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    「主体朝鮮の国防力一大誇示、地上対地上中長距離戦略弾道弾ロケット『火星ー10』試験発射で成功、敬愛する金正恩同志が地上対地上中長距離戦略弾道弾ロケット『火星-10』試験発射を現地で指導された」:SLBMではなかった、日本への配慮、「先制核使用」へ再び転換か、「戦略核兵力」の「唯一的領導」、「火星」は? (2016年6月23日 「朝鮮中央通信」)

    <追記2>
    『労働新聞』に写真が掲載された。

    通常はこのぐらいの角度で発射するのか。
    2016-6-23-1-04.jpg
    Source: 『労働新聞』, http://www.rodong.rep.kp/ko/index.php?strPageID=SF01_02_02&newsID=2016-06-23-0001_photo

    2016-6-23-1-02.jpg
    Source: 『労働新聞』, http://www.rodong.rep.kp/ko/index.php?strPageID=SF01_02_02&newsID=2016-06-23-0001_photo

    しかし、今回は飛距離を減らすために垂直に立てた。
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    Source: 『労働新聞』, http://www.rodong.rep.kp/ko/index.php?strPageID=SF01_02_02&newsID=2016-06-23-0001_photo

    発射の瞬間。
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    Source: 『労働新聞』, http://www.rodong.rep.kp/ko/index.php?strPageID=SF01_02_02&newsID=2016-06-23-0001_photo

    東海岸で実験。
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    Source: 『労働新聞』, http://www.rodong.rep.kp/ko/index.php?strPageID=SF01_02_02&newsID=2016-06-23-0001_photo

    上昇するミサイル。
    2016-6-23-1-12.jpg
    Source: 『労働新聞』, http://www.rodong.rep.kp/ko/index.php?strPageID=SF01_02_02&newsID=2016-06-23-0001_photo

    大満足の「元帥様」。この間、タバコの吸い殻は1本のみ。減煙も成功中。
    IMGP8818.jpg
    Source: 『労働新聞』, http://www.rodong.rep.kp/ko/index.php?strPageID=SF01_02_02&newsID=2016-06-23-0001_photo

    失敗を重ねたので喜びも大きい様子。10度目の正直となったようだ。
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    Source: 『労働新聞』, http://www.rodong.rep.kp/ko/index.php?strPageID=SF01_02_02&newsID=2016-06-23-0001_photo

    横線のグラフの値は読み取れないが、上昇落下のグラフはよく分かる。
    2016-6-23-1-13.jpg
    Source: 『労働新聞』, http://www.rodong.rep.kp/ko/index.php?strPageID=SF01_02_02&newsID=2016-06-23-0001_photo

    ***********************

    23日、「朝鮮中央通信」が、「地上対地上中長距離前略弾道弾ロケット『火星-10』試験発射で成功」と報じた。「火星-10」ということは、「火星」1~9号まであるということになるが、これらは全て失敗だったということなのだろう。4月から北朝鮮は「ムスダン」と言われるミサイルを発射してきたが、韓国軍が発表した発射数では6発ぐらいだったはずである。捕捉できていない発射があるのかもしれないが、10度目の成功ということなのだろう。

    以下、「朝鮮中央通信」より主要部分訳出。

    ****************
    国防科学部門に対する敬愛する金正恩同志のたゆまぬ現地指導と細心な教えの中で、我々の国防科学戦士は、主体朝鮮の核攻撃能力を百倍強化することにおいて大きな意義を持つ地上対地上中長距離戦略弾道ロケット「火星-10」試験発射を成功裏に行った。
    국방과학부문에 대한 경애하는 김정은동지의 끊임없는 현지지도와 세심한 가르치심속에서 우리의 국방과학전사들은 주체조선의 핵공격능력을 백방으로 강화하는데서 거대한 의의를 가지는 지상대지상중장거리전략탄도로케트 《화성-10》시험발사를 성공적으로 진행하였다.

    敬愛する金正恩同志を李万建同志、李炳哲同志、金ジョンシク同志、ユ・ジン同志をはじめとした朝鮮労働党中央委員会核心幹部と朝鮮人民軍戦略軍事司令官である戦略軍大将金ラクキョム同志、政治委員戦略軍中将朴ヨンレ同志が迎えた。
    경애하는 김정은동지를 리만건동지,리병철동지,김정식동지,유진동지를 비롯한 조선로동당 중앙위원회 책임일군들과 조선인민군 전략군사령관인 전략군대장 김락겸동지,정치위원 전략군중장 박영래동지가 맞이하였다.

