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    「<録画実況>敬愛する金正恩元帥様をお迎えし開催された朝鮮体育大学フェブルバスケットボール選手と米国ハーレム・グローブトロッターズ選手との混合試合」 (2013年3月4日 「朝鮮中央TV」)

    「朝鮮中央TV」が昨夜、金正恩さんが観戦したバスケットボール試合の録画を放送した。番組は約1時間半なのだが、試合の場面は後から見ることとし、初めと最後の部分だけを取りあえず見た。

    番組の冒頭では、米国のフィルムを使用しながら、ロッドマンさんの紹介を行っている。説明はまず朝鮮語でなされ、続いて英語でされている。

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    Source: KCTV, http://www.uriminzokkiri.com/contents/movie/centertv/streams/_definst_/2013-03-04-17-y.flv

    その後、朝鮮体育大学のバスケットボール選手が入場してくる。

    金正恩さんはこの後で李雪主夫人らと共に登場するが、「一号歓迎曲」の演奏はない。金日成軍事総合大学での演説など、屋外で登場する場合は演奏なしがあったかもしれないが(しかし、過去動画は未確認)、室内で彼が登場する際に「一号歓迎曲」が演奏されないのは異例である。当然、観衆の万歳は延々と続くのであるが、珍しい光景である。

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    Source: KCTV, http://www.uriminzokkiri.com/contents/movie/centertv/streams/_definst_/2013-03-04-17-y.flv

    次に米国選手が登場する。会場には選手を紹介するアナウンスが流れるが、英語、朝鮮語の順である。テレビの字幕も上が英語、下が朝鮮語になっている。お客さんに対する儀礼なのか、「目は世界を見て」なのか。

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    Source: KCTV, http://www.uriminzokkiri.com/contents/movie/centertv/streams/_definst_/2013-03-04-17-y.flv

    紹介が一通り終わると、米国選手が模範演技を行う。「一号歓迎曲」なしでの登場でも若干驚いていたのだが、この場面でひっくり返りそうになった。というのは、彼らが模範演技を行う背景で流れる曲は、ハーレム・グローブトロッターズのテーマソングであるジャズである。音楽には疎いが、あのリズムはジャズで良いと思う(音楽に詳しい方、間違っていたらご指摘頂きたい)。

    ジャズといえば、金日成さんが強く否定した音楽である。昨日、偶然読んでいた『コチェビよ、脱北の川を渡れ 中朝国境滞在記』によると『金日成元帥様革命歴史』という本には「ジャズはだめです」と書いてあるそうだ。(この本の内容は、本の著者が延吉に滞在していた時期よりも少し前ではあるものの、延吉を訪問した私にとってはあまり新鮮ではなかった。訪問目的は脱北者探しではなく、企業調査であったのだが・・・)

    高英起『コチェビよ、脱北の川を渡れ 中朝国境滞在記』(新潮社、2012)

    この本以外でも金日成さんがジャズを否定したという話は読んでいるので、これは事実であろう。ジャズは、北朝鮮映画の中で「南朝鮮傀儡軍」が米国の親分と共に退廃的な雰囲気の中でパーティーをやる場面などの効果音として使われるが、肯定的に使われたのを聞いたことがない。ところが、例えハーレム・グローブトロッターズのテーマソングとはいえ、首領様が「だめ」と言った曲を大衆の面前で流したばかりか、それを放送している。下の写真は、曲に合わせて模範演技をする選手である。

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    Source: KCTV, http://www.uriminzokkiri.com/contents/movie/centertv/streams/_definst_/2013-03-04-17-y.flv

    そればかりか、「資本主義の退廃的な曲」に合わせて、朝鮮人民が嬉しそうに拍手をしているではないか。

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    Source: KCTV, http://www.uriminzokkiri.com/contents/movie/centertv/streams/_definst_/2013-03-04-17-y.flv

