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    「敬愛する金正恩同志が現代的に改築された金カップ体育人総合食料工場を現地指導された」:崔龍海と金ヨジョン再び同行 (2016年1月23日 『労働新聞』)

    23日付けの『労働新聞』に、「元帥様」が食料工場を視察したという記事が掲載された。記事の内容は読んでいないが、崔龍海と金ヨジョンが同行している。2人の同行については過去記事にも書いたが、金ヨジョンも「党創建70周年閲兵式」での不祥事で謹慎期間があり、崔龍海も何らかの理由で謹慎期間があり、同時にそれが解かれて復活したということもありそうだ。

    例によって小さく写った金ヨジョン。義理のお父さん(=崔龍海?)の肩にちょこんと乗っているところがポイント。お兄さんと義理のお父さんもニコニコ。今回初めてではないが、崔龍海、「元帥様」仕様のコートを着用(丈を短くして差は付けている)。
    2016-01-23-01-17.jpg
    Source: 『労働新聞』、「경애하는 김정은동지께서 현대적으로 개건된 금컵체육인종합식료공장을 현지지도하시였다」、http://www.rodong.rep.kp/ko/index.php?strPageID=SF01_02_01&newsID=2016-01-23-0001

    こちらは他の人の肩に乗っかっているのだが・・・
    2016-01-23-01-04.jpg
    Source: 『労働新聞』、「경애하는 김정은동지께서 현대적으로 개건된 금컵체육인종합식료공장을 현지지도하시였다」、http://www.rodong.rep.kp/ko/index.php?strPageID=SF01_02_01&newsID=2016-01-23-0001

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    昔で言うクレムリノロジストは。。

    記事掲載、何時もお疲れさまです。

    クレムリノロジストとの表現だったと記憶します。これに比すなら、日本風に言うと、例えば小沢対反小沢、或いはその逆とか、はたまた序列とか、外交含めた政策の本質かつその変化とは、何の関係も無いとは思うんですが。。日本はそう言うことかも知れませんが、それを持って北を観察してもねぇ~~

    以下、ご承知のことでしょうが、参考までに。

    朝鮮核問題に関する中国側論調(1・26)
    http://www.ne.jp/asahi/nd4m-asi/jiwen/thoughts/2016/766.html
    「1月26日付の環球時報が朝鮮外務省軍縮平和研究院の崔恩珠研究員署名文章「平和協定締結が朝鮮南北統一の早道」を掲載したのもその一つです。しかも同紙は、1月16日付で韓国慶熙大学の周允在教授署名文章「朝鮮核、各国はこれ以上バラバラに動くことは許されない」も掲載しています。環球時報の注目を要する社説及び中国の専門家の興味ある主張もこれまでに1月14日付、同15日付、同18日付及び同20日付のコラムで紹介してきました。」

    「韓国の周允在文章は、アメリカが中心となって進めてきた朝鮮に対する「アメとムチ」の政策は、もはやカードを出し尽くしてしまっていて、これ以上の効能は期待できないとし、今議論されているのはムチの範囲と規模を拡大することに過ぎないと指摘しています。そして、「米韓は朝鮮敵視政策を放棄しなければならないことは疑問の余地のないところだ。そうでないと、朝鮮は核開発を停止することはあり得ないからだ」と、私から見れば至極まっとうな主張を行っています。ちなみに、周允在文章の今一つ興味深い指摘は、朝鮮の核開発に利益を見出しているのは日本だとし、

    Re: 昔で言うクレムリノロジストは。。

    コメントありがとうございます。関連記事、昨日書き、ご紹介いただいた記事に関する事項も書きました。「クレムリノロジー」、懐かしい言葉ではありますが、拙ブログのテーマは「ピョンヤノロジー」とでもいえるかもしれません。とにかく、見えるものが限られている状況の中、スパイ衛星で監視したり、スパイを送り込んだりする以外には、こうしたことことから観察する以外は困難と思われます。とにかく、入手可能な材料を使って、観察するしかないですね。