    敬愛する金正恩同志は、監視所で地上対地上中長距離戦略弾道ロケット「火星-10」試験発射計画を聴取され、試験発射を行うことに関する命令を下された。
    경애하는 김정은동지께서는 감시소에서 지상대지상중장거리전략탄도로케트 《화성-10》시험발사계획을 청취하시고 시험발사를 진행할데 대한 명령을 주시였다.

    地上対地上中長距離戦略弾道ロケット「火星-10」試験発射は、弾道ロケットの最大射距離を想定し、高角度発射態勢で行われた。
    지상대지상중장거리전략탄도로케트 《화성-10》시험발사는 탄도로케트의 최대사거리를 모의하여 고각발사체제로 진행되였다.

    敬愛する金正恩同志が見守られる中、雷のような爆音を轟かせながら自走発射台を離脱した弾道ロケットは、予定飛行軌道にしたがい、最大頂点高度1413.6kmまで上昇飛行し、400km前方の予定された目標水域に正確に落弾させた。
    경애하는 김정은동지께서 지켜보시는 가운데 천둥같은 폭음을 터뜨리며 자행발사대를 리탈한 탄도로케트는 예정비행궤도를 따라 최대정점고도 1,413.6㎞까지 상승비행하여 400㎞ 전방의 예정된 목표수역에 정확히 락탄되였다.

    試験結果、システムを現代化した我々式の弾道ロケットの飛行動力学特性と安定性及び操縦性、新たに設計された構造と動力計等に関する技術的特性が確証され、再突入区間での弾道部耐熱特性と飛行安定性も検証された。
    시험결과 체계를 현대화한 우리 식 탄도로케트의 비행동력학적특성과 안정성 및 조종성,새로 설계된 구조와 동력계통에 대한 기술적특성이 확증되였으며 재돌입구간에서의 전투부 열견딤특성과 비행안정성도 검증되였다.

    今回の試験発射を通して、今後の戦略兵器システム開発のための確固とした科学技術的保証を得ることができた。
    이번 시험발사를 통하여 앞으로의 전략무기체계개발을 위한 확고한 과학기술적담보를 마련하게 되였다.

    戦略兵器の今回の実験は、周辺国の安全に僅かな影響も与えることなく、成功裏に行われた。
    전략무기의 이번 시험발사는 주변국가의 안전에 사소한 영향도 주지 않고 성과적으로 진행되였다.

    敬愛する金正恩同志は、敵共はもちろん、全世界が今回の弾道ロケット飛行快挙だけを見ても、中長距離戦略弾道ロケットの能力をはっきりと評価できるであろうと仰りながら、太平洋作戦地帯内の米国野郎共を全面的、現実的に攻撃できる確実な能力を持つことになったと自信に満ちた様子で話されました。

    경애하는 김정은동지께서는 적들은 물론 전세계가 이번 탄도로케트의 비행궤적만 보고도 중장거리전략탄도로케트의 능력을 바로 평가할수 있을것이라고 하시면서 태평양작전지대안의 미국놈들을 전면적이고 현실적으로 공격할수 있는 확실한 능력을 가지게 되였다고 신심에 넘쳐 말씀하시였다.

    敬愛する金正恩同志は、米国をはじめとした敵対勢力の恒常的な威嚇から我が祖国と人民の安全を確固として保障するためには、我々も敵共を恒常的に威嚇できる強力な攻撃手段を持たなければならないと仰りながら、先制核攻撃能力を持続的に拡大強化しながら、多様な戦略攻撃兵器を継続して研究開発しなければならないと仰った。
    경애하는 김정은동지께서는 미국을 비롯한 적대세력들의 항시적인 위협으로부터 우리 조국과 인민의 안전을 확고히 담보하려면 우리도 적들을 항시적으로 위협할수 있는 강력한 공격수단을 가져야 한다고 하시면서 선제핵공격능력을 지속적으로 확대강화해나가며 다양한 전략공격무기들을 계속 연구개발하여야 한다고 말씀하시였다.