    このような場合も、サクラがいて拍手を誘導しているのであろうが、そのような設定をしたこと自体驚きである。

    この後、模範演技の続きと試合に入るのであるが、その部分は飛ばしているのでまだ見ていない。追って、何か面白い場面があれば紹介するとし、試合後の様子である。

    一番聞きたかったロッドマンさんのスピーチもしっかりと放送されている。聞いた限りではノーカットだと思う。また、過去記事にも書いたとおり、事前原稿なしのスピーチのようで通訳が言い直している部分もある。それで、問題の「友人」発言だが、ロッドマンさんは北朝鮮の人々も金正恩さんも「永遠の友人(you're my friend for life)」と言っている。私が過去記事で推測したようなラフな表現ではなく、金正恩さんには「sir」と呼びかけた上で「永遠のと友人」と言っている。朝鮮語通訳は「敬愛する」という枕詞を机加えた上、過去記事にも書いた「友人」に当たる言葉を使っている。

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    Source: KCTV, http://www.uriminzokkiri.com/contents/movie/centertv/streams/_definst_/2013-03-04-17-y.flv

    その後、チームシャツのプレゼント贈呈があるが、金正恩さんは嬉しそうに観衆に見せている。これも米国式というか実に異例のことだ。日本でもプレゼントをその場で開封すると言うことはあまりしないが、米国ではその場で包装を破いて中身を披露するのが普通のようだ。これまでに私が見た北朝鮮指導者に対する贈り物贈呈シーンでは、大体さっと受け取ってすぐにおつきに渡してしまう。背番号1というのも心憎い。

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    Source: KCTV, http://www.uriminzokkiri.com/contents/movie/centertv/streams/_definst_/2013-03-04-17-y.flv

    贈呈式終了後、金正恩一行は再び「一号歓迎曲」なしで退場する。バスケットボールコートには、バナーをもらった米国選手が嬉しそうな顔をして立っている。

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    Source: KCTV, http://www.uriminzokkiri.com/contents/movie/centertv/streams/_definst_/2013-03-04-17-y.flv

    さて、ロッドマン一行の訪朝をどのように考えたらよいのかまだ上手く表せない。しかし、一義的にややはり金正恩「kid」のバスケットボール好きの産物なのであろう。しかし、コカコーラだけではなくジャズまでも「朝鮮中央TV」で延々と朝鮮人民に聞かせてしまうなどということは、米国に対する強いメッセージといわざるを得ない。

    朝鮮人民も米国と全面対決をするといいながら、平気でこういうことをやらかす「kid」をついて行けないと思っているのか、なかなかやるなと見ているのか。

    <追記>
    さらに、番組を見ていたのだが、また驚くべきシーンがあった。なんと、米国選手が朝鮮人民の女性の手を引いて出てくるではないか。形としては、「エスコート」であり、我々の日常ではそんなに驚くようなシーンではない。しかし、北朝鮮のドラマや映画を見ていても、結婚したカップルが手を繋いでいるシーンが時々あるものの、恋人同士で未婚の男女の身体接触(といっても、手を繋ぐ程度)は私が見た限りではない。朝鮮人民同士でもそうなのに、米国人に手を握られたこの女性、元帥様の命令とはいえ、大丈夫なのであろうか(偵察総局の関係者なら、訓練は受けているはずだが)。

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    Source: KCTV, http://www.uriminzokkiri.com/contents/movie/centertv/streams/_definst_/2013-03-04-17-y.flv

    それで終わりと思いき、手をパチンと合わせる米国式のポーズもやっている(名称は失念)。

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    Source: KCTV, http://www.uriminzokkiri.com/contents/movie/centertv/streams/_definst_/2013-03-04-17-y.flv

    また、北朝鮮のチームメートとも手をパチンと合わせている。北朝鮮の選手、ぎこちないが何とか合わせている。

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    Source: KCTV, http://www.uriminzokkiri.com/contents/movie/centertv/streams/_definst_/2013-03-04-17-y.flv