    > 記事掲載、何時もお疲れさまです。
    >
    > クレムリノロジストとの表現だったと記憶します。これに比すなら、日本風に言うと、例えば小沢対反小沢、或いはその逆とか、はたまた序列とか、外交含めた政策の本質かつその変化とは、何の関係も無いとは思うんですが。。日本はそう言うことかも知れませんが、それを持って北を観察してもねぇ~~
    >
    > 以下、ご承知のことでしょうが、参考までに。
    >
    > 朝鮮核問題に関する中国側論調(1・26)
    > http://www.ne.jp/asahi/nd4m-asi/jiwen/thoughts/2016/766.html
    > 「1月26日付の環球時報が朝鮮外務省軍縮平和研究院の崔恩珠研究員署名文章「平和協定締結が朝鮮南北統一の早道」を掲載したのもその一つです。しかも同紙は、1月16日付で韓国慶熙大学の周允在教授署名文章「朝鮮核、各国はこれ以上バラバラに動くことは許されない」も掲載しています。環球時報の注目を要する社説及び中国の専門家の興味ある主張もこれまでに1月14日付、同15日付、同18日付及び同20日付のコラムで紹介してきました。」
    >
    > 「韓国の周允在文章は、アメリカが中心となって進めてきた朝鮮に対する「アメとムチ」の政策は、もはやカードを出し尽くしてしまっていて、これ以上の効能は期待できないとし、今議論されているのはムチの範囲と規模を拡大することに過ぎないと指摘しています。そして、「米韓は朝鮮敵視政策を放棄しなければならないことは疑問の余地のないところだ。そうでないと、朝鮮は核開発を停止することはあり得ないからだ」と、私から見れば至極まっとうな主張を行っています。ちなみに、周允在文章の今一つ興味深い指摘は、朝鮮の核開発に利益を見出しているのは日本だとし、

    理解は出来るのですが

    先生ご指摘の件、言わんとされるのは理解出来ない訳ではありません。

    が、日本では、昔々のロン・ヤス以来か知りませんが、どうも外交をその手の短絡的な個人関係に落とし込んで~国内政局の延長で捉える思考を脱して無いことに起因してるから~悦に入るキライがあるので。

    換言すると、例えば、チャソンテクが、現在居ようが居まいが、北と中国との現在の様な葛藤は、度数の差があっても、さしたる違いは無いと思います。

    何故なら、政局ではなく政策の問題なんで。政局は個人に尽きますが、政策は集団かつその指導者の意思の反映ですから。
    そしてこの場合、個人云々は、ほぼ意味をなさないのでは?

    より一層政策の解説をお願い致します。
    一般向けブログと言う限界があるとは思いますが、頑張って欲しいです。

    以下、直接に関連しませんが、参考までに。

    「安倍政権(というより、安倍首相)は、プーチンの訪日を実現しさえすれば、領土問題打開に繋がるかの如き印象をばらまくことに腐心していますが、プーチンが訪日するとしても、それを領土問題に対するロシアの「前向き」の姿勢の表れなどとは誤解しないことが肝要でしょう。もちろん、プーチンは百戦錬磨の政治家ですから、領土問題を「エサ」にして日本からの経済協力を最大限に引き出そうとしていることは素人でも分かることですが、そのプーチンにすがりついて、「個人的信頼関係」とやらで領土問題についても何とか進展をと安倍首相が考えているのであるとすれば、それは脳天気以外の何ものでもないでしょう。」
    http://www.ne.jp/asahi/nd4m-asi/jiwen/thoughts/2016/767.html

    Re: 理解は出来るのですが

    コメントありがとうございます。解説というような代物ではありませんが、思っていることは、以下のとおりです。

    張成沢がいようがいまいが、北朝鮮と中国の関係は基本的に同じであるはずです。ご指摘のように「度数の差があっても」変わりません。これは、中国や北朝鮮のように権力が一極に集中している(とりあえず、それが民主主義的体制であるか否かはさておいて)場合は、なおさらです。参考までに書いておけば、日本の自民党政権内(民主党でも同じこと)でのブレの幅、米国の民主党政権内(共和党でも同じこと)でのブレの幅よりも、ずっと小さいはずです。