    敬愛する金正恩同志は、我々が相手にしなければならない本当の敵は核戦争それ自体であると仰りながら、我々は米帝の核威嚇から祖国と人民と我々の革命を保衛するために、核攻撃能力を不断に高めなければならないと仰った。
    경애하는 김정은동지께서는 우리의 핵무력이 상대해야 할 진짜 적은 핵전쟁 그자체라고 하시면서 우리는 미제의 핵위협으로부터 조국과 인민과 우리 혁명을 보위하기 위하여 핵공격능력을 부단히 키워나가야 한다고 하시였다.

    敬愛する金正恩同志は、今回の発射は、我が国の核攻撃能力を一層強化する重要な契機となったと仰りながら、戦略的核兵力に対する唯一的領導と唯一的管理体系をさらに徹底して打ち立てることについて強調された。
    경애하는 김정은동지께서는 이번 시험발사는 우리 국가의 핵공격능력을 더한층 강화하는 중요한 계기로 되였다고 하시면서 전략적핵무력에 대한 유일적령도와 유일적관리체계를 더욱 철저히 세울데 대하여 강조하시였다.

    敬愛する金正恩同志は、国防科学部門の幹部と科学者、技術者が、今日の成果に満足せず、さらに奮発して立ち上がり、戦略的攻撃手段をより高い水準で完成し、国防科学研究と軍需生産で新たな奇跡と革新を巻き起こすであろうという大きな期待と確信を表明された。
    경애하는 김정은동지께서는 국방과학부문의 일군들과 과학자,기술자들이 오늘의 성과에 만족하지 말고 더욱 분발하여 떨쳐나 전략적공격수단들을 보다 높은 수준에서 완성하며 국방과학연구와 군수생산에서 새로운 기적과 혁신을 일으켜나가리라는 크나큰 기대와 확신을 표명하시였다.(끝)

    KCNA 2016/06/23, 주체조선의 국방력 일대 과시,지상대지상중장거리 전략탄도로케트 《화성-10》시험발사에서 성공
    경애하는 김정은동지께서 지상대지상중장거리전략탄도로케트《화성-10》시험발사를 현지에서 지도하시였다
    ******************

    このところのミサイル発射は、SLBMの実験継続かと思っていたが、どうやらそうではなかったようだ。SLBMについては、取りあえず「完全成功」ということで一段落付いたということなのだろう。地上発射であれば、テストベンチで行った弾道部分の大気圏再突入試験を「行った」と発表するとは思っていたが、やはり耐熱性と再突入後の落下コースについても「成功」であったとしている。

    高角度で発射しているのは、日本領空を通過させないための措置であったのだろう。特に、弾頭を切り離し、再突入まで兼ねた実験だったとすると、失敗して日本の領海、場合によっては日本の領土への落下可能性を危惧したのであろう。

    「元帥様」は、「先制核攻撃能力を継続的に強化拡大」すると言っている。「元帥様」は、「第7回党大会」で「核先制不使用」を言っておきながら、今回「先制核攻撃能力を継続的に強化拡大」と全く逆の発言をしている。

    それと関連し「戦略的核兵力に対する唯一的領導と唯一的管理体系をさらに徹底して打ち立てる」とも言っているが、「第7回党大会」における「先制不使用」発言は、「唯一的領導」が徹底していなかったために、「宗派」や「反動分子」に言わされてしまったとでも言いたいのであろうか。

    「火星」というミサイルのネーミングもおもしろい。北朝鮮は、「地球観測衛星運搬ロケット」には、「それらしい」名前を付けてきたが、弾道ミサイルには名前など付けなかった。「ノドン」にしても「ムスダン」にしても、西側が勝手に付けたコードネームである。学生時代、『朝日新聞』に「ノドン」と書いてあったので、「北朝鮮では『ロドン』と発音するのだから、『ロドン』と書くべきだ」と電話したことがあるが、同新聞の担当者は「西側のコードネームが『ノドン』なのだから、『ノドン』で間違いない」と教えてくれた。話がそれたが、「火星(ファソン=화성)」という名前はどこから出てきたのだろうか。核爆弾=「火」というイメージなのかもしれない。