    前半戦が終わったところで、「金平海同志(労働党秘書)、盧斗哲同志(国家体育指導委員会副委員長)などが家族と共に観覧している」と紹介している。

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    Source: KCTV, http://www.uriminzokkiri.com/contents/movie/centertv/streams/_definst_/2013-03-04-17-y.flv

    ハーフタイムには、マーチングバンドやテコンドーの模範演技が行われた。マーチングバンドは、しっかりと「金正恩将軍、体を張って死守しよう」という曲を使った後、西側のクラシックマーチを演奏している。子供たちのテコンドー演技を見る金正恩ら。ロッドマンの前には、コーラがなくなりコップが置かれている。

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    Source: KCTV, http://www.uriminzokkiri.com/contents/movie/centertv/streams/_definst_/2013-03-04-17-y.flv

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    非公開コメント

    件の映像をまだ見ていませんが、歓迎曲が無いのは過去、金正日総書記時代も会ったと思います。人民軍の体育館でバレーを観覧した時など、スポーツ観戦の場合です(記憶なので不確かですが)。
    朝鮮新報の記事によると、参加者曰く、何も知らされず、登場した時には皆仰天したとのことです。
    「教示」の件ですが、これが結構曖昧なもので、この場合招待されたチームを尊重して流したという感じでは無いでしょうか(この手の「〜は駄目です」、「〜しなければなりません」などの教示は様々に言われますが、その発言の時期や背景は無視されて切り取られ、教示の「絶対性」が強調されるのでやたらと「異例」とされる節があります)。
    しかしユニフォームはたしかに「異例」な感じがしました。
    拍手については最近公演などでも観客の「ノリ」がいいように思います。最近の合唱団公演でも第一書記がその点に言及していたとおもいます。
    その点は人々の思考の変化が見られると思います。2000年代初頭の韓国のアーティストの公演での反応と比べれば一目瞭然かと。

    No title

    DPRKマニアさんも言われていますが,
    何度か歓迎曲なしの場合もありました.
    昨年の牡丹峰楽団示範公演はなかったかと
    思います.
    拍手の件は,コート上でさらに拍手を
    求め,盛大なものに変わっている様子も
    うかがえますが,昨年の音楽公演あたりから
    このあたりの変化も見えますね.
    インタビューを通訳もしっかりと映って
    いることも新鮮さを感じます.
    途中のパフォーマンス時の子どもたちの
    演技に拍手を送る夫妻の様子は日ごろとは
    全く違う表情だと思います.今回の途中での
    音楽は,確かアメリカの楽団がやってきて
    北朝鮮交響楽団と一緒に演奏した際にも
    やったような(韓国MBCのDVDを
    見ればわかるのですが,今手元にないので
    未確認)….
    それにしても冒頭の仰るとおりの「ジャズ」
    には驚きました.恐らく「締め」はするものの,
    多彩な外国文化,流行にも少しずつ触れさせて
    いく必要性を実践形で説いていくという感じ
    なのではないでしょうか.この部分においては,
    いい方向だと思っています.
    そうなると,やはり軍事関係は実際に金正恩さん
    がどの程度まで任せているのか(指示している
    というよりも,後で責任とらせてもいいように
    任せているのか)について気になってしまいます.

    ジャズ

    物凄く曖昧な話で申し訳ありませんが、こちらか、直かでみた映像には50年代のジャズマン風の人達が演奏していたような気がします。それ自体には全く興味が無かったので、こんな人達も居たんだとの記憶だけが残っています。

    金日成はパルチザン闘争に青春を捧げた人で音楽どころではなかったでしょうし、ジャズが流行った頃は朝鮮戦争真っ盛りなので、そういう言い方になったのかもしれませんが、正日さんならば映画ばかりで金英柱さんに打ん殴られたとの逸話があるくらいなので、やはり、それはそれ、これはこれで対応していたのではないでしょうか。

