「<詩> 爆風 シン・ムンギョン」:1月6日を特別な日に?、誕生日変更? (2016年1月13日 「労働新聞」)
13日付けの『労働新聞』に「水素弾」関連の詩が6編掲載されている。全てではないが、詩を読むと「1月」を特別な月にしたい、特に、1月6日を特別な日にしたいという雰囲気が伝わってくる。2013年の核実験は2月12日に行われており、同月16日の「光明星節(金正日の誕生日)」の4日前であり、この実験は「光明星節」への「祝砲」であり、「元帥様」の「将軍様」に対する忠誠心の表出という位置づけであったといえよう。
今回、1月に実験が行われたのは、当初から「元帥様」の半非公式な誕生日である1月8日への「贈り物」説が出ていたが、どうやら「贈り物」ではなく、1月を特別な月にする、もっと言えば「元帥様」の誕生日を公式化するためのセレモニーのような気がしてきた。「元帥様」の誕生日を今日に至るまで半公式の状態にしておいたのは、他でもない「お母様」問題があるからであろう。しかしながら、日本からの帰国者である高英姫を「お母様」とするには抵抗があるのか、未だに公式化されていない。そこで、「水素弾」を「爆発」させた1月6日を朝鮮民族にとって「民族的な壮挙」を実現した日とすることで、そのまま6日を誕生日としてしまうのか、その2日後を誕生日とするのか、8日は「軍民連歓大会」の舞踏会や「祝砲発射(花火大会)」が行われている。誕生日まで行くかどうかは分からないが、1月が何か特別な月となっていきそうな雰囲気がある。
以下、『労働新聞』に掲載された「爆風」を翻訳しておく。
**************
爆風
폭풍
シン・ムンギョン
신문경
水素弾の爆風は一瞬
수소탄의 폭발은 한순간
だが
허나
爆風は切れ目なくこの惑星を震撼している
폭풍은 끊임없이 이 행성을 진감한다
歓喜に煮えたぎる胸と胸に
환희에 끓는 가슴과 가슴들에
大陸と大洋を超越しながら
대륙과 대양을 넘고넘으며
正義に煮えたぎるこの疆土の地心で
정의로 끓는 이 강토의 지심에서
爆発したそれは水素弾の力なのだろうか
터져오른 그것은 수소탄의 힘인가
尊厳を命のように大切にしてきたこの国の人民が
존엄을 목숨처럼 여겨온 이 나라 인민이
5千年抱いてきた強大国の夢だ
5천년을 품고 온 강대국의 꿈이다
民族が抱いてきた祝願の噴出だ
민족이 안고 온 숙원의 분출이다
堂々たる自衛の選択
당당한 자위의 선택
水素弾の目映いその閃光が差し込んでくる
수소탄의 눈부신 그 섬광에 비껴온다
繁栄の万里大路を見詰めながら
번영의 만리대로를 내다보며
勝利者の笑いをたたえる誇り高い人民の姿が
승리자의 웃음짓는 긍지높은 인민의 모습이
そして、見えてくる
그리고 보여온다
最後の一息を求める敵共のそのなれの果てが
마지막숨을 톺는 원쑤들의 그 몰골이
どんな言葉で歌おうか、民族のこの大慶事
무슨 말로 노래하랴 민족의 이 대경사
よくやった、朝鮮よ
장하다 조선아
この惑星の地殻を揺すり
이 행성의 지각을 뒤흔들어
自主の軌道に打ち立てた我が祖国
자주의 궤도에 올려세운 내 조국
あらゆる不義と圧制の鎖を
온갖 불의와 압제의 사슬을
地球の外に放り出す先軍の爆風よ
지구밖으로 휩쓸어던지는 선군의 폭풍아
私の手に伝わる
내 손을 더듬어
ドキドキ、鼓動するこの心臓に
쿵쿵- 높뛰는 이 심장에
朝鮮公民の証票を熱く押し当てる
조선공민의 증표를 뜨겁게 눌러대인다
そして大声で再び歌い叫ぶ
그리고 목메여 다시 불러 외운다
私は強大国の人民
나는 강대국의 인민
尊厳高い祖国の息子
존엄높은 조국의 아들
なにをもっても押さえつけることができず
그 무엇으로도 누를길 없고
寝かしつけることができないこの爆風は
잠재울길 없는 이 폭풍은
数千万の心臓に爆発を連鎖させる
수천만의 심장에 폭발을 련쇄한다
富強祖国建設の戦区戦区で
부강조국건설의 전구들마다에
勝利の歓声として上がり続ける
승리의 함성으로 련이어 터져오르리
おお、民族が永遠に感謝の挨拶を捧げる
오,민족이 영원토록 고마움의 인사를 드릴
希世の霊将金正恩将軍
희세의 령장 김정은장군
大胆なそのお方の大きな心臓と
담대한 그이의 크나큰 심장과
人民の心臓が一つとなり
인민의 심장이 하나가 되여
限りなく爆発する朝鮮の爆風よ
끊임없이 터져오르는 조선의 폭풍이여
その始まりがまさに今日だ
그 시작이 바로 오늘이여라
2016年1月6日
2016년 1월 6일
この爆風は
이 폭풍은
富強朝鮮の万代を開くであろう!