    しばらくすると、写真が公開されると思うが、出てきたら追記する。

    <追記>
    米国と国連の動きである。米国務省定例記者会見で、今回の発射について質問が出され、報道官は、「米国はこの問題を国連安保理で提起している」と述べている。また、現行の「最強の対北朝鮮制裁」(報道官談)の効果について質問され、「制裁の効果が出るには時間が要する」と答えている。「どれほどの時間なのか」や「オバマ政権終了までに効果が出るのか」等の質問については答えていない。新しい話としては、「北朝鮮の宇宙科学者(弾道ミサイル科学者)が、インドでトレーニングを受けている」というものがあった。報道官は、「聞いていない」と。これについては、米国務省としては認識しているようなことを記者が言っているので、これについては追って確認する。

    U.S. Department of State, Daily Press Conference, http://www.state.gov/r/pa/prs/dpb/2016/06/258980.htm#NORTHKOREA

    一方、国連安保理では「報道声明」を出す方向で検討に入ったと。しかし、今年に入り、既に6回(1/6, 2/7, 4/15, 4/25, 6/1)も報道声明を出しているが、北朝鮮の耳には入っていないようだ。

    別記事にした「北東アジア協力対話」では、北朝鮮は強気の姿勢を崩しておらず、そのタイミングで「ミサイル発射実験成功」を発表しているところからすると、崔ソンフィ副局長は従来の立場を表明しに出かけただけのようだ。今日(23日)も会議は継続しているはずなので、どのようなことが話し合われているのか。北朝鮮の挑発を受けて北朝鮮非難一色になるのか、あるいは、中国が何らかの仲裁案を出してくるのか。

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    No title

    お世話になります。
    「火星」の名前の由来は不明ですが、一説では件の「ノドン」は「木星」と呼ばれているようです。
    アメリカには「ジュピター」というミサイル(とロケット)、「サターン」という名のロケットがあるので、案外アメリカを意識しているのかもしれません。
    アメリカの場合はトライデントとか神話が由来だったり、単に「木星」の次だからというだけのアバウトな理由で「土星」だったりなのですが、北朝鮮も星にまつわる神話のようなものがあるのでしょうか?

    ちなみにこのテのミサイルは垂直に立てて発射するのが普通です。

    No title

    ファソン(火星)シリーズはスカッドミサイルの改良版から始まっていてそれがファソン6と呼ばれています。
    おそらく開発中止や失敗があったため欠番になった可能性があります。
    失敗して事故が起きた開発番号をそのまま使うのは不吉でもありますから
    パレードに出てくるファソン10より長く感じます改良したのかもしれません。
    高角度発射は通常に比べて技術力が高くないとできないものです。
    発射台で爆発したのは推力が足りず重力に負けて落下したのが原因かもしれません。
    過去にソ連でのミサイル・ロケット発射で上にあがったもののすぐに元の位置に落下してくるパターンが多くありました。
    ファソンの由来はミサイル(火)と軍の星(赤星)をかけているのかも
    自走型TELでロシアのTELの改造に見えます。
    中国はTELの開発が遅れているのか通常のトラックにミサイルをわけて載せたり(移動専用)
    先端が見えたまま(わざと?)走るものしかありません。
    KN-08のTELは自強力かICBMのTELの開発実績があるロシアが強く関わっているようです。
    DF-41という中国のICBMが開発中ですが初めてTELに乗せて発射までできるタイプが登場予定です。
    しかしファソン10の名前のカッコよさと写真でのカッコよさは素晴らしいものです。
    ”周辺諸国の安全にいささかも影響はなかった”
    この一文はあえて加えたのでしょうかね?

    Re: No title

    コメントありがとうございます。wikipediaのリストを見ると、日本の運搬ロケットは型式番号だけのようですね。登載されている衛星にはそれらしい名前が付けられていますが、花が多いようです。北朝鮮が星の名称を付けているのは、国旗に星が付いているから。明けの明星、つまり金星については、「偉人」のエピソードの中で読んだ記憶があるのですが、「火星」については記憶がありません。

    ミサイル発射台、確かにそうですね。発射後の軌道調節で角度を決めるのでしょうね。斜めの状態と縦の状態を写真で見せているのは、実態と異なるながらも「高角度」を分かりやすくするためなのでしょうか。私のような勘違いをする朝鮮人民も多そうです。