    最近では爆風スランプのファンキー末吉さんの朝鮮「女の子バンド」へのロック指南が有名ですね。
    http://www.funkyblog.jp/cat6/

    「異例」

    コメントありがとうございます。「異例」の件、ろくに調べもせずに書いてしまい反省しています。いいわけですが、金正日時代、正確にはインターネットで北朝鮮の動画が今のように見られなかった時代は、ほとんどフォローできておりません。文献で、こういうことがあった、ああいうことがあったということを読むだけで、時々聞いていたラジオ放送を除き、一次資料にはほとんど触れるチャンスはありませんでした(その努力もしていないのですが)。そんなこともあり、みなさまからいろいろとコメントを頂くと、大変勉強になるという次第です。

    「朝鮮新報」で別コメントでご案内頂いた井上さんの記事を読もうとしたのですが、登録をしないと駄目なようでいったん断念しました。刷新された「朝鮮中央通信」サイトにも登録をしているので、登録自体には抵抗はないのですが、有料ということになると資金の出所を工夫しなければなりません。

    金日成さんの「教示」お説の扱い、お説の通りだと思います。拙ブログに書いたかどうか覚えておりませんが、聖書に書かれている言葉のようなものでいかようにでも(宗教)指導者が解釈できるようになっているのではないかと思います。その解釈権は、指導者にだけあるというのも特徴だと思うのですが。

    ただ、記事にも書きましたとおり、あのリズムは映画やドラマ中での扱いを見ていると、「教示」はともかくも、退廃した資本主義を象徴しているのではないかと思っています。

    2000年代初頭の韓国アーティスト、関心ゼロなので全くイメージがわきません。どこかに動画が転がっていないか、後で探して見比べてみます。

    > 件の映像をまだ見ていませんが、歓迎曲が無いのは過去、金正日総書記時代も会ったと思います。人民軍の体育館でバレーを観覧した時など、スポーツ観戦の場合です(記憶なので不確かですが)。
    > 朝鮮新報の記事によると、参加者曰く、何も知らされず、登場した時には皆仰天したとのことです。
    > 「教示」の件ですが、これが結構曖昧なもので、この場合招待されたチームを尊重して流したという感じでは無いでしょうか(この手の「〜は駄目です」、「〜しなければなりません」などの教示は様々に言われますが、その発言の時期や背景は無視されて切り取られ、教示の「絶対性」が強調されるのでやたらと「異例」とされる節があります)。
    > しかしユニフォームはたしかに「異例」な感じがしました。
    > 拍手については最近公演などでも観客の「ノリ」がいいように思います。最近の合唱団公演でも第一書記がその点に言及していたとおもいます。
    > その点は人々の思考の変化が見られると思います。2000年代初頭の韓国のアーティストの公演での反応と比べれば一目瞭然かと。

    子供を見る顔

    コメントありがとうございます。頂いたコメントの一部については、DPRKマニアさんへの返信に書きましたのでそちらをご参照下さい。インタビューの通訳ですが、比較的若い人がやっていますね。平壌外大を卒業したばかりのようにも見えます。

    お説のように子供に手を振るときの金正恩の顔はいつもの顔と違います。記事には書き忘れたのですが、立ちあがって拍手をする群衆に座るようなジェスチャーをするときの顔つきも、功勲合唱団の時にした顔つきとは全然違います。あのときは、かなり怖い顔をしていたと思うのですが、今回は微笑んでいます。軍人の演奏会だったということもあるのかもしれませんが、大きな差です。子供たちに手を振るあの笑顔は、やはりパパになったからなのでしょうか。

    軍事についても最終的には金正恩さんの決断だと思うのですが、だとしてもその決断に至らせる過程では周囲の影響力は大きいと思います。どう考えても「28歳のkid」が「白頭山の血」煮えたぎらせたとしても一人で決められる問題ではないと思います。右に左にぶれるのも、周囲の意見に翻弄されているのではないでしょうか。