부강조선의 만대를 열어가리라!
『労働新聞』、「폭풍」、http://www.rodong.rep.kp/ko/index.php?strPageID=SF01_02_01&newsID=2016-01-13-0012
今回、1月に実験が行われたのは、当初から「元帥様」の半非公式な誕生日である1月8日への「贈り物」説が出ていたが、どうやら「贈り物」ではなく、1月を特別な月にする、もっと言えば「元帥様」の誕生日を公式化するためのセレモニーのような気がしてきた。「元帥様」の誕生日を今日に至るまで半公式の状態にしておいたのは、他でもない「お母様」問題があるからであろう。しかしながら、日本からの帰国者である高英姫を「お母様」とするには抵抗があるのか、未だに公式化されていない。そこで、「水素弾」を「爆発」させた1月6日を朝鮮民族にとって「民族的な壮挙」を実現した日とすることで、そのまま6日を誕生日としてしまうのか、その2日後を誕生日とするのか、8日は「軍民連歓大会」の舞踏会や「祝砲発射(花火大会)」が行われている。誕生日まで行くかどうかは分からないが、1月が何か特別な月となっていきそうな雰囲気がある。
以下、『労働新聞』に掲載された「爆風」を翻訳しておく。
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爆風
폭풍
シン・ムンギョン
신문경
水素弾の爆風は一瞬
수소탄의 폭발은 한순간
だが
허나
爆風は切れ目なくこの惑星を震撼している
폭풍은 끊임없이 이 행성을 진감한다
歓喜に煮えたぎる胸と胸に
환희에 끓는 가슴과 가슴들에
大陸と大洋を超越しながら
대륙과 대양을 넘고넘으며
正義に煮えたぎるこの疆土の地心で
정의로 끓는 이 강토의 지심에서
爆発したそれは水素弾の力なのだろうか
터져오른 그것은 수소탄의 힘인가
尊厳を命のように大切にしてきたこの国の人民が
존엄을 목숨처럼 여겨온 이 나라 인민이
5千年抱いてきた強大国の夢だ
5천년을 품고 온 강대국의 꿈이다
民族が抱いてきた祝願の噴出だ
민족이 안고 온 숙원의 분출이다
堂々たる自衛の選択
당당한 자위의 선택
水素弾の目映いその閃光が差し込んでくる
수소탄의 눈부신 그 섬광에 비껴온다
繁栄の万里大路を見詰めながら
번영의 만리대로를 내다보며
勝利者の笑いをたたえる誇り高い人民の姿が
승리자의 웃음짓는 긍지높은 인민의 모습이
そして、見えてくる
그리고 보여온다
最後の一息を求める敵共のそのなれの果てが
마지막숨을 톺는 원쑤들의 그 몰골이
どんな言葉で歌おうか、民族のこの大慶事
무슨 말로 노래하랴 민족의 이 대경사
よくやった、朝鮮よ
장하다 조선아
この惑星の地殻を揺すり
이 행성의 지각을 뒤흔들어
自主の軌道に打ち立てた我が祖国
자주의 궤도에 올려세운 내 조국
あらゆる不義と圧制の鎖を
온갖 불의와 압제의 사슬을
地球の外に放り出す先軍の爆風よ
지구밖으로 휩쓸어던지는 선군의 폭풍아
私の手に伝わる
내 손을 더듬어
ドキドキ、鼓動するこの心臓に
쿵쿵- 높뛰는 이 심장에
朝鮮公民の証票を熱く押し当てる
조선공민의 증표를 뜨겁게 눌러대인다
そして大声で再び歌い叫ぶ
그리고 목메여 다시 불러 외운다
私は強大国の人民
나는 강대국의 인민
尊厳高い祖国の息子
존엄높은 조국의 아들
なにをもっても押さえつけることができず
그 무엇으로도 누를길 없고
寝かしつけることができないこの爆風は
잠재울길 없는 이 폭풍은
数千万の心臓に爆発を連鎖させる
수천만의 심장에 폭발을 련쇄한다
富強祖国建設の戦区戦区で
부강조국건설의 전구들마다에
勝利の歓声として上がり続ける
승리의 함성으로 련이어 터져오르리
おお、民族が永遠に感謝の挨拶を捧げる
오,민족이 영원토록 고마움의 인사를 드릴
希世の霊将金正恩将軍
희세의 령장 김정은장군
大胆なそのお方の大きな心臓と
담대한 그이의 크나큰 심장과
人民の心臓が一つとなり
인민의 심장이 하나가 되여
限りなく爆発する朝鮮の爆風よ
끊임없이 터져오르는 조선의 폭풍이여
その始まりがまさに今日だ
그 시작이 바로 오늘이여라
2016年1月6日
2016년 1월 6일
この爆風は
이 폭풍은
富強朝鮮の万代を開くであろう!
부강조선의 만대를 열어가리라!
『労働新聞』、「폭풍」、http://www.rodong.rep.kp/ko/index.php?strPageID=SF01_02_01&newsID=2016-01-13-0012