    ただ、金正恩体制の場合、まだ軍部と党の間で彼が揺れ動いているような印象を受けています。上に書いたように、権力が一極に集中しているだけに、その一極が動くと結果として大きな揺れとなります。権力が集中していれば、揺れないはずなのである意味、矛盾したように思えるかもしれませんが、北朝鮮の場合、表面上の権力集中とその揺らぎを作る勢力があるような気がしています。その意味では、揺らぎを作る勢力の頭目、例えば、張成沢などが金正恩の決定に影響を及ぼすこともあり得ると思います。もちろん、最終的には金正恩次第ですから、その揺らぎが必ず反映される保証はありません。

    上手く表現できませんが、このぐらいでご勘弁下さい。

    安倍訪露と北方領土問題ですが、安倍自身は8月の参院選に向けて点数稼ぎをしたいのだと思います。プーチンは、西側との関係が悪化している中、日本を取り込もうとしているのでしょう。まあ、甘利問題で苦しくなっている安倍政権ですから、なおさらプーチンはラブコールを送ることでしょうが、8月の参院選前に安倍政権が点数を得られる、つまり北方領土問題を進展させることなどできないと思っています。日ロ関係はそれほど真面目に勉強していませんから、安倍訪露でロシアが何を日本に要求するのか(経済協力?)、あるいは訪露自体で満足するのか分かりませんが、そもそも安倍とプーチンの個人的関係すらない中、「脳天気以外の何ものでもない」と私も思います。

    この返信、昨夜書いたのですが、「不正な投稿」として処理できませんでした(管理者である私すら無理でした)。どうやら、「生かすも(こ)・・・ろ・・・すも」という(括弧内は漢字に、点を抜いた部分)が表現として問題となっていたようです。以前、別の方が「しょ・・・じょ」(漢字で)を投稿されたときも「不正」扱いとなったというご連絡を頂きました。登録されているいくつかの不穏な単語は引っかかってしまうようですね。

    > 先生ご指摘の件、言わんとされるのは理解出来ない訳ではありません。
    >
    > が、日本では、昔々のロン・ヤス以来か知りませんが、どうも外交をその手の短絡的な個人関係に落とし込んで~国内政局の延長で捉える思考を脱して無いことに起因してるから~悦に入るキライがあるので。
    >
    > 換言すると、例えば、チャソンテクが、現在居ようが居まいが、北と中国との現在の様な葛藤は、度数の差があっても、さしたる違いは無いと思います。
    >
    > 何故なら、政局ではなく政策の問題なんで。政局は個人に尽きますが、政策は集団かつその指導者の意思の反映ですから。
    > そしてこの場合、個人云々は、ほぼ意味をなさないのでは?
    >
    > より一層政策の解説をお願い致します。
    > 一般向けブログと言う限界があるとは思いますが、頑張って欲しいです。
    >
    > 以下、直接に関連しませんが、参考までに。
    >
    > 「安倍政権(というより、安倍首相)は、プーチンの訪日を実現しさえすれば、領土問題打開に繋がるかの如き印象をばらまくことに腐心していますが、プーチンが訪日するとしても、それを領土問題に対するロシアの「前向き」の姿勢の表れなどとは誤解しないことが肝要でしょう。もちろん、プーチンは百戦錬磨の政治家ですから、領土問題を「エサ」にして日本からの経済協力を最大限に引き出そうとしていることは素人でも分かることですが、そのプーチンにすがりついて、「個人的信頼関係」とやらで領土問題についても何とか進展をと安倍首相が考えているのであるとすれば、それは脳天気以外の何ものでもないでしょう。」
    > http://www.ne.jp/asahi/nd4m-asi/jiwen/thoughts/2016/767.html
    プロフィール

    川口智彦

    Author:川口智彦
    「크는 아바이(成長するオッサン)」

    ブログの基本用語:
    「元帥様」=金正恩朝鮮労働党委員長(上の絵の人物)、2016年12月20日から「最高領導者同志」とも呼ばれる
    2021年1月11日から「総秘書同志」
    「首領様」=金日成主席
    「将軍様」=金正日総書記
    「政治局員候補」=金ヨジョン(「元帥様」の妹)、2018年2月11日から「第1副部長同志」とも
    「白頭の血統」=金一族
    「大元帥様達」=「首領様」と「将軍様」
    「女史」=李雪主夫人(2018.07.26より「同志」に)

    우 그림은 충정 담아 아이가 그린 경애하는 김정은원수님이십니다.


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