    > DPRKマニアさんも言われていますが,
    > 何度か歓迎曲なしの場合もありました.
    > 昨年の牡丹峰楽団示範公演はなかったかと
    > 思います.
    > 拍手の件は,コート上でさらに拍手を
    > 求め,盛大なものに変わっている様子も
    > うかがえますが,昨年の音楽公演あたりから
    > このあたりの変化も見えますね.
    > インタビューを通訳もしっかりと映って
    > いることも新鮮さを感じます.
    > 途中のパフォーマンス時の子どもたちの
    > 演技に拍手を送る夫妻の様子は日ごろとは
    > 全く違う表情だと思います.今回の途中での
    > 音楽は,確かアメリカの楽団がやってきて
    > 北朝鮮交響楽団と一緒に演奏した際にも
    > やったような(韓国MBCのDVDを
    > 見ればわかるのですが,今手元にないので
    > 未確認)….
    > それにしても冒頭の仰るとおりの「ジャズ」
    > には驚きました.恐らく「締め」はするものの,
    > 多彩な外国文化,流行にも少しずつ触れさせて
    > いく必要性を実践形で説いていくという感じ
    > なのではないでしょうか.この部分においては,
    > いい方向だと思っています.
    > そうなると,やはり軍事関係は実際に金正恩さん
    > がどの程度まで任せているのか(指示している
    > というよりも,後で責任とらせてもいいように
    > 任せているのか)について気になってしまいます.

    Re: ジャズ

    コメントありがとうございます。「ジャズマン風の人の演奏」というのは、バスケットボールチームのテーマソングをジャズマン風の人が演奏していたということでしょうか。YouTubeで検索してみると何か出てくるかもしれませんので、情報を参考に後で検索してみようと思います。

    「金英柱さんに打ん殴られたとの逸話」は知りませんでした。別のコメントにも書きましたが、だるい感じの音楽は、「米帝」や「傀儡ども」のパーティー場面でよく使われます。記事が中断してしまっていますが、連続ドラマ「先端線」の中で技術者が米国らしき地に出張に行き、車で移動する場面で流れる曲はモランボン楽団が演奏するような西側の軽音楽でした。どうやら、あの手の曲は「退廃曲」のカテゴリーには属さないようです。

    ファンキー末吉さんなる人、全く知りませんでしたが、北朝鮮を訪問したという最近の記事を読み、初めて知りました。YouTubeに「北朝鮮女子ロックバンド」云々という動画が投稿されていたことは知っていたのですが、どうせろくでもないパロディーだと思い開きもしませんでしたが、本当の北朝鮮バンドだったとは。

    しかし、北朝鮮というのは、実におもしろい人選をしますね。ロッドマンであったり、ファンキー末吉さんであったり、何を基準にしているのでしょうか。

    > 物凄く曖昧な話で申し訳ありませんが、こちらか、直かでみた映像には50年代のジャズマン風の人達が演奏していたような気がします。それ自体には全く興味が無かったので、こんな人達も居たんだとの記憶だけが残っています。
    >
    > 金日成はパルチザン闘争に青春を捧げた人で音楽どころではなかったでしょうし、ジャズが流行った頃は朝鮮戦争真っ盛りなので、そういう言い方になったのかもしれませんが、正日さんならば映画ばかりで金英柱さんに打ん殴られたとの逸話があるくらいなので、やはり、それはそれ、これはこれで対応していたのではないでしょうか。
    >
    > 最近では爆風スランプのファンキー末吉さんの朝鮮「女の子バンド」へのロック指南が有名ですね。
    > http://www.funkyblog.jp/cat6/

    No title

    >「ジャズマン風の人の演奏」というのは、バスケットボールチームのテーマソングをジャズマン風の人が演奏していたということでしょうか。

    いや全然違いまして、たぶんモランボン楽団との共演かと思います。あくまでもチラ見で勘違いかもしれませんが、年齢やスタイルの古さから今までどこで演奏していたのかと印象に残っただけです。もちろん普段はクラシック等の奏者で、その時だけ無理をしてやっていたという可能性もありますが・・・。

