレディーの地位、差別化か
・「愛国歌」:アカペラから二重唱、新スタイル?
・金正日称賛歌から入る:平壌公演で金正恩ソングの連発が問題となったのか?
・ソヌ・ヒャンヒのポジションにやはりチャ・ヨンミが
・「第1バイオリン手」チャがソロを演奏
・ソロをやらせる楽器が増えたか?スターを出さないためか(権力分散)?
・歌手名を出さないか、出しても小さい
・再び金正日、過去動画スクリーンに
・「元帥様」は、「満風歌」で歌詞にのみ登場
・アップはチャ、「第1バイオリン手」
・「空軍」関係の歌のメドレー
・カメラワーク、速い曲なのにスピード感がない
・「飛行士大会」では、同じメドレーでソヌ・ヒャンヒが演奏していた。奏者に歌を歌わせたのは、何か意味があったのか。
・しかし、歌唱が自由になったような、羅ユミが自分らしく歌っているような・・・・あの、北朝鮮独特の歌い方ではない。
・これが「コピーではなく」という「元帥様」の指示なのか
・世界名曲メドレー、「我々に羨むものはない」(朝鮮歌謡)から始まり、クラシック系世界の名曲
・と思ったら、「Falling Leaves」をサックスで、なかなかシブイ
・モランボン団員が、ステージから「元帥様」の所に走って行く
・しかし、ストレートな「元帥様」の歌は1曲もなし
ソヌ・ヒャンヒがいないためか、曲に厚みがないし、おもしろみもない
その意味を金正恩は理解できるのだろうか。理解した上で彼女を外すのか、戻すのか。
<追記>
下の「公演」の様子をキャプチャーで紹介しておく。

Source: KCTV, 2014/05/24放送
金正恩夫妻と少し後ろ(右端)を拍手をしながら歩く金ヨジョン

Source: KCTV, 2014/05/24放送
「愛国歌」は彼女(羅ユミ?)のアカペラから始まる。始まりはなかなかカッコイイ公演だったのだが。

Source: KCTV, 2014/05/24放送
そこに彼女(リュ・ジナ?)が合流してくる。人と人名が正しければ、新「共和国功勲俳優」と登壇「討論者」のお披露目公演ということになる。

Source: KCTV, 2014/05/24放送
そして、今公演に登場する残り3名の歌手が合流して、5人となる。

Source: KCTV, 2014/05/24放送
1曲目「愛についての思い」を歌う羅ユミの名前の前には「功勲俳優」の称号が付けられている。

Source: KCTV, 2014/05/24放送
この歌は「将軍様」の「愛」を歌う歌なので、当然この人がスクリーンに登場する。

Source: KCTV, 2014/05/24放送
そして、2曲目「白頭の馬蹄の音」で「第1バイオリン手」チャ・ヨンミの早弾きソロ。こちらもお披露目か。

Source: KCTV, 2014/05/24放送
両江道の公演などと比較する必要があるが、この曲ではバイオリンのみではなく、続けてチェロ、キーボード、ドラムなどのソロが続く。

Source: KCTV, 2014/05/24放送
今までサックスをどれほど活用していたか記憶が曖昧だが、今回はサックスについてはなかなかカッコヨク使っているような気がする。上に書いた「Falling Leaves」でもそうだ。

Source: KCTV, 2014/05/24放送
「運動会」があるので、取りあえずここまで。「一心団結」、「タンスメ」で「바줄당기기(綱引き)」をやってきます。
<追記1の続き>
「将軍様の思い」を歌う羅ユミ。上に書いたとおり、「北朝鮮的」ではなく、日本の演歌歌手のようだ。

Source: KCTV, 2014/05/24放送
間奏の背景には楽器の前で芸術指導をする「将軍様」

Source: KCTV, 2014/05/24放送
「元帥様」は出ないと上に書いたが、いつものツーショットなどで少し出ている。しかし、歌われている歌は「私は永遠にあなたの息子」。金正日回帰の公演で、何とも意味ありげな演出だ。

Source: KCTV, 2014/05/24放送
昨日は気付かなかったのだが、「世界名曲メドレー」の中で何とか「交響曲40番1楽章(タイトルが読めないので間違っている可能性あり」のキーボードからバイオリンに渡されるときに「ビヨーン」という音が入っているが、これはキーボードの効果音なのだろうか。

Source: KCTV, 2014/05/24放送
「Falling Leaves」は、リズムはタンゴであるが、サックスの奏法はジャズに近いような気がするがどうだろうか。

Source: KCTV, 2014/05/24放送
「世界名曲メドレー」は、「この世に羨むものはない」から始まり「輝く祖国」という「朝鮮曲」のサンドイッチもこれまで通りだ。

Source: KCTV, 2014/05/24放送
演奏が終了し、「元帥様」のもとに走って行くモランボン楽団員

Source: KCTV, 2014/05/24放送
想定外の演出に唖然とする観衆

Source: KCTV, 2014/05/24放送
「録画実況」では、下のシーンを先に見せているところが実に心憎い構成である。
そして、握手の一番手は、リュ・ジナであった。

Source: KCTV, 2014/05/24放送
ソヌ・ヒャンヒは、会場にさえ呼ばれなかったのだろうか。
<追記2:「바다 만풍가」の和訳について>
コメントでご指摘いただいて、そちらのお返事にも書いたのだが、これからしばらくは定番楽曲になりそうなので、記事内にも転載しておく。
***************
「바다 만풍가」ですが、私は「順風満帆」をイメージして「海、満風歌」と勝手に訳していましたが、「満豊歌」の方が良さそうですね。決めつけていたので考えもしませんでしたが、「豊漁」との関連から行けば、後者でしょう。「朝鮮中央通信」の日本語版で確認してみたところ、日本語で「大漁歌」(コメントの「豊漁」はエラー)、英語で「 "A Song of a Big Haul of Fish" 」と書いてありました。また「web朝鮮語大辞典」でも「満豊年」という言葉を調べると「全ての穀物と実が良く実り、良く熟して大きくなった豊年」と書かれています。よって、本来は「農場」での「満豊」を「海」での「満豊」とつなぎ合わせたのだと思います。朝鮮語は奥が深いです。ご指摘、ありがとうございました。
***************