    > お世話になります。
    > 「火星」の名前の由来は不明ですが、一説では件の「ノドン」は「木星」と呼ばれているようです。
    > アメリカには「ジュピター」というミサイル(とロケット)、「サターン」という名のロケットがあるので、案外アメリカを意識しているのかもしれません。
    > アメリカの場合はトライデントとか神話が由来だったり、単に「木星」の次だからというだけのアバウトな理由で「土星」だったりなのですが、北朝鮮も星にまつわる神話のようなものがあるのでしょうか?
    >
    > ちなみにこのテのミサイルは垂直に立てて発射するのが普通です。

    Re: No title

    情報ありがとうございます。火星シリーズは、今回のように北朝鮮メディアが火星(ファソン)と報じていたのでしょうか。当時は全くフォローしていなかったので分からないのですが、ご教授下さい。

    外国のロケット発射実験の失敗映像を見ていると、確かに少し浮き上がった後に落ちて爆発するものは多いですね。別の方のコメントを拝読し、ロケットの発射台についてざっと調べてみたのですが、垂直に発射する理由は「最も重力の影響を受けにくいから」というようなことが書かれているページもありました。私は、この辺りの分野は非常に苦手でして、「そうなのかな」という程度の理解しかできなかったのですが。

    諸外国のミサイル搭載車両の写真はまだ見ていないのですが、弾頭部分を保護するようなバンパーがあるのが今回の映像ではおもしろかったです。軍事パレードでもあのバンパーがあり、発車するときにどのような動きをするのかと思っていたのですが、あそこをまず倒してから、ミサイルを地面に降ろすように立てるということが分かりました。

    「”周辺諸国の安全にいささかも影響はなかった”」ですが、きちんと振り返ってはいませんが、いつもは「周辺海域」云々と言っていたような。

    今回の報道でもう一つおもしろかったのは、「何回もの失敗を繰り返しながら」と書かれていた点です。韓国軍などの監視能力を認めるようなことを敢えて書いたのは、よほど嬉しかったのか、成功の意義が大きかったからなのだろうなと思いました。


    > ファソン(火星)シリーズはスカッドミサイルの改良版から始まっていてそれがファソン6と呼ばれています。
    > おそらく開発中止や失敗があったため欠番になった可能性があります。
    > 失敗して事故が起きた開発番号をそのまま使うのは不吉でもありますから
    > パレードに出てくるファソン10より長く感じます改良したのかもしれません。
    > 高角度発射は通常に比べて技術力が高くないとできないものです。
    > 発射台で爆発したのは推力が足りず重力に負けて落下したのが原因かもしれません。
    > 過去にソ連でのミサイル・ロケット発射で上にあがったもののすぐに元の位置に落下してくるパターンが多くありました。
    > ファソンの由来はミサイル(火)と軍の星(赤星)をかけているのかも
    > 自走型TELでロシアのTELの改造に見えます。
    > 中国はTELの開発が遅れているのか通常のトラックにミサイルをわけて載せたり(移動専用)
    > 先端が見えたまま(わざと?)走るものしかありません。
    > KN-08のTELは自強力かICBMのTELの開発実績があるロシアが強く関わっているようです。
    > DF-41という中国のICBMが開発中ですが初めてTELに乗せて発射までできるタイプが登場予定です。
    > しかしファソン10の名前のカッコよさと写真でのカッコよさは素晴らしいものです。
    > ”周辺諸国の安全にいささかも影響はなかった”
    > この一文はあえて加えたのでしょうかね?
    プロフィール

    川口智彦

    Author:川口智彦
    「크는 아바이(成長するオッサン)」

    ブログの基本用語:
    「元帥様」=金正恩朝鮮労働党委員長(上の絵の人物)、2016年12月20日から「最高領導者同志」とも呼ばれる
    2021年1月11日から「総秘書同志」
    「首領様」=金日成主席
    「将軍様」=金正日総書記
    「政治局員候補」=金ヨジョン(「元帥様」の妹)、2018年2月11日から「第1副部長同志」とも
    「白頭の血統」=金一族
    「大元帥様達」=「首領様」と「将軍様」
    「女史」=李雪主夫人(2018.07.26より「同志」に)

    우 그림은 충정 담아 아이가 그린 경애하는 김정은원수님이십니다.


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