    いえ、反省などととんでもございません。汗。
    確かに異例なことは異例で、教示も例えばどこかに施設を建設しようとした時、そこは景観を護らなければならぬという主席の教示があり、計画が流れたという話もありますし絶対は絶対のようです。
    ただよく「北朝鮮本」などで使われるのは面白おかしい感じでやたら切り取る感じなので指摘したまでです。
    金正恩時代、さらにいえば2009年の銀河水管弦楽団登場以降に音楽界(たしかこの頃からタップダンスやサックスのセッションなどの試みが見られます)がガラッと変わったので、観客もすんなり受け入れるのでしょう。
    韓国人の公演はたしかK-popアーティストの演目で観客が「ひいている」感じだったと思います。
    動画が何処かにあったかと…

    朝鮮新報の登録は無料ですので登録してみてはいかがでしょう。平壌支局発の記事などは特に参考になります。

    長々とすいません。最後に、新しい軍指導の記録映画が出ましたが、終盤に党中央軍事委員会拡大会議の様子が映り、張成沢氏も参加していましたが、尊銜入りの銃を渡す場面が印象的でした。

    新しい軍指導記録映画

    コメントありがとうございます。お説のとおり、パロディー的「北朝鮮本」ではそのような扱いをしているものがよくありますね。それをパロディーと分かって読むのであればそれはそれでよいのでしょうが、大方の読者が本当にそうなのだと思ってしまうところが問題だと思います。これ、昨日記事にした井上さんの発言にも繋がる話だと思います。

    何の公演かは忘れてしまいましたが、YouTubeで適当に北朝鮮動画を眺めていた際、タップダンスを見た記憶があります。オッと思ったのですが、あまり深く追求しませんでした。

    k-popで観客が引く、何となく想像できます。私など未だに引いていますから。「カンナム・スタイル」など全く理解できません。どうも「タンスメ」の方が分かりやすくてよいです。

    「朝鮮新報」、無料であれば早速登録してみます。登録して調べれば分かるのでしょうが、あれは日本語、朝鮮語どちらがオリジナル言語なのでしょうか。

    「新しい軍指導記録映画」uriminzokkiriにはまだアップロードされていないようです。「統一放送」のサイトはまだ見に行っていませんが、早くみたいです。

    > いえ、反省などととんでもございません。汗。
    > 確かに異例なことは異例で、教示も例えばどこかに施設を建設しようとした時、そこは景観を護らなければならぬという主席の教示があり、計画が流れたという話もありますし絶対は絶対のようです。
    > ただよく「北朝鮮本」などで使われるのは面白おかしい感じでやたら切り取る感じなので指摘したまでです。
    > 金正恩時代、さらにいえば2009年の銀河水管弦楽団登場以降に音楽界(たしかこの頃からタップダンスやサックスのセッションなどの試みが見られます)がガラッと変わったので、観客もすんなり受け入れるのでしょう。
    > 韓国人の公演はたしかK-popアーティストの演目で観客が「ひいている」感じだったと思います。
    > 動画が何処かにあったかと…
    >
    > 朝鮮新報の登録は無料ですので登録してみてはいかがでしょう。平壌支局発の記事などは特に参考になります。
    >
    > 長々とすいません。最後に、新しい軍指導の記録映画が出ましたが、終盤に党中央軍事委員会拡大会議の様子が映り、張成沢氏も参加していましたが、尊銜入りの銃を渡す場面が印象的でした。

    朝鮮新報は朝鮮語がメインというか、朝鮮語と日本語版では記事が同じものもあれば違うものもあります。日本語版のほうが相対的に政治色が薄いかなと。

    記録映画、もし無ければhttp://www.youtube.com/watch?v=hX1CsqKQNtA&feature=youtube_gdata_player
    こちらからどうぞ。

    ところで、朝鮮中央通信は登録すると何か違いはあるのでしょうか?

    朝鮮中央通信の登録

    コメントありがとうございます。「朝鮮新報」登録をして記事を読んでいたところです。お説のとおり、日朝で異なる記事もありますね。全体としては朝鮮語の方が記事が多いので、やはりこちらがメインのような気がします。

    記録映画のurlありがとうございます。初めの部分を少し眺めました。今夜にでもゆっくりと鑑賞しようと思います。

    朝鮮中央通信の登録ですが、何も変わりません。HPを刷新した際に、これからは登録しないと読めなくなるのかと思い登録したのですが、ログオンしなくても不便なことは全く起こっていません。

    > 朝鮮新報は朝鮮語がメインというか、朝鮮語と日本語版では記事が同じものもあれば違うものもあります。日本語版のほうが相対的に政治色が薄いかなと。
    >
    > 記録映画、もし無ければhttp://www.youtube.com/watch?v=hX1CsqKQNtA&feature=youtube_gdata_player
    > こちらからどうぞ。
    >
    > ところで、朝鮮中央通信は登録すると何か違いはあるのでしょうか?

    No title

    DPRKマニアさんが仰るとおり,
    K-POPの公演では会場の皆さん
    “引いて”いました.何かとんでも
    ないものを見てしまったという感じ
    でした.私が見たのは韓国のMBCが
    朝鮮中央放送テレビと協力して収録
    放映したもので,1998年ごろだった
    ように記憶しています.韓国のグル
    ープ歌手のフィンクルやジェクスキ
    ッヅ,忘れましたが演歌歌手も出て
    いたと思います.軍人はじめ多くの
    党幹部も見ていましたが,一様に
    皆さん固まっていたのが印象的でし
    た.その映像の記憶があるため,
    最近の北朝鮮の変貌には隔世の感が
    あります.

    No title

    先ほどの私の情報を訂正します.
    今確認してみたら,2000年SBS放映
    「平和親善音楽会」でした.

    k-pop

    こめんとありがとうございます。k-popを北朝鮮で放送したということですね。勘違いしておりました。早速、教えて頂いたリンクを見てみます。

    > DPRKマニアさんが仰るとおり,
    > K-POPの公演では会場の皆さん
    > “引いて”いました.何かとんでも
    > ないものを見てしまったという感じ
    > でした.私が見たのは韓国のMBCが
    > 朝鮮中央放送テレビと協力して収録
    > 放映したもので,1998年ごろだった
    > ように記憶しています.韓国のグル
    > ープ歌手のフィンクルやジェクスキ
    > ッヅ,忘れましたが演歌歌手も出て
    > いたと思います.軍人はじめ多くの
    > 党幹部も見ていましたが,一様に
    > 皆さん固まっていたのが印象的でし
    > た.その映像の記憶があるため,
    > 最近の北朝鮮の変貌には隔世の感が
    > あります.

    平和親善

    コメントありがとうございます。何はともあれ、「平和親善」と言っているのが第一だと思います。

    > 先ほどの私の情報を訂正します.
    > 今確認してみたら,2000年SBS放映
    > 「平和親善音楽会」でした.
    プロフィール

    川口智彦

    Author:川口智彦
    「크는 아바이(成長するオッサン)」

    ブログの基本用語:
    「元帥様」=金正恩朝鮮労働党委員長(上の絵の人物)、2016年12月20日から「最高領導者同志」とも呼ばれる
    2021年1月11日から「総秘書同志」
    「首領様」=金日成主席
    「将軍様」=金正日総書記
    「政治局員候補」=金ヨジョン(「元帥様」の妹)、2018年2月11日から「第1副部長同志」とも
    「白頭の血統」=金一族
    「大元帥様達」=「首領様」と「将軍様」
    「女史」=李雪主夫人(2018.07.26より「同志」に)

    우 그림은 충정 담아 아이가 그린 경애하는 김정은원수님이십니다.


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